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建材と資材について

建築用語『甲種構造材』について

目視等級製材とは、節や丸身などの材の欠点を目視により測定し、等級区分した製材のことです。目視等級製材は、JAS規格(日本農林規格)によって等級が定められており、甲種構造材と乙種構造材の2種類があります。甲種構造材は、横使い用途(曲げ性能を必要とする部分)で使用されることが多く、土台や大引、根太、梁、母屋などの水平材に使用されます。乙種構造材は、縦使い用途(圧縮性能を必要とする部分)で使用されることが多く、柱や小屋束などの垂直材に使用されます。甲種構造材は、スギやヒノキ、マツなどの針葉樹構造材が分類されます。さらに、甲種構造材は構造材Iと構造材IIに分類されます。構造材Iは木口の短辺が36ミリ未満の材、構造材IIは木口の短辺が36ミリ以上かつ長辺が90ミリ以上の物です。
住宅の部位について

パティオとは?住宅に設けられる中庭の定義と活用法

パティオとは、住宅の外部空間で、内部空間と一体的に使用することを意図して、食堂、応接室、居間等に連続する形で計画された中庭のことです。床がタイル貼りで、噴水や植栽などが配置されているスペイン住宅の中庭(patio)に由来していますが、日本の住宅で「パティオ」と言う場合、必ずしもスペイン風であることは意味しません。戸建住宅では、効果的に光や風を取り込むために「パティオ」を設けるケースもありますが、集合住宅の「パティオ」は、共用部分の一部として使用されます。「パティオ」は道路側から覗かれることがなく、入居者のみに開かれたプライベートなオープンスペースとなることから、屋外で食事を楽しんだり、入居者同士でコミュニケーションを取ったりするスペースとしても活用されます。
建築の工法について

台持ち継ぎとは?

台持ち継ぎの特徴台持ち継ぎは、両部材の木口を互いに斜め方向に加工して組み合わせる継ぎ手です。荷重のかかる下側の小名木を斜めに切り両端にアゴを付け、上に男木を載せる構造となっており、接合面にダボが打たれ、継ぎ手の上に束が載るなどして、荷重がかかることによって固められます。 丸太で加工する際には、継ぎ手の切断面がお銚子のような形になることから、銚子継とも呼ばれます。台持ち継ぎは、背の大きい梁同士を柱上部で真継ぎにする場合によく用いられる継ぎ手です。柱上部で継ぐため耐荷重に強く、場所によってはボルト締めもできるため強い継ぎ手であると言えます。 また、斜めに加工された木口が互いに噛み合うことで、引き抜き力にも強いという特徴があります。丸太梁同士を継ぐ際に使用されることが多いのですが、角材同士を継ぐ場合にも用いられます。
建材と資材について

ボーダータイルで建築を彩る

「ボーダータイル」とは、細長いタイルのこと。ボーダーは縁や境界を意味し、インテリアでは縁飾りなどに利用されているが一般には外装に用いられることが多い。よく用いられるのは227mm×30mm、36mm、45mmなどのサイズである。横の水平感が出しやすく、凹凸のあるデザインが多いため、高級感を演出したいときに用いられる場合が多い。外装用タイルとして用いられる物は、吸水率の低い磁器質や、十分に焼しめられた石器質の物が使われる。タイルの製法には湿式と乾式があり、湿式は自然な風合いになる一方、乾式は寸法精度が高くクールな印象に。
住宅の部位について

建築用語『クルドサック』

クルドサックとは、車の方向転換ができるよう、行き止まりの奥がロータリーなどになっている袋小路のことです。フランス語の“cul-de-sac”に由来し、主に大規模な分譲地やニュータウンで採用されています。クルドサックにすることで、車道が袋小路になるので、外部の車の通り抜けが抑制され、日常的にはその区域の居住者や関係者の車しか入らなくなります。これにより、静かな住環境の維持や、歩行者の安全確保、防犯性の向上などに優れた効果が期待できます。
住宅の部位について

建築用語『開口部』の基礎知識とポイント

建築において、「開口部」とは、建物の出入口の他、採光・通風・換気・眺望を得ることなどを目的として壁・屋根に開けられた部分を指します。玄関・勝手口・窓や天窓がこれに該当することが多く、設置する場所や目的によって、サイズ・形状もさまざまです。開口部は建物自体の強度に影響を与えるため、柱や壁とのバランスがうまく取れる場所に設置されなければなりません。また、開口部自体が外気温の影響を受けやすいため、断熱効果の高い建具を選択したり、カーテンを使用したりすれば、ある程度コントロールが可能となります。
建材と資材について

建築用語『構造材』をわかりやすく解説

構造材とは、建物を構築するための骨組みになる部材のことです。 屋根や床の重さ、あるいは荷重など、構造にかかる力を負担する部材として、木材、鋼材、コンクリート、レンガ、コンクリートブロック、石などが用いられます。また、木造の部材では、柱、梁、桁、筋違などが構造材にあたります。構造上不可欠な材で、壁や天井などで隠れてしまう物も多いです。これに対して、見せるように使う材を仕上げ材や化粧材と言います。組積造や丸太組み工法の壁では、構造材が仕上げ材をかねている場合もあります。鉄筋コンクリート造では構造材と化粧材は明確に別の素材を用いているが、木造の場合には、同一の樹種でも節の有り無しで、構造材と化粧材に使い分けられることもあります。
住宅の部位について

竿縁天井とは何か?特徴と施工方法

竿縁天井の特徴は、天井板を竿で押さえて天井を張る、一般的な和室の板張り天井のことである。吊り木や野縁下に竿縁と呼ばれる細い木材を並べて、その上に天井板をのせる。竿縁は、床の間に平行になるように、そして板張り方向と直角になるように付けて、床挿しにならないように取り付けることが多い。竿縁は化粧材としての役目も果たしている。並べる間隔は45cm程度だが、部屋の大きさにより本数や間隔を調整する。30〜60cmの等間隔で平行に取り付ける。竿縁にはスギ、ヒノキが多く用いられるが、天井板はスギが一般的。その他、竹や小丸太などを使用する場合は、一戸建ての和室に採用されることが多い。
建材と資材について

サンドイッチパネルとは何か

サンドイッチパネルの構造とは、2枚のパネルを貼り合わせて作る方法のことです。強度が高い材料の場合には、間に性質の異なる発泡材を挟み込む方法もあります。異素材を組み合わせることによって、様々な性能をもたらすことができるようになります。軽量にすることや、断熱性や強度を上げるなど、複合化することによってメリットを高められるのが特徴です。施工性を上げるためにサンドイッチパネルを使う場合もあるため、設計思想によっても使い分けられます。自動車では、鋼板を使いつつ、間には樹脂を接着することによって、粘りを持たせるという方法もあります。建築以外に使われることも多く、耐火性や耐久性を高めながら利用されています。
建築の基礎知識について

壁率比とは?計算式と基準値を解説

壁率比とは、耐力壁のバランスをチェックする方法のことです。簡易にチェックできるため使われています。4分割法において、各界の縦横両方向を1/4ごとに区切ることで、両端となる四つの部分に必要な耐力壁のバランスを見ることによって確認することが可能です。2階建て以上か、延べ床面積が50平方メートル以上の小規模木造住宅に対して適用します。計算式としては、壁量充足率=側端部分の存在壁量÷側端部分の必要壁量>1.0で計算しますが、長さの単位はセンチです。1.0を超えていないような部分は、壁量充足率の小さいほう÷壁量充足率の大きいほうで計算し、出た答えを壁率比として、これが0.5以上になっていればバランスがとれていると判断できるため、0.5以上に設計しなおす必要があります。
建材と資材について

飼いモルタルとは?建築業界で使われるモルタルの種類と役割

飼いモルタルとは、レベル調整や裏込めモルタルに使われているモルタルのことです。構造的に強度を求められるものではありませんが、不陸を作り出さないように使用され、通りを合わせるために使われています。飼いモルタルを床に使う場合には、転ばし床下地の根太の下や大引の下に敷かれます。これによって、高さを一定レベルに調整することが可能になります。工法的にすべて水平で同じ面に調整しなければならないため、こうした飼いモルタルが欠かせません。構造的に使用されるものではありませんが、床面でのクッション性の感じ方に違いが出てくることがあります。大理石などを壁に貼るときにも使われますが、空隙ができてしまうと強度的にも問題があり、通りもそろえることができなくなります。
住宅の部位について

座敷飾り〜邸宅を彩る唐物の美〜

書院造作りの主室に設けられる唐物を飾るための物である座敷飾り。その歴史と由来は、室町時代に遡ります。室町時代に入ると、室内空間が快適な環境になってくるとともに、中国からわたってきた唐物と呼ばれる美術工芸品を収集することが流行していきました。収集を進めるとともに、飾り付ける場所が必要となり、作られるようになったのが座敷飾りです。当初は、三具足を置くための押板から始まり、棚やつけ書院を設けることで、座敷飾りというかたちができあがっていきました。床が作られるようになってからは、座敷飾りは床の上に移るようになり、客を迎え入れる様式となっていきました。これが書院造の成立とともに、座敷飾りも伴って変化していき、日常的な生活様式として取り入れられるようになっていったのです。
住宅の部位について

天井高を知ることで住みやすい住空間を作る

天井高とは、床面から天井下面まで測った垂直距離での、部屋の高さのことです。 建築基準法では、2.1m以上なければいけないと定められています。一般的に2.4mや2.5mが多くなっているのは、建材の定尺寸法はもともと尺寸であり、現在の約30cmにあたることから、この倍数にすることによっておさまりが良くなっていくためです。2.7mといった天井高も増えてきていますが、壁回りなどの寸法がうまく合わずにつぎはぎしなければいけないことも出てきます。天井高は高いほうが開放感が出てきますが、電灯などのメンテナンスは簡単にできなくなってしまうため、脚立などが必要であり、条件によっては簡単なことでも業者に依頼しなければできないこともあります。
建材と資材について

石材加工技術「バーナー仕上げ」とは?魅力と特徴を解説

バーナー仕上げとは、石材表面の仕上げ方法の一種で、石材をダイヤモンドソーという切削機で切り出したあと、冷却水を散布しながらその表面をバーナーの火で焼いて加工し、結晶をはじかせて仕上げる技法です。これにより、石材表面がけば立った仕上がりになり、滑り止め効果は上がり、また、自然な岩肌を想起させる効果もあります。施工には御影石のような硬い石が多く使われ、厚さ30mm以下の薄板にはこの仕上げを施すことは不可能とされています。石材の仕上げにはこの他に、代表的なものとしてビシャン叩き仕上げや本磨き仕上げなどがあります。ビシャン叩き仕上げとは、ビシャンと呼ばれる金づちで石材をたたいて仕上げた表面で、本磨き仕上げとは石材表面を滑らかになるように磨き上げた表面仕上げのことです。
住宅の部位について

知っておきたいバルコニーの基本

バルコニーとは、アパートやマンション、戸建住宅の2階以上の階などに見られる、住居の外壁からせり出して造られているスペースのことです。同じ構造でも、屋根が設置されているものは一般的にベランダと呼ばれます。なお、屋根が設置されていなくても、上階のバルコニーが屋根に準じた役割を担ってくれるため、ベランダ同様、雨天時に干してある洗濯物が濡れる可能性は低いです。また、バルコニーは2階以上にあるのが一般的ですが、集合住宅の場合には、1階であっても2階以上と同じ作りでバルコニーが設けられていることが多いです。戸建住宅の場合で、室内の床と突き出した部分が同じ高さである場合、あるいは広さによってはテラスと呼ばれることもあります。
住宅の部位について

錠前とは?種類や仕組みを解説

錠前とは、建物の扉に仕込まれている鍵の差し込み口のことです。鍵と間違えられやすいですが、鍵は差し込むほうであるため、錠前と鍵は別物です。建物の錠前は、本締り錠とシリンダー錠の2種類に分けられます。本締り錠は、デッドボルトだけが出入りをして鎖錠する錠前のことで、建物の横手に掘り込むタイプと面付けタイプがあります。鍵をシリンダーに差し込んで回すか、サムターンでデットボルトを回して使用します。一方シリンダー錠は外筒と内筒でできており、内筒にのみ鍵穴がある錠前のことです。そこに正しい鍵を差し込み回すことで内筒が回転し、デットボルトが動き開錠する仕組みです。また最近では、この2種に加えて、電気式やカード式の錠前も普及してきました。
建材と資材について

カット&ループパイルの魅力と特徴

カット&ループパイルとは、カーペットやラグマットに用いられるパイル地の中でも、カットパイルとループパイルの両方を使って作られたもののことです。 デザインを強調させやすく、部分的に風合いも変化させることができます。ループパイルは毛の遊びの少なく、カットパイルは優しい手触りを持つ。カット&ループパイルは、この2つの良いところをとっていると言えるでしょう。カット&ループパイルでは単一ではなく複雑な感触を作り出すことができます。また、カットの仕方などによってコントラストも浮き上がらせるため、微妙なテクスチャーを表現できることからも、複雑で立体的なデザインを作り出すことも可能です。
建材と資材について

クッションフロアとは?特徴やメリット・デメリットを解説

クッションフロアとは、裏打ちの不織布やビニール層、ガラス繊維入りビニール層、中間層には印刷柄のある発泡層、さらに表面には透明のビニールシートを積層したビニール床シートのことです。厚みは1.8~3.5mm、幅は0.9~2.0mで、20~30m巻きの商品が一般的です。クッション性があり、歩行感がよく、住宅内で使用され、洗面所やトイレ、キッチンなどの水まわりで多用されています。中間層の印刷の柄も様々で、木材の風合いを模したものや、タイル柄のもの、大理石柄のものなどがあります。水に強く、お手入れが簡単であることも特徴です。
関連法規について

実質年率とは何か?利息制限法とは?

実質年率とは、すべての支払いの合計額を年率で換算した物のことです。実質年利とも呼ばれることがあり、支払利息だけを含むわけではありません。ローンとして考えた場合には、金利に保証料を加えて計算したものが実質年率となります。実質年率の計算方法は、(元金 × 金利 + 保証料)÷ 元金 × 365日 × 360日です。例えば、元金が100万円、金利が3.0%、保証料が1.0%の場合、実質年率は4.0%となります。
建材と資材について

建築用語『RAL基準』とは?

RAL基準とは、1990年にドイツで作成された壁紙の安全基準です。RALは、ドイツ品質管理・標識協会のことです。このRALと、ドイツの壁紙メーカー14社で設立した壁紙品質保証協会の共同によって、この基準が設けられました。RAL基準では、使用者の健康、環境など配慮した内容が非常に多岐にわたっており、これらの規定を満足した壁紙のみに、品質保証壁紙のマークであるRALマークが付けられます。
建材と資材について

建築用語『石綿スレート』とは?

石綿スレートとは、石綿を混合したセメントの薄板のことです。石綿とは、岩石から採掘される鉱物で、繊維状の構造をしています。セメントと混ぜ合わせて板状に成形し、十分に乾燥させて作られます。1961年頃から屋根材として全国に広まり、屋根材以外にも、壁、床、内壁、天井などにも用いられてきました。石綿スレートは、安価で薄くて軽量、不燃性、耐久性に優れていました。しかも防音性や断熱性にも優れていたので、一般的によく使われていたのです。しかし、石綿は健康被害がある事がわかり、2004年に使用が禁止されました。そのため、石綿を含む屋根材の販売も中止となりました。現在も、現存する建物の屋根に石綿を含むものが残っているケースがあります。しかし、基材のコンクリートに固められているため、石綿は飛散しません。ただし、撤去や処理の費用は割高となっています。
建築の工法について

基礎断熱工法とは?仕組みと特徴を解説

基礎断熱工法とは、建物の外周に面した基礎の立ち上がりに、板状の断熱材を施工する断熱工法である。地盤に接するため、シロアリ対策には注意が必要である。基礎断熱工法は、床断熱に替わる断熱方法として確立されてきた。床断熱は、床下換気を行なう場合に使う断熱方法で、さらにその下の基礎に断熱材を施工する手法である。寒冷地北海道の住宅への施行、検証がなされ、寒冷地の汎用技術として確立された。床断熱と大きく異なるのは、床下換気口を持たず、基礎よりより内側を室内側ととらえる点だ。床下空間も温度が保たれるので、床下環境が改善され、木材の普及に対して安全とされる。
建築の基礎知識について

建築用語『施工床面積』について

施工床面積とは、施工するすべての床面積を指す用語です。 床面積という言葉には、様々な意味がありますが、その一つとして、建築基準法で定められている延べ床面積があります。延べ床面積とは、敷地に接する地盤面から軒の出までの水平投影面積のうち、建築物の外部に突出する部分などを除いた面積のことです。施工床面積は、延べ床面積よりも広く、バルコニーや小屋根裏などの生活空間ではないスペースも含まれます。そのため、施工床面積は必ず延べ床面積よりも大きくなります。表題登記でも施工床面積が使われることがありますが、この場合の床面積は不動産登記法に基づいて算出されます。不動産登記法上の床面積は、延べ床面積とは異なる数字になる場合があります。これは、施工床面積が施工する企業によって決められ、どこまで含めるかは決められていないためです。例えば、足場を設置する場合には、足場のスペースも施工床面積に含まれることがあります。
建材と資材について

長手積みとは?

長手積みの特徴としては、まず、長手方向に積み上げていくという点があります。これにより、千鳥に積んでいくことになるため、壁厚は小口の厚みに限定されてしまいます。小口積みと比べて、構造的にはほぼ変わらない積み方になりますが、強度を考慮すると、壁厚が減ってしまう分だけ小口積みに劣ってしまいます。長手積みの特徴として、様々なところで見ることができるという点があります。日本では、横浜市開港記念会館が代表的な場所として挙げられます。また、防水工事で土嚢を積み上げる場合にも、長手が水に向かうように積み上げる方法を長手積みと呼びます。これは、防水工事の基本的な積み方であり、3段積み、4段積み、5段積みと重ねていきます。
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