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建築の基礎知識について

建築用語『デベロッパー』とその役割

デベロッパーとは、大規模住宅造成やリゾート開発などを行なう開発業者のこと。公社のような公的資金を使う公的デベロッパーがある一方、大手不動産会社やゼネコン、商社、電鉄会社といった民間資本を使う民間デベロッパーがある。分譲マンションの売主もデベロッパーと呼ばれ、規模が小さい一戸建ての建売業者もデベロッパーだ。事業として考えた場合、土地をそのまま販売して利益を発生させるのではなく、造成や建築といった加工を行なうことにより、費用回収を図る。投資の側面を持っており、採算性に着目することで土地を購入する。採算性と言う面において、それぞれに目的が存在し、電鉄系であれば開発事業を行ない人口を集中させることで、利用者の増大を目指す。
住宅の部位について

カップボード

カップボードとは、皿やカップといった食器を収納する食器棚のことです。 元々食器棚は、ティーカップを収納する場所として棚があるだけだったため、「カップ」と「ボード」で「カップボード」と呼ばれるようになりました。時と共に、「カップボード」は皿やカップ類、ナイフ、フォークといった食器類や食料品も収納されるようになっています。システムキッチンメーカーによって、システムキッチンと揃いの「カップボード」が生産されており、天然木で作られたものや、初めから湿気対策が施されたものもあります。キッチンのインテリアに合わせて材質や色が選ばれることが多いです。分譲マンションの中には、最初からキッチン設備として標準装備されていることもあります。
建築の設計について

矩計図から探る建物の品質

矩計図とは、建物の軒先を含む屋根から基礎までを垂直に切断して詳細な寸法等を記入した断面図のことです。 主要な外壁部分の高さや材料、各部材の納まりなどが細かく記入されており、建物の建築設計において最も重要な図面のひとつです。断面図の縮図が100分の1から200分の1で描かれるのに対して、「矩計図」は20分の1から50分の1程度で描かれるため、より細かい部分まで詳細に知ることができます。「矩計図」では、仕上げ材や断熱材、防水方法、屋根裏換気の考え方も分かるため、建物の品質を明確に知ることが可能です。また、ローコスト住宅と呼ばれる家では、工務店側にある幾通りかのプランから選ぶ建て方をするため、標準的な「矩計図」がある場合が多く、個別の「矩計図」は省略されることもあります。
建材と資材について

ノンスリップとは?滑らないために階段やスロープに取り付けられるもの

ノンスリップとは、階段の踏板の端に付けて、歩行のときに滑らないようにするための物です。踏板の摩耗防止を兼ねる物もあります。階段、スロープなど主に屋外での使用に適した一般屋外用、浴室、プールなど主に素足での使用に適した屋内用、通行量の多い場所に重歩行用が主です。素材としては溝を入れた金属製やタイル製のノンスリップが一般的です。室内の階段では汚れが付着しにくいタイプや、簡単に取り外しができるタイプの物が多いです。
建材と資材について

防湿気密フィルムとは?

防湿気密フィルムとは、気密性を確保するために張るフィルム状のシートのことです。気密住宅に用いられ、相当隙間面積が5c㎡以下の、隙間が少なくて気密性の高い住宅を指します。防湿気密フィルムは、外気に面する床や壁、天井の面に施され、それらの継ぎ目には気密補助剤を施工することで連続性を確保することが可能です。防湿気密フィルムは、気密層の合成が高く平面保持が良好なため、仕上げ材を上から張った際に重ね部分の気密精度が向上し、施工が容易になります。また、防湿気密フィルムは湿気や結露を防ぐため、建物の耐久性を向上させる効果もあります。
建材と資材について

ヤング係数とは?構造力学の基礎知識

ヤング係数とは、材料の変形しにくさを表す係数のことです。 ヤング係数が大きいほど、材料は変形しにくくなります。 ヤング係数は、弾性率とも呼ばれ、材料がどれだけひずみに対して応力を必要とするかを定めることができます。 ヤング係数は、材料の種類によって異なり、単位も異なります。 ヤング係数は、弾性の限度内である場合、応力に対してひずみは一定の比率を持つということが重要です。 これは、同軸方向のひずみと応力が比例定数であることを意味します。 ヤング係数の名称は、イギリスの物理学者であったトマス・ヤングに由来しています。 トマス・ヤングは、弾性体力学だけではなく、エネルギーという用語を始めて用い、概念として導入したことでも知られています。
建材と資材について

丸太の魅力と活用法

丸太とは、樹木の丸みをそのまま生かした木材です。基本的には樹皮を剥いだだけのものを指しますが、特殊な例として樹皮付きの丸太を使用する場合もあります。丸太にはいくつかの種類があり、和室などの見えがかりに用いる磨き丸太や絞り丸太などの化粧丸太、そして、構造材に用いられる丸太梁などがあります。丸太は、欧州では旧石器時代から家の柱や骨組に使われていたと推測されており、素材としての歴史は古く、日本では縄文時代から盛んに活用されてきました。丸太は加工が容易で製造コストが安く、耐水性があり、火には弱いが熱には強く、変形も少ないなどの理由から万能素材として扱われており、現在は住宅をはじめとした建築物から食器などの小物まで、幅広く活用されています。
住宅の部位について

引掛けシーリングとは?国内の照明の主流となっている設置方法を解説

引掛けシーリングとは、天井に照明を簡単に取り付けることができるようになっている取り付け器具のことです。引掛けシーリングは、天井に設置された金属製のフック状の器具で、照明器具の電線を引っかけて簡単に取り付けることができます。引掛けシーリングには、照明器具の重量を支えるための金属製のフックと、電線を接続するための電極が備わっています。照明器具を取り付ける際には、まず照明器具の電線を引掛けシーリングの電極に接続し、次に照明器具をフックに引っかけて固定します。引掛けシーリングは、照明器具の取り付けが簡単に行えるため、新築やリフォームの際に広く使用されています。また、引掛けシーリングは、照明器具の交換も簡単に行えるため、照明器具の交換が必要になった場合にも、簡単に交換することができます。
住宅の部位について

シースルーとは?

シースルーとは、「向こう側が透けて見える状態」である。 透けるような薄手の素材を用いて作られ、ファッションやインテリアで使用される。「シースルー」という言葉は、もともとファッション業界で使われていたが、近年ではインテリア業界でも使われるようになりました。インテリアの場合には、透けやすいファブリックを用いることで、後ろの景色を程よく透けさせます。シースルーのファブリックをカーテンやブラインドに使用することで、開放感のある演出をするとともに、奥行きも感じさせられます。
住宅の部位について

建築用語『見え掛かり』の解説と使い方

見え掛かりとは、建築物の仕上げ面において、部材が重なっても下にならず、表面に現れて、目に見える部分のことを指します。 正面のことを示す「見付き」とほとんど同じ意味になりますが、「見付き」は正面的に全部が見えるのに対し、「見え掛かり」のほうが見られ方の意識が薄く、見えるのだが、斜めからだったり、下からだったりすることが多いです。仕上げにあたっては意匠面での配慮が必要な個所となります。反対に、見え掛かりよりも見え方が少ない場合は、「見え隠れ」と言います。例として、一枚めくらないと見えない場合や建具を動かすと見える場合などで、見える場合と同じ程度の仕上げが必要となります。ちなみに、「見付き」の反対は「見返し」と言われます。
建築の設計について

建築用語『モーメント』がもたらす力と作用

建築用語の「モーメント」とは、支点にかかる力で物体を回転させる作用のことを意味します。構造設計上、不可欠な要素であり、支点からの距離とかかる力によって生み出されます。モーメントは、この2つの値を掛け合わせたもので表されます。支点が固定されている場合、モーメントは力を与えると、部材を曲げようとしていき、曲げモーメントとして作用します。この場合、回転運動となることが重要です。「モーメント」は、回転力やトルクとも呼ばれることがありますが、これらはすべてモーメントのことを指しています。「モーメント」は距離に比例する力であり、回転したときに軸となる部材にかかる力ととらえるのが正しいでしょう。作用する力の方向にも左右されるため、垂直になると最大となります。
建材と資材について

建築用語『クリープ現象』とは

建築用語でクリープ現象とは、長時間荷重を与えると物体変形する現象のことです。例えば、梁に長時間荷重をかけ続ければ、梁はやがて変形して下にたわみが出てきます。このクリープ現象はどんな材料であっても時間とともに生じてきます。そのため、設計段階ではクリープ現象を想定して対策を盛り込むことが必要です。
クリープ現象によって破壊されてしまうことをクリープ破壊と呼びます。クリープ現象は、温度や湿度と関係しやすいです。温度が高いとクリープ現象が発生しやすくなります。コンクリートは乾燥収縮を起こしやすい性質を持っているため、湿度が低いとクリープ現象が生じやすくなります。木材の場合には、クリープ現象はたわみとして表れやすく、初期荷重によるたわみの量の3倍程度まで増加することもあります。これによって、屋根の雨水が逆流するといった問題が起こることもあります。
建築の基礎知識について

根入れ深さって何?地震に強い建物の条件

根入れ深さとは、基礎や杭が地中に刺さっている部分の長さや深さのことです。地盤面から基礎底の深さを指しており、地盤面を表すGLに対してDFと呼ばれることがあります。根入れ深さということを単独で考えた場合、深ければ深いほどよいでしょう。それだけ抵抗できるようになるため、地震などで構造物が移動してしまったり、転倒したりする可能性を下げることができます。また、横への変化だけではなく、上下の変化に対しても抵抗力を高めることができるため、変形や破壊からも守ることができます。ただし、現実的にはどこまでも深くできるわけではありません。建築基準法には、ベタ基礎なら12cm以上かつ凍結深度以上にするなどの決まりが存在します。
建材と資材について

コストダウンで建設費を節約

-*コストダウンとは-*コストダウンとは、建材などの原価や、外注の費用などを削減して、生産原価を切り下げることを指す和製英語である。コストダウンの対象は多岐にわたる。例えば、労働生産性や設備生産性を向上することにより労務費の削減。単価低減や外注の再編による購入コストの削減。物流拠点や倉庫作業の効率化による物流費削減。リース料や保険料の抑制による間接費用の削減などがある。また根本的な対策として、事務作業の見直しや作業分担、販売戦略などを見直すことも、コストダウンにつながる。コストダウンを行なうには、到達すべき目標を明確にし、次にそれを実現可能とするための現状を打破した施策展開を行なう。環境を迅速に捉えて、反映させる必要がある。
住宅の部位について

マンホールの基礎知識

マンホールとは、下水道や暗渠といった施設から、人間が出入りするように設けた蓋をした穴のことです。 一般的に垂直なトンネルがついている下水道のような物を指していますが、航空機の翼に取り付けられている燃料点検用の空洞もマンホールと呼ぶことがあります。下水などの他にも、地下に埋設された電気や通信ケーブルの点検口としても使用されています。人が入ることができない点検口の場合には、ハンドホールと呼ばれており、鋼鉄やコンクリートで作られた蓋がしてあります。マンホールには鋼鉄製の蓋がついていることが一般的です。様々な物が作られ、都道府県ごとに違う物などもあります。実際には、この蓋がなくてもマンホールであり、内部にはタラップが付けられていることが多いです。
建築の基礎知識について

建築用語『結線』の意味とは?種類や使い方を解説

結線とは、通電を可能にするために、端子などを取り付けてケーブルやコードを接続することです。電気機器の部品を電線でつないで、配線することです。「室内結線」「結線図」といった使い方があります。結線の種類は様々で、その中でも代表的な種類として「片切りスイッチ結線」と「三路スイッチ結線」があります。「片切りスイッチ結線」は、AC100V電源のプラス側を片切りスイッチに入れ、AC100V電源のマイナス側を負荷に接続。それから負荷の片方を片切りスイッチに接続するという方法で行います。階段や廊下でよく使用される「三路スイッチ結線」というものもあります。まず、AV100V電源のプラス側を三路スイッチの片方に接続し、それから、AC100V電源のマイナス側を負荷に接続。負荷の残りを三路スイッチの片方に接続し、三路スイッチ間の渡り線も接続します。その他、「四路スイッチ結線」などもあります。
建築の基礎知識について

建築用語『採寸』

採寸とは、製作を始めるにあたり、あらかじめ作品を設置する場所や必要となる各部分の寸法を計測しておくこと。オーダー家具などの製作では、それらを設置する場所の「採寸」が必要となる。引っ越す前には、家具の設置場所などのために採寸をしておくとよい。冷蔵庫、ドラム式洗濯機、食器棚といった扉付きの家具を置く場合は、家具を置く場所に面したスペースや通路の幅も採寸しておく。カーテンを買う場合は、窓のサイズではなく、カーテンレールの幅、カーテンレールから窓下までの長さなどを採寸する。ソファやベッドなどの大型家具を購入する際は、家や部屋に入るかどうかを確かめるため、玄関やドアのサイズなどの採寸が必要となる。
建材と資材について

凝灰岩とは?特徴や種類、利用方法をご紹介

凝灰岩とは、火山灰が堆積してできた岩石のことです。火山由来の岩石ではありますが、生成条件が異なることから堆積岩に含まれます。火山灰の中でも細かい物は固まっていくため、さまざまな色を作り出しています。4ミリ以下という細かい火山灰のため、割れ方向が存在せず、層状構造もほとんどありません。ただし、大規模な火山灰が降り続いた場合や、時間がかかることで層状になることがあります。火山ガラス破片から生成されたものやマグマの晶出でできた結晶性凝灰岩など、その組成によって凝灰岩としても分類できます。水中堆積すると、混合しやすく層灰岩として分類されることもあります。固結度が高い凝灰岩は採石として利用されますが、通常は不適とされることが多いです。
建築の基礎知識について

柱形とは何か?デザイン性の高い壁の突出部分のこと

柱形とは、壁から突き出して半面だけ見えている柱のことです。 また、柱として構造の荷重を担っているわけではないが柱の形をしている物のことも柱形と呼びます。壁式構造の建物では柱がない場合が多いですが、デザインとして柱のように壁を突出させている部分のことを柱形と言います。西洋の古典様式の柱をかたどっている物は、特にピラスターと呼ばれます。類似の言葉に梁形があります。梁形とは、天井の懐寸法よりも梁成が大きい際に天井面から飛び出している梁の部分のことを言いますが、梁の形その物のことや、天井を突き出させて梁のように見せている部分のことも梁形と言います。 デザイン性の他、鉄骨造では柱のまわりに耐火被覆を施し、その仕上げとして柱形で覆う、という場合もあります。
建材と資材について

建築用語『パイプシャッター』について

パイプシャッターのメリットとデメリットパイプシャッターのメリットは、通気と視線を妨げずにシャッターを下ろすことができる点です。そのため、店舗のショーウィンドウ前やガレージなどによく利用されています。また、外壁開口部で防火措置を施さなくても良い部分などに用いられることもあります。タイプは、手動で下すタイプと、電動で下せるタイプの二種類があります。パイプシャッターのデメリットは、定期的な手入れが必要である点です。特に、海岸地域や工業地域などではサビが進行しやすいため注意が必要です。また、パイプシャッターはステンレス製であることが多く、費用がかかることもデメリットの一つです。
建材と資材について

建築用語『甲板』とは?

船の甲板は、船の上部にある鉄板や木板を張り詰めた床のことを指します。一方、建築用語の甲板は、テーブルをはじめ机や棚などの上面の広い板のことを指します。また、「甲板」とは、船の上部にある鉄板や木板を張り詰めた床のことを言うが、建築用語では、テーブルをはじめ机や棚などの上面の広い板のことを指す。床の間などに貼られた板は地板と言って、フローリングなどの幅の狭い板も甲板とは表現しません。甲板は、天板、テーブルトップ、トップボードとも呼ばれ、天然木の一枚板や集成材、突き板などが使用されます。甲板の端部分の処理の仕方によって複数の種類があります。「両耳付き」「片耳付き」「耳なし」などだ。また、システムキッチンに使われる甲板の場合には、クックトップやワークトップとも表現され、ステンレス、人造大理石、天然石、集成材、タイルなどの多様な材質が、各々の特徴を生かして使われています。
建材と資材について

建築用語『粗骨材』とは?その役割と種類

粗骨材とは、コンクリートに使われる骨材のこと。主に砂利のことを指すが、粒径が5mm以上のことを区別して、粗骨材と呼ぶ。細骨材との違いとしては、5mmのふるいにかけたときに85%以上残留する物ということが、JISで規定されている。砕石のことを指すことが多く、人工骨材などを利用する方法も。骨材として求められることとして、適度な硬度を持っており、泥などの有機物は付着していないことが挙げられる。さらに、吸水量が重要な要素であり、アルカリ骨材反応の原因を作らない物を選ばなければならない。塩分が極力含まれていないことも重要で、粗骨材の質が、コンクリートの質に大きく影響してしまうと言える。
建材と資材について

建築用語解説:透過損失

透過損失とは、音が壁や床によって損失していくことを指す建築用語です。記号はLTで単位はdBで表わします。透過損失は、壁や床に対する入射音に対して、対象に対して入った音の大きさの差を示しています。音が失われていくため、それだけ静かになることであるから、遮音性を示すときに用いられます。壁や床などの材料層が持つ性質によって変化する数値となるが、質量が大きく、重くて緻密な物ほど音を通しにくくなるため、数値も大きくなっていきます。こうした条件から当てはまっていくのは、隙間ができにくいコンクリートということになります。通気性が高くなると、その分、透過損失が少なくなっていくため、仕上げ材にブラスターを使っていく必要が出てきます。
建材と資材について

建築用語『ワイヤ』とは

ワイヤとは、針金や電線または通信ケーブル、銅線(ワイヤーケーブル)のことです。工事配線や延長コード、電気設備等に使われます。被電が付いており、銅分が30%〜80%と様々です。同じ太さの1本の金属棒に比べ、柔軟で曲げることが可能です。建築の工事現場では吊り下げ、牽引、支持などを目的とします。そのため、ワイヤーロープは綱(つな)とも呼ばれます。針金やピアノ線、ステンレスなどをより合わせた物を使います。主に吊り橋、ケーブルカー、索道などに用いられます。送電用のワイヤーケーブルの電気伝導体には、電気伝導性の高い銅やアルミニウム合金を使うのが一般的です。この場合、機器内部などを除き、送電線は銅線を寄りあわせたワイヤーケーブルとなります。
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