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建築の基礎知識について

建築用語『用途地域』とその種類を理解しよう

用途地域とは、市街化区域内の各エリアの特性や街作りの目的に合わせて指定される、都市計画で定められた基本的な地域区分です。用途地域には、「第1種低層住居専用地域」、「第2種低層住居専用地域」、「第1種中高層住居専用地域」、「第2種中高層住居専用地域」、「第1種住居地域」、「第2種住居地域」、「準住居地域」、「近隣商業地域」、「商業地域」、「準工業地域」、「工業地域」、「工業専用地域」の12種類があり(都市計画法8条)、それぞれに建てられる建物の種類、用途、容積率、建ぺい率、規模、日影などが決められています。用途地域は、乱開発から住環境を守り、住居、商業、工業など、それぞれの地域にふさわしい発達を促すためのものであり、その地域区分は周辺環境を知る上で参考となります。
関連法規について

建築用語『建築士事務所』とは?

建築士事務所とは、建築に関する専門的な知識・技術を持つ建築士が在籍し、設計や工事監理、契約、指導監督、調査、鑑定などの業務を行う事務所のことである。建築士事務所を開設するためには、建築士法に基づいて、一定の実務経験を積んだ建築士を管理建築士として都道府県知事に登録しなければならない。建築士事務所の主な業務は、設計、工事監理、建築工事契約、建築工事の指導監督、建築物に関する調査、鑑定、建築に関する法令もしくは条例に基づく手続きの代理などである。建築士事務所は、一般住宅や大きなビルなど、それぞれ得意な分野を持っていることが多い。設計だけを依頼することや、施工の選択から施設の維持管理までトータルで依頼することも可能なので、必要に応じた建築士事務所を選択する必要がある。
住宅の部位について

建築用語『立面図』とは?

立面図とは、建築用語で、建物や構造物の正面、側面、背面の図面のことです。全体的な外観を示す図であり、隣家と接地しているなどの場合を除き、特に表記する必要がなければ、東西南北の四面の立体図を作成するのが通常です。外壁、扉、窓、出入口の形状や、基準地盤面などを図示し、側斜線や道路斜線などのチェックもこの図で行われます。鉛直面への投影で、対象物を正面からみた正面図や側面からみた側面図などが含まれます縮尺は1/50〜1/100程度です。立面図は建物の外観意匠図としての性格が強く、細かい寸法などの記入は省かれることが多いです。「姿図」とも言われます。各図面の並びを左から右へ、反時計回りの順に書かれますが、最近ではCGやカラーパースを使って、立体画像を作るケースも多いです。
建築の設備について

建筑用語『交流』を解説

交流とは、時間とともに方向と大きさが変化する電流のことです。 周期的波形を持っており、平均値は0になります。ACと書かれている場合には、交流電源を指します。通常は電流のことを指していますが、電圧と区別せずに呼ぶ場合もあります。それに対して時間とともに変化しないものを直流と呼びます。家庭で使用されているものはすべて交流であり、直流は使われていません。乾電池を使ったりする電灯などは、直流電源です。この場合、方向が変化しないため、乾電池を逆方向に入れてしまうとつかないことがあります。これは直流だからです。変化の速度が、毎秒50回転するのであれば50Hzであり、60回転なら60Hzとなります。発電効率が良く、変圧器を使うことで電圧を変えやすいことから家庭などで用いられています。
建築の基礎知識について

住宅の断熱性能を表す熱損失係数とは?

熱損失係数とは、住宅の断熱性能を数値で表したもので、値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。住宅の断熱性能は、熱抵抗値などから判断する仕様基準と、熱損失係数などから判断する性能基準という2つの方法で表すことができます。同じ工法の住宅であっても、住宅の表面積、窓面積、換気量などによって断熱性能は異なります。しかし、熱損失係数を算出することで、熱貫流率や、熱抵抗値では判断できないバランスを知ることができるので、条件の違いを考慮した上で断熱性能を把握することができます。ただし、熱損失係数の計算は複雑で時間がかかり、多くの書類を必要とするデメリットもあります。
住宅の部位について

床束の基礎知識

床束とは、1階の床下に設ける短い柱のことである。大引きを支えることが目的で、束石やコンクリートの上に設置することで受け止めさせる垂直材をさす。一般的には90cm角程度の木材が使われていたが、乾燥収縮を起こす問題があった。床鳴りの原因となることから、簡単に調節できるプラ束や鋼製束に変わっていった。施工の点でも、木製の床束は微調整に多くの時間を割くことになる。調整が容易になり、工期の短縮に大きな効果を与えるようになった。プラ束は合成樹脂製で、大引きを簡単に受け止める受け口がある。鋼製束も同様に回転させるだけで高さ調節できる構造となっている。
建材と資材について

建築用語辞典「硬化時間」とその解説

塗料や接着剤の硬化時間は、塗布された塗料や接着剤が硬くなるのに要する時間です。硬化時間は、塗料や接着剤の種類、外気温、湿度によって異なります。塗料や接着剤の硬化時間は、一般的に塗料や接着剤の缶や容器に記載されています。塗料の硬化時間は、塗料の種類によって異なります。水性塗料は、油性塗料よりも硬化時間が短いです。水性塗料は、水分が蒸発して硬化するため、油性塗料よりも硬化時間が短くなります。油性塗料は、油分が酸化して硬化するため、水性塗料よりも硬化時間が長くなります。接着剤の硬化時間は、接着剤の種類によって異なります。瞬間接着剤は、主成分のモノマーが被着剤表面の水分と反応して、短い硬化時間で固まる接着剤です。紫外線硬化性樹脂は、目的に応じて最適な照射条件を設定すれば、秒単位の硬化時間も可能です。
住宅の部位について

建築用語『主照明』ってなに?

主照明とは、部屋全体を平均的に照らす照明のことです。ベース照明や全般照明とも呼ばれます。陰影が出にくく、平坦な印象を与えるのが特徴です。主照明に対して、特定の場所を照らす照明方法や、照明器具のことを補助照明、または部分照明、局部照明と呼びます。ブラケット、スポットライト、フットライトなどが補助照明にあたります。主照明はシーリングライトとは異なり、天井に直接施工するのが基本です。天井材に器具を埋め込むようにして設置する埋め込み型と、天井材に取り付ける直付型に大別されます。形状はライトバー型やスクエア型がよく見受けられます。照明部分に拡散版を持つ物や格子状のルーバーを持つ物、集光用の傘を持つ物などがあります。
関連法規について

事業用定期借地権とは?その利用方法と3つの要件

事業用定期借地権とは、居住用ではなく事業のために土地を賃貸借する定期借地権の一形態です。従来、事業用定期借地権の設定期間は「10年以上20年以下」とされていましたが、法改正により平成20年1月1日から設定期間が、「10年以上30年未満」と「30年以上50年未満」の2タイプに区分されました。事業用定期借地権は、次の3つの要件をすべて満たすことで設定することができます。1. 借地権の存続期間を「10年以上30年以下」、もしくは「30年以上50年未満」に設定すること。2. 借地上の建物を事業用(住居用を除く)に供すること。3. 借地権を設定する土地が、都市計画法で定められた用途地域に含まれていること。
関連法規について

第1種低層住居専用地域とは?特徴と注意点

第1種低層住居専用地域とは、低層住宅における良好な住環境を守るために定められた地域であり、低層住宅とは、2階から3階建て以下の住宅を指す。 第1種低層住居専用地域では、建物の高さが10mまでと定められているため、マンションであっても3階建ての物までしか建設することが不可能である。小規模であっても店舗の建設も認められていない。必ずしも第1種低層住居専用地域によって日当たりが守られたり、騒音被害がない場所が保証されているわけではない。道路を隔てた土地が商業地域の場合、大きな建物が建設されて環境が変わってしまうことや、第1種低層住居専用地域として許されている権利内であっても、高さの違いによる圧迫感などは発生する可能性がある。
建築の設備について

プルボックスとは?その役割と種類

プルボックスの役割は、電線をまとめて収納し、配線を収納させることによって分岐や敷設を容易にすることです。また、電線が交差してしまうようなときであっても、プルボックスを設置することによって、問題を減らすことができます。さらに、配線ということを考えても整理することができるため、有効な設備と言えるでしょう。プルボックスの仕組みは、電気設備技術基準ということでは、電線管内で延長したり分岐したりすることはできません。そこで、プルボックスを設置して内部で延長したり、分岐させたりするのです。サイズは、電線の収容かケーブルの収容かによって変わってきます。電線の仕様などもかかわってくるため、本数なども考慮して選定していかなければいけません。
建材と資材について

錺工事とは?建築用語の解説

近年では、錺工事という言葉はあまり使われなくなっています。その理由は、板金工事と言う方が一般的になったからです。板金工事とは、薄く平らな形に形成された金属のことで、この金属を取り付ける工程を「板金工事」と言います。鉄や銅、トタンなどを切断加工や曲げ加工などを行って様々な形状にし、屋根材や葺き付け、雨樋(あまどい)、外壁の水切り、ダクトなどに使用します。錺工事には、板金工事の別名、という意味の他に、装飾金物などの工事という意味もあります。装飾金物とは、建物の外観や内観を、イメージに沿った物にすることを目的とした装飾品のことです。装飾金物には、モニュメントやオブジェクト、ポイント金物、把手、押板(おしいた)、飾り金物などがあります。そして、これらを作る工程は、装飾工事とも呼ばれます。
住宅の部位について

建築用語『目地』と種類

目地は、建築部材の継ぎ目のことです。石やレンガの継ぎ目を指すことが多く、木材や金属板の継ぎ目に使用されることもあります。部材の積み方によって、継ぎ目が縦横に直線状になる芋目地と、継ぎ目の縦線が2段以上直線にならない破れ目地の2種類に大別されます。また継ぎ目の状態によって、外見上継ぎ目を見えないようにした眠り目地、継ぎ目を装飾的に処理した化粧目地があり、化粧目地は、出目地平目地入込み目地などの種類に分けられます。外壁における目地の一番の目的は、建物に雨風が侵入するのを防ぐことですが、この他にも温度や湿度、経年によって部材が膨張したり歪んだりしたときに、クッション代わりとなって変形部分を調整するという大切な役割を持っています。
建築の基礎知識について

青海波模様の歴史と意味

青海波模様とは、日本の伝統模様の紋様であり、波を表した幾何学模様のことです。三重の半円を連続させた幾何学模様であり、交互にいくつも重ねられてできあがっています。青海波模様の発祥は古代シルクロードと言われており、シルクロードによって日本にもたらされました。これが飛鳥時代であったことから、平安時代に作成された源氏物語の中に雅楽として登場し、光源氏が舞うシーンが出てくる。衣装が青海波模様になっているが、これが名前の由来ではないかとも考えられています。普及するまでは江戸時代まで待たなければならないが、連続で続くことから吉祥紋として使われてきました。無限に続くという意味の他に、人々の平和な暮らしという意味もいわれのひとつとしてあります。
建築の基礎知識について

建築用語『人間工学』とは?その特徴と活用例を紹介

人間工学とは、人間の持つ特性や能力を環境に対して適合させることを研究する学問です。 人間工学が追求するのは合理化です。道具や作業環境を人間に、より合うようなものに変えていくことで、効率化を図っていくのです。人間工学は、日々の生活で使っている家具や設備などに対し研究していくことで、利用しやすい物を作り出すことを可能にします。また、システムの設計などにおいても活用されることがあり、効率化を進めることができます。人間工学は機械側の生産性などを重視するのではなく、人間が利用する場合を想定して考えます。そのため、従来にはなかったような形や機能を生み出すことができるのです。人間工学は、ヒューマンエンジニアリングやエルゴノミクスとも呼ばれます。
住宅の部位について

面皮とは?丸太の風合いを生かした建築用語

「面皮(めんぴ)」とは、磨き丸太のうち、樹皮が四隅に残っている状態や手法のこと。樹皮自体も面皮と呼ぶ。面皮とは、磨き丸太のうち、樹皮が四隅に残っている状態や手法のことです。樹皮自体も面皮と呼びます。丸柱や角柱が使われてきたが、段々と自然のままで使われる手法が好まれるようになってきました。そこで、角柱としての機能を残しつつ、自然な風合いを作り上げるために面皮のような手法が取られるようになりました。手斧で斫り仕上げしていくため、面は取れるものの、角に丸太の皮が残ります。
建材と資材について

ユニット鉄筋でスマートな建設現場を目指せ

建築用語の「ユニット鉄筋」とは、事前に溶接加工されてくみ上げられている鉄筋のことです。工場で加工しておくことで、精度を高めることができるようになります。現場での加工が行なわれないことから、施工に対する時間の節約にもなります。柱や梁といった構造材で用いられることが多いですが、外壁や床といった場所に使う鉄筋でも使われるようになってきました。ユニット工法は、工場で生産することによって、品質の均一化を図ることができるところにあります。生産性ということを考えても現場よりもはるかに高くなり、大量の供給もすることができるようになります。
建築の基礎知識について

建築用語『基本設計』とは?

建築用語『基本設計』とは、施主からの与条件や、各種法規制などの条件を前提として、基本的な内容を図面で明らかにすることを指します。目的とする建築実現のために用いられ、製図する縮尺の程度に対応して、精度の範囲で計画内容が具体的に図面化されます。その設計図を「基本設計図」、または、「計画図」と言います。建物を形にするために行う設計という作業には、基本設計と実施設計があり、計画された案やイメージが敷地の上でどのような形になりうるかの検討作業のほぼすべてが基本設計で決まります。基本設計では、「仕様書」「仕上表」「配置図」「平面図(各階)」「断面図」「立面図(東南西北の各面)」「概算見積書」などの設計図書が作成されます。
建築の工法について

モジューラー生産とは?建築業界の効率化を支える生産方式

建築用語におけるモジューラー生産とは、規格化された部品を作り、最少の種類の部品で最多の種類の製品を生産する方式のことです。多品種少量生産が可能な生産方式といえます。モジュールとは複合という意味で、あらかじめモジュール部品を組み上げておき、最終製品に組み入れることを意味します。部品中心生産方法とも呼ばれます。モジュラー化により必要な部品などを大量生産し、低価格で生産することが可能になります。また付加価値の高い中核部品を組み合わせることで、注文から納品までの時間であるリードタイムを短縮することもでき、品質の安定化にも効果があります。
建築の施工について

分かりやすく解説!建築用語『納まり不良』とは?

納まり不良とは、建物の中で他の部位・部材との取り合い部分が正常に工事されていて、十分な状態でない場合に使われる言葉です。 例えば、水平の部材と垂直の部材との接合部分が、丈夫であることはもちろんだが、同時に正確に組み込まれていて、見た目にも不安感や不快感がなく美しくなければならない。また、壁と床・天井、外壁と屋根などのコーナー部分、壁と窓などの開口部との取り合い部分などもすき間などがなく、雨漏りのないように施工されていることが大切だ。このような状態でない場合を総称して納まり不良と言う。また含水率の多い木材(通常20〜30%以上)を使用した場合、取り付けあとの収縮や反りなどによって、当初の納まりが悪くなって不良となる場合がある。
建材と資材について

木材保存剤とは?その種類と特徴

木材保存剤の種類木材保存剤には、水溶性と油性があり、さらに、加圧処理と現場塗布に分かれます。水溶性の木材保存剤は、水に溶かして使用する薬剤で、木材の内部まで浸透しやすく、効果が長持ちします。しかし、水に溶けやすいことから、雨や湿気にさらされると効果が低下するため、屋外での使用には適していません。油性の木材保存剤は、油に溶かして使用する薬剤で、水溶性の木材保存剤よりも効果が長持ちします。また、水に溶けにくいことから、雨や湿気にさらされても効果が低下しにくいため、屋外での使用に適しています。加圧処理は、木材保存剤を真空状態にして、その後、木材に浸透させる方法です。この方法により、木材の内部までまんべんなく薬剤を浸透させることができます。現場塗布は、木材に直接薬剤を塗布する方法です。この方法では、木材の内部まで薬剤を浸透させることはできませんが、簡単な作業で済むというメリットがあります。
その他

団体信用生命保険とは?住宅ローンの基本知識を解説

団体信用生命保険とは、金融機関が生命保険会社と契約した保険であり、ローンの借入人が死亡した場合に、生命保険会社から金融機関に保険金が支払われ、借入人の残債務が回収される仕組みです。この保険の契約者は金融機関であり、保険金の受取人も金融機関となっています。被保険者はローン利用者であり、保険金額は融資残高額、保険期間は融資期間となっています。掛金はローン金利に含まれており、ローン利用者は掛金を意識することなく保険に加入することができます。団体信用生命保険の主な特徴は以下のとおりです。・団体信用生命保険は、ローン利用者が死亡した場合に、その残債務が保険金によって返済される保険です。・保険料は、ローンの金利に含まれているため、ローン利用者は保険料を意識することなく保険に加入することができます。・団体信用生命保険は、金融機関がローン利用者に対して加入を義務付けていることが多いため、ローンを利用する際には加入することが一般的です。・団体信用生命保険は、死亡保障だけではなく、高度障害保障やがん保障などの特約を付けることができます。
建築の基礎知識について

演色性 ~照明や光源の特徴で色の見え方が変化する効果の話~

建築用語『演色性』とは、照明や光源の特徴で色の見え方が変化する効果のことです。太陽光下で見るのと同じように、より自然な発色状態を演出できることが、演色性が良いと評価されます。定性的な評価だけでなく、演色性に正確性が要求されるような専門分野では、数値化された客観的判断基準が設定されていることが多く、演色評価数と呼びます。演色性を数値として評価する方法は、国際照明委員会(CIE)が定めたものに従い、日本でもJIS規格が定められています。規格は定められている完全放射体の光、またはCIE昼光からの色のずれを、0〜100の指数で表します。ただし、演色評価数は色の見え方の好ましさを示すものではないことに注意が必要です。
建築の工法について

基礎の強度を上げよう!ラップルコンクリートで地盤改良

ラップルコンクリートとは、地盤の表層が軟弱の場合、支持地盤まで基礎下にコンクリートを打設することです。主な工法は「浅層混合処理工法」と「深層混合処理工法」の2通りです。「浅層混合処理工法」は0.5m~2m程度の軟弱地盤にセメント等の固化材を散布し、バックホウにより混合、攪拌を行ない改良地盤をつくる工法のことです。「深層混合処理工法」は、現地でセメント系固化材と地盤を機械によって撹拌、混合し、柱状の改良体を築造する工法です。ソイルセメントコラム工法とも呼びます。
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