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建築の工法について

パッケージハウスの魅力とメリット

建築用語『パッケージハウス』とは、建設現場で直接施工者が調達する建材以外の建材を設計図書に基づいて、一括して輸入するシステム住宅のことを指す。従来の建売住宅と違い、基本的なプランはそのままで、建て主のライフスタイルや、趣味趣向に合わせて設計変更ができるのが大きな特徴となる。設計者と見積もりを見ながら打ち合わせを行なうので、建物の規模、建築費を含めた総事業費が明確に分かりやすい。パッケージハウスに含まれているものとして土地代、建物代、外構工事費、地盤調査費、設計費、消費税などが一般的。ただし、会社によってはシステムキッチンやユニットバスなどの住宅設備機器、内装仕上げ材を建物代に含めて販売しているところもある。
建材と資材について

建築用語『スタッド』とは?

「スタッド」とは、間仕切り壁を用いる際に取り付けられる柱材となるものを指します。 鉄骨というよりは、鉄板を曲げたような物で、壁の下地にするものです。45cm間隔で建てられて、石膏ボードを貼るために使用されます。鉄骨造りで梁とコンクリートスラブを一体化させるために、溶接してあるボルトのこともスタッドと呼びます。根巻きコンクリートを鉄骨柱一体化させる場合にも、鉄骨柱にスタッドを溶接しておくことになります。耐震工事の中でも、鉄骨ブレースを取り付けて無収縮モルタルを圧入していく工法があります。このとき、スパイラル筋を内部に配筋しますが、鉄骨ブレースにスタッドを取り付けておくことで、さらなる一体化を図ることができるため、取り付けられていることが多いです。
住宅の部位について

建築用語『入隅』とは?

対語である出隅とは、反対に出っ張った角のことを言います。入隅と出隅は、2つの面が外壁でも内壁でも変わらず、どちらも入隅、出隅と呼ばれます。入隅や出隅を取り入れた設計は、木造の在来工法が対応しやすく、住宅をチェックするためのポイントのひとつにもなります。部屋の角である入隅は、角部分の左右の木材を斜め45度にカットして突き合わせて仕上げます。しかし、そこに不自然な隙間があると、直線にカットした面を垂直にあわせただけという、手間を省いた工事の可能性があるので、施工業者の信頼度を測るためにも注意が必要です。
建材と資材について

建築用語『和紙』とは?

和紙とは、日本古来の製法によって作られた紙のことです。原料には、コウゾ、ミツマタ、ガンピなどの靱皮繊維が用いられ、手漉きで作られます。機械が発展してからは抄紙機による機械漉きでも作成されています。和紙は強度が高く、吸湿性に富むのが特徴です。建築では襖や障子などに用いられています。和紙に対して洋紙も存在し、洋紙は原料に広葉樹を使用します。和紙に用いられる靱皮繊維は広葉樹の数倍の長さで、それを、薬品などを使わずに複雑に絡み合わせるように漉き上げて作成されるために強度が高く、耐久性も高いです。洋紙の寿命が約100年なのに対して、和紙は1000年以上保存がきくといわれています。和風な建具によく使用されており、和室以外でも天然素材としてインテリア向けの需要が高まっています。
建築の基礎知識について

建築用語『地積』とは?

登記簿上の土地面積とは?「地積」とは、登記簿上の土地面積のことです。土地の広さのことも言います。土地の構図によって計算し産出されます。表示面積は、住宅の場合は小数点3位を切り捨て、農地の場合には小数点以下を切り捨て整数で表示されています。不動産登記簿の表題部に土地の種類である地目とともに記載されていますが、公図自体が明治初期の地租改正時の検知がもとになっていることが問題です。現在の地図とは大きく異なる部分が多数存在するため、面積が異なることは珍しいことではありません。境界自体も不正確で分からないことが多いです。
建築の基礎知識について

耐力壁線とは?その役割と設置の条件について解説

建築基準法において『耐力壁線』とは、それぞれに塀目を耐力壁等によって構造的に区画する線のことである。品確法で構造区画線と呼ばれているのは、以下の条件を満たすものである。(1)各階の各方向の外壁線の災害集を通る平面上の線。(2)各階の各方向の床の長さの6/10以上でかつ4m以上の有効壁長さを有する平面上の線。また、これらの条件に該当する耐力壁の感覚は8m以下である。耐力壁線に平行に1m以内の耐力壁は、その耐力壁線と同一線上にあるものとみなされる。
建築の基礎知識について

ボーリング調査の基礎知識

ボーリング調査とは、掘削機などを用いて地盤の強度や地質等を調査することである。器具を用いて地盤に深い穴を掘ることで、地質を調べる他、土をサンプリングしたり地下水の水位を測定することができる。ボーリング調査は他の調査方法に比べて、より信頼性の高い調査方法であるとされている。ボーリング調査は、地盤の強度や地質等を調査するために必要な調査方法である。ボーリング調査の結果は、建物の基礎設計や地盤改良工事の計画などに活用される。ボーリング調査は、建設工事を行う前に必ず行われる調査である。
建材と資材について

建築用語解説:AE剤

建築用語である「AE剤」とは、コンクリートに対して添加される混合材のひとつであり、気泡を細かくする界面活性剤のこと。ワーカビリティーを高めるために添加されるのだ。ここで言うワーカビリティーとは、コンクリートの流動性を指し、AE剤を使うことにより充填性が大幅に向上し、欠陥を少なくすることが可能となる。減水効果を狙ったAE減水剤も存在し、実際に同一コンシシテンシーを得ることができるため、水量を減らすことができる。また、凍結に対して抵抗力を高めることができる。空気の粒が浮力を作り出すために、骨材の沈降も抑制できるため、ブリーディングを減少させることも可能となる。
建材と資材について

木材の乾燥とは?乾燥材の種類や特徴

建築用語で「乾燥材」とは、天然または人工的に所定の含水率まで乾燥させた木材のことです。建築に使用する木材は、水分が多すぎると反りや曲がりなど、変形の原因になることがあり、あらかじめ乾燥させた、含水率の低い木材を用います。乾燥させる方法は2つの手法があります。1つは釜などに入れて人工乾燥させる方法で、これはKiln Dry Woodの略でKD材と呼ばれ、もう1つは、天然乾燥させる方法で、こちらはAir Driedの頭文字からAD材と呼ばれます。反対に、乾燥の処理を行なっていない木材はグリーン材と呼ばれます。人為的に乾燥させた木材は、木材の内部まで均質に乾燥させることができるため、寸法精度が良くなりますが、脂分が抜けてつやが失われます。自然乾燥では、つやは出るが半年以上かかり、曲がりや割れが起きやすいのが難点です。
建材と資材について

春慶塗りとは?漆塗りの技法で木目の美しさを見せる

春慶塗りの特徴は、透明な漆の上から着色した素地の上に透明な漆を何度も塗り重ねることで、木目を生かした美しい仕上がりになることです。また、蒔絵などの加飾を行わないため、他の漆製品に比べて工程が少なく、安価に作ることができ実用性も高いことが特徴です。春慶塗りは、江戸時代初期の漆工である春慶が始めたと伝えられており、その名が由来しています。春慶塗りには、飛騨高山の飛騨春慶、秋田県能代の能代春慶、茨城県郡城の泡の春慶など、各地方に独特の様式や技術が見受けられます。春慶塗りの魅力は、素朴な技法でありながら、下地の色の選択や漆の精製に各地方独特の様式や技術が見受けられることにあります。また、透明な漆の上から着色した素地の上に透明な漆を何度も塗り重ねることで、木目を生かした美しい仕上がりになることも魅力です。
建築の工法について

壁式構造:柱と梁に頼らない強固で低コストの建築法

建築用語の「壁式構造」は、躯体にかかる力を柱や梁ではなく壁で支える構造のことである。「壁構造」とも呼ばれる。鉄筋コンクリート造で、壁や床板などの平面的な構造材の組み合わせでできており、柱がなく面だけでできた箱状の骨組みになっている。面全体で躯体を支え、床と壁が接合している構造のため、軸組構造と比べてコストが低く強固である場合が多い。「壁式構造」は壁式鉄筋コンクリート構造、壁式コンクリートブロック構造などに分類され、主に5階以下の中低層階鉄筋コンクリート・マンションなどの集合住宅に用いられる。室内に柱や梁がないため、室内を広く使用することが可能である。構造上、ある程度の壁量が必要なため、窓などの開口部の取り方が限定されやすくなる。
建材と資材について

塗壁 – 日本伝統の左官仕上げ

塗壁とは、壁の左官仕上げのことです。土壁や漆喰、モルタル、ブラスターなどの仕上げがあります。乾式工法は、ボードなど乾燥した材料を壁に貼り付けるため、区別して考えられます。乾式工法に比べ、施工する職人の技量が仕上げにはっきりと出てくることから、仕上がりに差が出てきてしまうこともあります。湿式工法となるため、施工に時間がかかり、乾燥もさせなければなりません。完成までにかかる工数が多くなることから、費用も高くなりがちです。代わりに剥がれ落ちたりしたときでも補修がしやすく、部材ごと交換する必要はありません。多孔質である珪藻土のような天然素材を使うこともできるため、室内環境を整えることもできるというメリットもあるのです。
建築の工法について

モジューラー生産とは?建築業界の効率化を支える生産方式

建築用語におけるモジューラー生産とは、規格化された部品を作り、最少の種類の部品で最多の種類の製品を生産する方式のことです。多品種少量生産が可能な生産方式といえます。モジュールとは複合という意味で、あらかじめモジュール部品を組み上げておき、最終製品に組み入れることを意味します。部品中心生産方法とも呼ばれます。モジュラー化により必要な部品などを大量生産し、低価格で生産することが可能になります。また付加価値の高い中核部品を組み合わせることで、注文から納品までの時間であるリードタイムを短縮することもでき、品質の安定化にも効果があります。
建築の設備について

ガス漏れ警報器の役割と設置場所

ガス漏れ警報器とは、ガスが漏れ出したときに、センサーによって感知し警報を発する装置のことです。 ガス漏れ事故を防ぐためには、ガスの使用量や設備の状態を定期的に点検し、異常がないかを確認することが大切です。また、ガス漏れ警報器を設置することで、万一のガス漏れの際にも早期に異常を感知することができ、被害を最小限に抑えることができます。ガス漏れ警報器には、それぞれの機器に警報を付ける方法と、外部に警報装置を備え付ける方法があります。個別に取り付けている場合には、それぞれの機材の性能などによっても防止できる場合があります。しかし、その機材が故障したときには、異常を感知することができません。そこで、外部にガス漏れ警報器を付けておくことで、安全を確保することが重要です。ガスは空気よりも重いLPガスと、軽い都市ガスがあるため、それぞれの特性に合わせて設置場所を考えておかなければ効果が発揮できません。 LPガスの場合には、床面から30センチ以内、都市ガスの場合には、天井から30センチ以内が基準となります。
住宅の部位について

ユニットバスとは?特徴やメリット・デメリットを解説

ユニットバスとは、工場で浴室の天井・浴槽・床・壁などをあらかじめ作っておき、それらを住宅現場で組み立てて完成させる浴室のことです。システムバスと呼ばれることもあります。ユニットバスは、水漏れやカビの発生が少ないことから、一般の住宅だけでなく、マンションやホテル、病院など様々な場所で用いられています。ユニットバスは、浴槽とトイレがひとつのスペースに配置され、ワンルームの賃貸マンションなどによく見られる間取りと思われがちですが、それは間違いです。また、浴槽と洗面台が一体になっている物は「2点ユニット」、さらにそこにトイレがプラスされると「3点ユニット」と呼ばれます。
住宅の部位について

自宅併用マンションとは?メリットと活用方法

自宅併用マンションのメリットは、いくつかあります。その中でも、最大のメリットは固定資産税の軽減です。特に都心部などの地価が高い地域では、固定資産税の負担が大きくなります。自宅併用マンションにすることで、敷地面積が拡大し住宅用地の面積が拡大するので、固定資産税額が軽減されます。また、将来的な相続税対策にもなります。自宅併用マンションの場合、自宅部分と賃貸住宅部分でそれぞれ独立した評価が行われるので、相続税の負担が軽減されます。さらに、賃貸住宅部分の賃料収入を、自宅部分のローンの返済に充てることで、節税効果も見込めます。ローンを完済できれば、老後の収入源としても活用できます。また、将来、二世帯住宅への変更といった、ライフサイクルに合わせた事業計画もしやすくなります。
住宅の部位について

吊束とは?その種類や用途

吊束の種類吊束は、主に木造建築で使用される部材で、桁や梁からつりさげる束のことです。束は短い縦に使う部材のことで、地面や床などに使われることが多いですが、吊束は鴨居や長押を支えるために使われます。欄間を取り付ける場合にも、吊束が必要になります。吊束には、木製の吊束と金属製の吊束があり、それぞれに特徴があります。木製の吊束は、伝統的な木造建築で使用されてきた部材で、加工が容易で、意匠性に優れているという特徴があります。金属製の吊束は、強度が高く、耐火性に優れているという特徴があります。近年では、金属製の吊束が主流となってきています。
建材と資材について

建築用語『松』の魅力

松とは、北海道から九州、屋久島まで日本全域に分布するマツ科の針葉樹です。 特にアカマツ、クロマツ、ゴヨウマツ、ハイマツのことを指します。トドマツ、エゾマツ、カラマツは属が異なり、通常は「松」の仲間には入れません。「松」は樹脂道をもっているため、材面にヤニがにじみ出やすいです。木材の形があまり良くなかったり変色したりしますが、強度に優れているため表面に出ない構造に用いられることが多くありました。しかし、樹脂分による経年変化が美しい味わいを出すとして人気が高まり、梁やフローリングに多用されています。
住宅の部位について

家族が増加していくのに合わせて増築する家「ワクセンデハウス」について

ワクセンデハウスとは、家族が増加していくのに合わせて増築するようになっている家を指します。ドイツでは、1960年代からワクセンデハウスが普及し始め、今では定着した住宅形式の1つとなっています。ワクセンデハウスは、家族の成長に合わせて増築していくことができるため、柔軟性に優れているのが特徴です。また、増築部分の設計を工夫することで、家族のライフスタイルの変化にも対応することができます。ワクセンデハウスは、家族の成長に合わせて無理なく住宅を拡張していきたい人におすすめの住宅形式です。
建材と資材について

熱線反射板ガラスとは?その仕組みとメリット・デメリット

熱線反射板ガラスとは、金属または金属酸化物の薄膜をガラスの表面に形成することで、日射光線の反射率を高めたガラスの一種です。 このコーティングにより、ガラスの表面は反射面のような外観になり、屋外よりも屋内のほうが暗い場合、外からは内部の様子が見えにくくなります。それにより、プライバシーの保護にも役立ちます。熱線吸収板ガラスは、熱線を遮断することを目的とした類似のガラスですが、ガラス自体が日射光線を吸収するため、ガラス自体の温度が上昇し、それによって間接的に室内にエネルギーが流入してしまうという欠点があります。熱線反射板ガラスは、表面で熱線を反射するため、室内へのエネルギーの流入はなく、省エネ効果をさらに高めることができます。
建材と資材について

ヘアーロックとは?建築用語辞典

ヘアーロックとは、椅子用の充填剤として使用されているものであり、天然素材の獣毛を用いている点が特徴です。 製造工程は、ラテックスを混入させて、乾燥硫化させるというものです。ヘアーロックは、天然素材を使用しているため、経年変化でなじんでいき、半永久的なクッション性を持っています。そのため、人工素材に比べて非常に長持ちさせることができます。また、ヘアーロックは独特な座り心地があり、200年以上経過してもクッション性を保っているものもあります。椅子用の充填剤には、ヘアーロック以外にも、重量の軽いポリウレタンフォームや綿、合成繊維、ヤシの実から作るパームロックなどがありますが、耐久性という点では、ヘアーロックが優れていると言われています。
建築の基礎知識について

固定荷重とは?~建物重量の基礎知識~

固定荷重とは、建物自体が持つ重さのことです。移動しない荷重のことを指すため、躯体や仕上げ、設備などの建物を構成する荷重のことと言えるでしょう。英語ではdeadloadと書くが、日本語でも死荷重と呼ぶ。これは、すべての材が逃れることができないことを意味している。建物そのものの重さでもあることから、自重と呼ぶこともあります。固定荷重に関しては、構造的な要因が大きく影響するため、木造がもっとも軽くなります。鉄骨造りが続き、鉄筋コンクリート造りになると比重の問題からも非常重くなります。気密性や断熱性の向上だけではなく、耐震性を高めたりすることが多くなったことからも、固定荷重は増加する方向に蟻、地盤も伴って補強しなければ耐えることができなくなりました。
建材と資材について

床板とは?その種類や特徴を徹底解説

床板とは、床に張る板状の材料であり、下地がなくても使用できるのが特徴です。一般的には仕上げ材として用いられ、畳や絨毯式の下地を指します。縁甲板、フローリングブロック張り、合板床などが代表的です。床板に使用される樹種としては、ナラ、ブナ、ヒノキ、チーク、サクラ、マツなどがあります。フローリングは、単層フローリングと複合フローリングに大別されます。単層フローリングは、一枚の板材で構成されており、複合フローリングは、複数の層で構成されています。用途としては、根太張用と直張用に区別できます。根太張用は、根太と呼ばれる木材の上に張るもので、直張用は、コンクリートや合板などの下地に直接張るものです。また、簡易的な外部階段に使用される鋼板性のチェッカープレートなども利用されます。チェッカープレートは、滑り止め効果があり、安全性が高いのが特徴です。床板は、椅子をひきずったりしたときに発生する軽量床衝撃音に大きく関係しており、騒音トラブルにつながりやすいです。そのため、カーペットからフローリングへのリフォームは、集合住宅などでは特に注意が必要です。
建材と資材について

建築用語「上小節」が表す木材の等級・評価とは?

上小節とは、製材の表面の等級を表す言葉で、JASの造作用製材の、材面の品質基準として規定されています。木材、特に柱は1等、小節、上小節、無節と分類されます。無節がもっとも高価である材面にまったく節がないものの等級を無節と呼びます。また、上小節よりも節の長径が長く、個数の多いものの等級を小節と言います。これらの等級は、柱の4面のうち、もっとも良い一面のみで決まっています。無垢材しかなかった時代には、上小節は高級な品であったが、集成材が普及してからは無節が一般的になりました。緑甲板の等級にも同様に使われています。
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