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建材と資材について

建築用語『歩み板』 解説と種類紹介

「歩み板」とは、建築現場の高所などに板を渡して、作業員が歩けるようにする物です。 その場で作業をすることもあるため、足場とも呼ばれています。 日本は木造建築が盛んで木材も豊富であったため、足場には余った木の板がよく使われていました。 歩み板と名が付いたのはそのためでしたが、軽くて丈夫なアルミ製の物が使われるのが一般的となりました。
建材と資材について

建築用語『インサート(金物)』について

インサート(金物)の種類インサート(金物)には、「鍛造品」と「鋳物製」の2つの種類があります。「鍛造品」は、金属を熱して叩いて加工したもので、強度が高く、柔軟性のあるのが特徴です。一方、「鋳物製」は、金属を溶かして型に流し込んで加工したもので、強度が低く、もろいのが特徴です。用途に応じて、これらの2種類を使い分けています。「鍛造品」は、強度が必要な部分に使用され、「鋳物製」は、強度がそれほど必要ではない部分に使用されます。
住宅の部位について

戸境壁の基本的な知識と役割を理解する

マンション・アパート等の集合住宅で、隣の住戸との境を仕切る壁のことを「戸境壁」と呼びます。戸境壁の主な役割は、防火と防音です。建築基準法上、戸境壁は、耐火構造、準耐火構造、防火構造のいずれかにしなくてはなりません。また、壁が天井裏まで達していなければならないことも規定されています。戸境壁の防音性能は、コンクリートの厚さや、壁の構造によって異なります。法の規定はありませんが、隣家との生活音を遮断する上で、少なくともコンクリートの厚さが15cm以上必要と言われています。戸境壁には、大きく分けて、コンクリート壁に直でクロスを貼るクロス直貼りと、コンクリート壁にボードを貼りその上にクロスを貼る二重壁があります。二重壁は、コンクリートを平らにならす手間とコストが抑えられるため、一時期多く使われた工法です。しかし、コンクリートとボードの空間で音が増幅し、防音性能が低くなることが分かり、吸音材を入れるなど工夫されるようになりました。
建材と資材について

スタイロフォームとは?使い方や種類、メリット・デメリットを解説

建築用語の「スタイロフォーム」とは、ダウ化工株式会社の製品のひとつで、断熱材の一種として使われる材のことです。「スタイロフォーム」は、断熱材における登録商標です。スタイロフォームは、1種から3種まであり、用途によって使い分けることができます。型に材料を入れてから、加熱して型から取り出すという方法である押出法で製造されます。1種は、屋根や壁の断熱に使用され、2種は床の断熱に使用され、3種は冷蔵室や冷凍庫の断熱に使用されます。
建築の基礎知識について

床荷重とは?オフィス内のサーバールームやヘビーデューティーゾーンについて解説

床荷重とは、床の積載荷重、および床の自重のことをさします。1㎡あたりの荷重を計算するものです。床荷重が知りたいときに使われ、特に新築オフィスでは、自分が設置したい設備が耐えられるかどうかを知るために活用されます。一般的なビルの場合、床荷重は300kg/㎡〜500kg/㎡となっています。しかし、サーバールームなど、床に大きな荷重がかかるエリアでは、700kg/㎡〜1000kg/㎡といった高い荷重に耐えられるように設計されていることもあります。この床荷重に耐えられる部屋のことをヘビーデューティーゾーンと呼びます。
建材と資材について

防水材料の基礎知識と種類・使い方

防水材料とは、耐水材料のうち、水の浸透を防ぐために防水層に使用されるものです。特徴としては、透水性の少ない材料でアスファルトやアスファルトフェルト、モルタル、屋根防水用塗膜、水ガラスなどがあります。しかし、防水材料の中には、耐水材料に比べて耐水性が短いものも含まれるため、修繕や維持管理が必要な物が多いのが一般的です。 防水工事には、メンブレン防水とシーリング防水の2種類があります。メンブレンとは膜のことなので、メンブレン防水工事とは、不透水性の防水材料を防水の必要な部位に加工することです。一方、シーリング防水工事には、ビルや住宅などの外壁部材の隙間にある目地や、その他の建築部材の隙間において機能上、水密性や気密性が求められる場合に、隙間に詰める材料を使用します。
建築の設計について

基準図とは?建築用語を解説

基準図とは、設計図のひとつであり、詳細図や納まり図など、同じ図面を何回も書くことがある場合に、これらを基準化して描いた図面のことです。基準図は物件ごとに使いまわしをすることができ、設計の簡素化を図ることが可能となります。また、様々な基準となるものに基準図の名前が付いており、例えば、溶接記号を図面化した溶接基準図、柱や梁等を接合する際にスプライスプレートの大きさや、ボルトの本数を定めた溶接基準図、適用範囲や、記号や使用する手法や配筋などを定めた鉄筋コンクリート構造配筋基準図などもあります。
建築の設備について

粉末消火設備:油火災を素早く鎮火する設備

粉末消火設備とは、油火災を想定している場合に設置される設備のことです。粉末消火剤を噴射して消火することができ、これが熱反応によって分解されて、不燃ガスを発生します。噴射時に窒素ガスを用いることによって、相互作用を発生させ、空気中の酸素濃度を低下させることで消火することができます。輻射熱も遮断することができ、液化ガス火災に対しても効果を上げることができます。液体を噴射させるタイプとは違い、清掃することで復旧が可能となるため、機器を傷つけることや、汚損させることが少ないです。貯蔵方法を誤ったりしなければ、長期保存ができるうえ、交換する必要性がないため、メンテナンス性にも優れます。電源が故障したとしても、窒素ガスを利用していることから手動散布も可能です。
建築の設計について

レッド&ブルーチェアの歴史とデザイン

建築用語「レッド&ブルーチェア」は、1918年にオランダのゲーリット・トーマス・リートフェルトによってデザインされたアームチェアのことです。背もたれ部分が赤、座面が青で彩られているのが特徴的で、名前の由来でもあります。水平、垂直、直線を強調したデザインで、デ・スティール運動の代表的な作品として知られています。リートフェルトは単純な要素の組み合わせで3次元の空間を作り出す手法を一貫して用いており、近代建築や家具のデザインに大きな影響を与えました。リートフェルトの代表的な作品はレッド&ブルーチェアの他、ユトレヒトのシュレーダー邸や低層住宅団地、アムステルダムのゴッホ美術館、ベネチア・ビエンナーレのオランダ館などがあります。「レッド&ブルーチェア」の誕生には、デ・スティール運動が深く関わっています。デ・スティール運動は、1917年にオランダの画家であり建築家であるピエト・モンドリアンとテオ・ファン・ドースブルフによって設立された芸術運動です。デ・スティール運動は、純粋な抽象芸術を追求し、水平線と垂直線、原色による構成を基本としました。リートフェルトはデ・スティール運動の初期から参加し、運動の理論を家具のデザインに応用しました。レッド&ブルーチェアは、デ・スティール運動の理念を具現化した作品であり、リートフェルトの代表作のひとつとなっています。
建材と資材について

い草とは?その特徴や使い方

い草の特徴い草は、湿地や浅い水中に生える植物です。泥の上で育ち、蔺草と書く単子葉植物のイグサ科に属する植物です。また、トウシンソウとも呼ばれています。畳表を作るために、水田で栽培されている地域があり、特徴的な植物です。変わった形状をしており、先のとがった細い茎を持っています。茎は束になって生育しているため、見た目ですぐにい草であることが分かります。畳で使用される針状の部分は、花茎であり、茎ではありません。茎は非常に短く、地下茎となっています。葉が退化しているため、見た目に葉がないように見えるのも、独特な姿を作り出している理由です。畳表の他、帽子や枕の材料としても使用されています。
建築の基礎知識について

アカンサスのすべて

アカンサスとは、地中海沿岸に見られるキツネノマゴ科アカンサス属の植物のことです。 大型でノコギリ状のとげがあり、天に向かって広がる葉が特徴です。見た目がアザミに似ているため、和名では「ハアザミ」と言います。インテリア用語としての「アカンサス」とは、この植物をモチーフとした装飾のことを指します。 「アカンサス」の装飾は、コリント式やコンポジット式オーダー(円柱と梁の構成法)の柱頭、フリーズなど様々な部分に掘り込まれています。古代ギリシア文化がこの装飾の起源であり、葉の先端が渦を巻いているデザインが特徴的です。その後「アカンサス」のデザインは、ビザンティン、ロマネスク、ゴシック建築の中に受け継がれていき、ルネサンス期に復興し、支持され続けています。
住宅の部位について

有効面積とは?

有効面積とは、有効部分の面積のことです。 土地の他に、自然光を取り入れるために有効な面積の場合は採光有効面積、火災時に発生した煙を排出するための有効排煙開口面積といった使われ方もされます。実際に使える部分の面積となるので、傾斜地などは含まれません。ビルやマンションといった区分所有建物の場合は、建物の延べ床面積から共用部分を除いた専有部分の部分を指します。すなわち、貸室、店舗、事務所等として使用する部分を言うのが一般的です。壁の厚みや柱の中心から計算した壁芯面積ではなく、内法面積が専有部分すなわち有効面積となります。区分所有建物の場合は登記簿には内法面積を記載していますが、パンフレットには壁芯面積で記載することもあります。
建築の工法について

グリッパー工法とは?カーペットの施工方法を解説

グリッパー工法とは、カーペットを固定する方法の1つで、グリッパーと呼ばれる固定金具を使用するのが特徴です。グリッパーをカーペットの裏に引っ掛けて施工するため、フェルトグリッパー工法とも呼ばれます。グリッパーは金具のため、当然厚みがあります。そこで、アンダーレイと呼ばれる下地フェルトを敷いた上にカーペットを引っ張ります。しっかりと引っ張って施工することになるため、波打ったりすることがありません。固定金具を使うため、張りかえる場合にも手間がかかりにくく容易と言えるでしょう。アンダーレイを使うことで、衝撃吸収性が上がり防音効果も高くなります。厚みがあるため、断熱効果も高めることができます。
建築の設備について

建築用語『水噴霧消火設備』とその仕組み

水噴霧消火設備とは、スプリンクラーのように散水して消火する設備のことです。噴霧ヘッドから放射状に散水することで、火を包んで消火することを目的としています。スプリンクラーと比べて、水噴霧消火設備は散水される粒が小さく細かいのが特徴です。これによって、水分を急激に蒸発させることができるようになり、気化熱の効果によって火災時に発生する熱を奪い取り冷却することができるのです。また、噴霧することによって、水蒸気も発生させることができ、燃え続けるためになくてはならない酸素も遮断する役目もあります。一般的なスプリンクラーよりも水圧を高めてあるだけではなく、ヘッド部分も異なるものを使用しているのが特徴です。
建築の工法について

建築用語「転ばし床」とは

転ばし床とは、コンクリートや玉石などの上に直接床下材を置き、床束を使用せずに床板を張る工法のことです。床高に余裕を取ることができない場合に用いることが多く、床束を使わない方法のため、工期は短くなり、費用もかからなくなります。また、床下に余裕がない施工方法であり、床束がない分だけ低くなるため、のちのメンテナンスはしにくいことが多いです。特に、湿気対策に問題が出てくるため、転ばし床では防湿シートを敷くなどの対策をしなければならないです。この防湿シートは、スラブ下に使われる方法で、かつては仮小屋やバラックのような建物で使われていましたが、鉄筋コンクリートを使い、耐久性や耐震性を高めることによってマンションなどでも使われることがあります。
住宅の部位について

クレセントとは?仕組みと防犯対策

クレセントとは、サッシの引き違い窓に取り付けられる、戸締り用の締め金具のことです。アルミサッシなどの窓に多く使用されており、半円のハンドルを下から上へ回転させて、受け金具に固定することで施錠するシンプルな仕組みの金具です。名称の由来は、発売された当初の形状が三日月を彷彿とさせたことからきています。しかし、近年では、クレセントの形状は三日月形に限らず、細長いものやメーカーによって様々な種類のものがあります。クレセントは施錠が簡単である反面、その単純さゆえに防犯性は低く、クレセント付近のガラスを割って簡単に侵入されてしまうケースが増加しています。そのため、クレセントは暗証番号式など防犯性を意識したものが発売されるようになりました。また、防犯シートや補助鍵などを併用して、クレセントの防犯性を高める対策も必要です。
建材と資材について

長手積みとは?

長手積みの特徴としては、まず、長手方向に積み上げていくという点があります。これにより、千鳥に積んでいくことになるため、壁厚は小口の厚みに限定されてしまいます。小口積みと比べて、構造的にはほぼ変わらない積み方になりますが、強度を考慮すると、壁厚が減ってしまう分だけ小口積みに劣ってしまいます。長手積みの特徴として、様々なところで見ることができるという点があります。日本では、横浜市開港記念会館が代表的な場所として挙げられます。また、防水工事で土嚢を積み上げる場合にも、長手が水に向かうように積み上げる方法を長手積みと呼びます。これは、防水工事の基本的な積み方であり、3段積み、4段積み、5段積みと重ねていきます。
建築の設計について

設計基準強度とは?基礎知識と求め方

設計基準強度とは、構造計算で基準としたコンクリートの圧縮強度のことです。設計基準強度は、コンクリートから供試体を取り、20度の水中養生を行ない、圧縮試験を行ない求めていきます。設計基準強度は、打設箇所によって必要な強度が異なるため、異なる設計基準強度が設定されます。設計基準強度では、最低の強度が決められており、打設したコンクリートがこの強度を超えるように配合を考えていきます。そのため、品質基準強度とは異なります。設計プロセス上で求められる数値であり、実際のコンクリートの強度ではありません。実際に供試体には圧縮強度にばらつきが起きるため、品質基準強度として、設計基準強度と耐久設計強度の高いほうに対して、ばらつきを加味します。さらに、気温などの環境影響を計算し、呼び強度を出さなければなりません。
関連法規について

住宅性能表示制度について、わかりやすく解説

住宅性能表示制度とは、住宅の品質確保に関する法律である品確法の規定で制定された制度のことです。住宅の性能を表示する制度であり、比較ができるような表示にしなければなりません。性能としては、住まいが地震に対してどの程度強いのか、火災に対してどれほどの安全性を持っているのかなど、項目は10にもなります。これが、等級や数値によってあらわされるため、比較がしやすいです。公平で確実なものとするため、第三者機関の評価員が評価するものであり、設計段階と完成時のチェックが必要だ。任意で行なわれるのが住宅性能表示でもあり、行なわれた物件に対しては評価書が交付されます。評価を受けていれば、トラブルが起きた場合、指定住宅紛争処理機関が迅速に対応できるようになり、住宅ローンや地震保険に関して優遇されることもあります。
その他

メトロポリス:都市の形態と機能

メトロポリスとは、経済や文化の中心となる大都市のことです。メトロポリスは、多様な都市機能を兼ね備え、周辺都市との集合体として大都市圏が形成されることも多くあります。メトロポリスは、一国やその周辺地方においてのみならず、国際的に連携する際の一大拠点としても認識されており、ニューヨークやパリ、ロンドン、東京などがあてはまります。イギリスでは首都という意味合いもあり、実際にメトロポリスの多くが国の首都となっています。メトロポリスの由来は、ギリシャ語で母を意味する「meter」と都市を意味する「polis」を合わせた単語であり、古代において植民地の始まりとなった都市を指していました。当時も政治や文化の中枢として捉えられ、人口の多い大都市であったとされています。アレクサンドリア、ダマスカスなど古代都市として栄え、21世紀にまで人間の居住地として残る例もあります。
関連法規について

敷地面積の最低限ってなに?

敷地面積の最低限の目的は、ひとつの広い敷地を分割してしまう、ミニ開発を防止し、良好な住環境を保存することだ。ミニ開発とは、敷地を小さな区画に分割して販売し、多数の住宅を建設することだ。このことが進むと、住宅が密集してしまい、住環境が悪化したり、日照や通風が悪化したりする。敷地面積の最低限を定めることで、このような問題を防止している。また、敷地面積の最低限は、都市計画においても重要な役割を果たしている。都市計画では、都市の将来像を描き、その実現に向けて必要な施策を定めている。敷地面積の最低限は、この都市計画において、住宅地の環境を守るために重要な役割を果たしている。
建材と資材について

低発熱コンクリートと建築業界

低発熱コンクリートとは、コンクリートが水和反応で発する熱を低減させたコンクリートのことです。 コンクリートは、硬化するために水和反応が必要となります。この際に、応力が発生しひび割れが出てしまうことが多いです。そこで、低発熱コンクリートにすることによって、厚みを持たせてもひび割れを抑制することができるようになります。ダムや大型構造物などでは、1回で打設するコンクリートの量が大きいためコンクリートが基本になってきますが、どうしても発熱量が大きくなってしまいます。他にも、自己収縮を抑えるためにも水和熱を抑えるためにも必要です。基本としては、発熱しやすい主要鉱物を抑えた中庸熱ポルトランドセメントを使うことによって発熱を抑えることができるようになります。
住宅の部位について

リビングキッチンとは?メリットデメリットと間取り

「リビングキッチン」とは、居間に台所を組み込んで調理や食事などがひとつのスペースで行えるようにしたものだ。「LK」とも略称される。リビングキッチンを設けるメリットは、まず、住居内の開放感が増し、キッチンとリビングを一体化させてひとつの空間を作ることで、家族が集まって料理をしながらコミュニケーションが図れることにある。また、リビングキッチンを中心に他の家事動線を考え、間取りが設計されているため、都市住宅やアパートに使用される場合が多い。リビングキッチンを設けるデメリットは、部屋と部屋を仕切る壁が少なくなるため、断熱性や気密性の確保が重要となることだ。また、キッチンから出るニオイや油煙がリビング側に広がりやすいため、換気にも配慮が必要となる。
建築の基礎知識について

インテリアデコレーションってどんなもの?

インテリアデコレーションとは、室内装飾の中で、趣味や伝統を踏まえて作られた様式のことを言います。インテリアデコレーションを行う人のことをインテリアデコレーターと呼びます。インテリアデコレーションは、様々なインテリアエレメントの中から選定していくことになりますが、総合的にとらえて演出することで成立すると言えるでしょう。インテリアデコレーターは、専門職であり、欧米では特に定着している職業のひとつです。しかし、日本では、インテリアデコレーションの技術ということ自体が認知されにくい部分であり、民間で基準化する制度があるにとどまっています。個人レベルのライフスタイルに合ったインテリアデコレーションが存在する以上、理解したうえで行なっていかなければなりません。
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