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建築の基礎知識について

知っておきたい建築用語『建築』について

建築と建設は、似たような言葉ですが、厳密には異なる意味を持っています。建設は、英語のconstructionに由来する言葉で、構造物を作ることを意味します。一方、建築は、英語のarchitectureに由来する言葉で、建設の総合芸術を意味します。建築は、単に構造物を作るだけでなく、美しさや機能性、安全性など、さまざまな要素を考慮して設計されます。そのため、建築家は、工学的な知識だけでなく、芸術的なセンスも必要とされます。建設は、建築よりも広い意味を持つ言葉です。土木、建築、大工、ガラス工事、塗装など、さまざまな分野が建設に含まれています。建設業者は、これらの分野の専門知識を持っており、さまざまな構造物を建設することができます。現在では、建築と建設の区別はあいまいになっており、どちらも同じ意味で使われている場合が多いです。しかし、厳密には、建築は建設の一部であり、建設は建築よりも広い意味を持つ言葉であることに注意が必要です。
住宅の部位について

ヒートブリッジ対策事例

ヒートブリッジとは、建物の外壁で断熱された状態であっても、一部の部材が外壁から部分的であっても熱を伝えやすい状態にあること。ヒートブリッジから熱が伝わっていくことによって、断熱材が持っている本来の効果は期待することができなくなる。内部では断熱された状態にあるため、結露が起きやすくなってしまう。伝えたくない状態の熱が伝わっていくのが大きな問題であり、室温が不安定になりやすい。床スラブと間仕切り壁として作られているRC壁や、屋根スラブと外壁の取合といったところで起こる。外断熱の場合には、バルコニーなどで起きることがあるが、最小限で済ますことはできるようになることから、効率がいいと考えられる。
建材と資材について

マンセル表色系とは?カラーオーダーシステムを学ぶ

マンセル表色系とは、色の三属性である色相、明度、彩度に対して番号や記号を与えることで色に対する表現を共通の物とし一般化したカラーオーダーシステムのことです。 1905年、アメリカ人の美術教育者であったアルバート・マンセルが考案しました。画家でもあったアルバート・マンセルは、色の三属性である色相、明度、彩度に対して番号や記号を与えることで色に対する表現を共通の物とし一般化しました。マンセル表色系の色表を使うことで、物体の色と色表とを見比べて色を表現できます。景観形成基準といったことにも用いることができるため、デザイン分野では一般的に用いられる物となっています。JISでも採用されていることで、普段から目にすることも多いでしょう。マンセルカラーシステムと呼ばれることも多いです。なお、マンセル表色系には細かな修正も入っており、彩度などで当初とは違った数値になっているものもあります。
建築の工法について

プレハブについて

プレハブとは、工場などで部材を加工・制作し、現場で簡易的な組み上げが行なわれる建築、あるいはその工法のことです。ただし、ほとんどの建築物は、工場生産された部材を用いて建てられているため広義の意味では、ほぼすべての建築物がプレハブ工法となってしまう。そのため、工場生産の部材を利用する割合が高い工法に対してにのみプレハブ工法と称される。「学術用語集建築学編」においては正式な表記としてプレファブ工法またはプレファブリケーションと定められているが、一般的には「プレハブ建築」あるいは「プレハブ」と呼ばれ、この工法を用いた住宅のことを「プレハブ住宅」と呼ぶ。最大のメリットは従来の工法に比べて、生産効率が高いことである。
建築の基礎知識について

建築用語「設計図書」とは

設計図書とは、工事に必要な図面・設計図と仕様書を合わせた物であり、実施設計図書とも呼ばれています。建築基準法の第2条12項に「設計図書」について「建築物、その敷地またはこの法規で規定されている工作物に関する工事用の図面(現寸図その他これに類するものを除く。)及び仕様書をいう」との言及があります。設計図とは、構造や形状を描いた物で、平面図・立体図・断面図など多くの種類の図面が存在します。仕様書には、具体的に工事の内容や方法が記載されており、図面で表せない物が表記されています。
建材と資材について

研ぎ出し仕上げとは?人研ぎ・テラゾーの違いも一緒に学ぶ

人研ぎとは、人造石を使った研ぎ出し仕上げであり、3mm程度の種石を使い仕上げていくこと。 人造石とは、セメントと砂利を混ぜたものを型に流し込んで固めたもので、天然石に比べて安価であり、加工しやすいという特徴があります。 人研ぎは、人造石を表面を研磨して仕上げることで、耐久性や耐摩耗性を挙げることができます。 また、表面の仕上がりから耐水性を持たせることができます。 しかし、人研ぎは左官仕上げのひとつであることから湿式工法であり、手間がかかるため、工期が長くなってしまうといったデメリットもあります。
建築の工法について

建築用語『コールド・ジョイント』って?

コールド・ジョイントとは、コンクリートの打ち継ぎ目にできてしまう不具合の一つです。コンクリートを打つ際に、前後の打設の間隔が開いてしまうと、コンクリートが十分に一体化できなくなり、継ぎ目に不連続な面が発生します。この不連続な面は、脆弱な部分となり、ひび割れを起こしやすくなります。ひび割れが発生すると、構造的な耐力が損なわれるだけでなく、水密性も低下するため、漏水の原因となってしまいます。ひいては、建物の全体の強度を低下させてしまうおそれがあります。
関連法規について

一般媒介契約とは?メリットとデメリット

一般媒介契約とは、媒介契約のひとつであり、複数の業者に仲介を依頼できる方法のことです。 明示型と非明示型があり、明示型は、一般媒介契約を結ぶにあたって、他の業者を明らかにする義務が発生します。一方、非明示型にはこうした義務がありません。以前は非明示型が一般的でしたが、現在は明示型が主流となっています。一般媒介契約の場合、自分で売り先を見つけた場合であっても、取引できる契約となります。売り主から見ると、当然といった部分がある他、有利に取引できることは間違いありません。その反面で、仲介業者にはメリットが薄くなることから、力を入れないこともあり、仲介業者は独占していないということが起こす問題として取り上げられることもあります。しかし、その一方で、一般媒介契約は、幅広い情報を展開できることから、売り主のメリットが大きいという特徴もあります。
住宅の部位について

知っておきたいバルコニーの基本

バルコニーとは、アパートやマンション、戸建住宅の2階以上の階などに見られる、住居の外壁からせり出して造られているスペースのことです。同じ構造でも、屋根が設置されているものは一般的にベランダと呼ばれます。なお、屋根が設置されていなくても、上階のバルコニーが屋根に準じた役割を担ってくれるため、ベランダ同様、雨天時に干してある洗濯物が濡れる可能性は低いです。また、バルコニーは2階以上にあるのが一般的ですが、集合住宅の場合には、1階であっても2階以上と同じ作りでバルコニーが設けられていることが多いです。戸建住宅の場合で、室内の床と突き出した部分が同じ高さである場合、あるいは広さによってはテラスと呼ばれることもあります。
建材と資材について

隠し丁番とは?特徴や種類を解説

隠し丁番とは、扉を閉めたときに、まったく見えないようにすることができる丁番のことで、家具に使われていることが多いです。蝶番やヒンジと呼ばれる物も丁番です。隠し丁番を使うことによって、外から金物が見えたりすることがなくなるため、家具に使ったりすればデザインを損なうことがなくなります。意匠的に考えても、主に家具に使われている素材だけを前面に出すことができるようになるため、すっきりさせるということでも隠し丁番を使う意味は大きいです。扉や戸の重さを支えることにもなってくるため、重量によって適切な隠し丁番を選択することが重要となるため、超重量用隠し丁番といった製品まであります。
建材と資材について

ピンホールとは?建築用語を徹底解説

ピンホールとは、針でつついたような小さな穴のことです。ほとんどの場合には、製品的な問題があることが多いです。塗装や印刷物、タイルなどの焼き物といった物に対して、梁のような小さな穴が開いていたりはがれていたりする状態を指します。ピンホールカメラもありますが、梁のような小さい穴を持つカメラのことです。塗装や印刷物、焼き物などでは、ごみのような微細な異物が混じってしまい、あとからはげ落ちてしまうことで生じることが多いです。塗料中の気泡も引き起こす原因となります。配管などで生じる場合には、局部的な腐食によって小さな穴ができあがり、漏れだしてくることで発見されることがあります。どちらの場合にしても、製品的に見ても問題が生じてしまいます。
建材と資材について

建築用語『網入りガラス』のいろは

網入りガラスとは、ガラスが溶融している間に、ひし形や格子型の金網や金属線を封入して製造された板ガラスのことです。ガラスが破損しても破片が飛散せず、防火性・安全性の面で優れているとされています。網入りガラスの製造方法は、まずガラスを溶かして液状にします。その後、金属製の金網や金属線をガラスの中に沈め込みます。金属製の金網や金属線が細かく交差して、美しい模様を作り出します。最後に、ガラスを冷やして固めれば完成です。網入りガラスは、主に建築物の窓に使用されます。また、ショーケースやキャビネットの扉にも使用されます。網入りガラスは、ガラスの飛散を防ぐため、地震や台風などの災害時に有効です。また、網入りガラスは、火災の延焼を防ぐため、防火対策にも役立ちます。
建築の工法について

追掛け大栓継ぎの強度を高める5 つのヒント

追掛け大栓継ぎとは、木材同士をつなぐ方法のひとつです。略鎌系継手の1つで、小屋組みに使われたり、土台部分に用いられたりすることが多い方法です。継手のかたちが複雑で加工が難しくなってしまう欠点がありますが、そのぶん強度を持すことができます。継ぐときには上木を上からはめ込むのではなく、横からスライドさせて組み合わせるところに特徴があります。追掛け大栓継ぎは、継手木材の滑り込み部分に1/10程度の勾配を付け、引き寄せる加工によって銅付き部分を密着させ強度を高められます。最後に込み栓をつなぐように打ち込んで固定しますが、材料成の3倍の長さを加工長とすることが、強度を持たせる基本となっています。
住宅の部位について

定期借地権とは?種類と特徴

定期借地権とは、平成4年8月に施行された新しい借地権のことです。従来の借地権とは異なり、当初の契約期間が終了してもその後の更新はありません。これで、土地の所有者は安心して土地を貸すことができます。借主にとっては、従来よりも少ない負担で住宅を持てるメリットがあります。従来の借地権では、借主の保護が優先されていたため、貸主にとって大きな不利益がありました。これは、戦前は借地借家が当たり前だったことによります。時代が変わり、現代では自分で土地を所有する人が増えているため、土地の所有者の権利を強めるために「定期借地権」が誕生しました。土地に対する考え方が変わったため、「定期借地権」は普及しました。
建材と資材について

縁甲板とは?日本建築で使われる床用木材

縁甲板とは、日本建築で使われる床用木材のことで、縁側や板の間で使われる物を指す。幅は10cm程度で、本実加工されているため、ずれが生じにくい。長尺でできており、2間になっている。素材としては、針葉樹の物を縁甲板と呼ぶことから、スギやヒノキでできている物が中心。厚さもある程度決まりがあり、4分か5分になっている物がほとんどある。広葉樹で縁甲板が作られないのは、長尺が取れる程成長することがないため。そのため1m未満の物になりやすく、乱尺材となってしまう。合板材で作られるフローリング材と混同されやすいが、縁甲板は本実加工されており、無垢材の1本物であるところが大きな違いと言える。
関連法規について

建築用語『建築諸費用』

建築諸費用とは、現場を管理運営するのに必要な、間接的費用のことを言う。建築諸費用には、実際に建築する建物に直接関係がないが、工事に際して必要となる現場の労務管理費、各種保険料、現場員の人件費、及び交通費などが含まれる。また、敷地の地盤や耐久力を調べる、地盤調査費や確認申請料、竣工検査料も該当する。具体的な建築諸費用の内訳は以下のようになっている。・現場の労務管理費現場監督の人件費、現場事務所の運営費、現場の安全管理費など・各種保険料住宅瑕疵担保履行法により義務付けられた、住宅瑕疵担保責任保険をはじめとして、火災保険料や地震保険料など・現場員の人件費現場で働く職人や作業員の人件費・交通費現場への移動にかかる交通費・地盤調査費敷地の地盤や耐久力を調べるための調査費用・確認申請料建築確認申請にかかる費用・竣工検査料竣工検査にかかる費用・登録免許税表示登記や所有権保存登記などの登録免許税・印紙税各契約書を作成する際に必要となる印紙税・不動産取得税不動産を取得したときに課税される不動産取得税・その他各種負担金など
住宅の部位について

沓脱石 – 日本の伝統的な文化と建築美

日本伝統建築の美しさ日本の伝統建築は、世界的に見ても非常に高く評価されています。その美しさは、自然と調和した佇まい、精巧なディテール、そして伝統的な技法で作られた建材など、さまざまな要素が組み合わさって生み出されています。日本伝統建築の特徴の一つは、自然との調和を重視していることです。伝統建築物は、自然の地形や景観に合わせて建てられ、自然と一体となった景観美を作り出しています。また、伝統建築物は、精巧なディテールにこだわって作られています。木製の建材や装飾品には、細かな彫刻や彫金が施され、その美しさは目を奪われます。さらに、伝統建築物は、伝統的な技法で作られた建材で建てられています。日本の伝統建築は、単なる建築物ではなく、日本の文化や歴史を象徴するものです。その美しさは、日本の伝統や文化を伝える貴重な財産であり、これからも大切に守り続けなければなりません。
住宅の部位について

メディカルマンションの魅力とメリット

近年、多くの方が気軽に地域医療サービスを利用できるよう、1階に医院や歯科などの医療施設があり、上階は賃貸住宅となっているメディカルマンションが増えている。このような住宅は、入居者に医療施設が近くにあるというメリットがあり、一方で、医療施設にとっても上階の入居者が入院患者や通院患者になりやすいというメリットがある。このように、近年、健康状態が良く、介護を必要としない健康な方も含め、シニアの人口が増加している。そのため、メディカルマンションは、比較的健康で歩くことや階段を昇り降りすることに問題がない方にも人気がある。
建築の設備について

IHクッキングヒーターってどんなもの?

IHクッキングヒーターとは、電気を熱源とし、電流を磁力線の働きによって鍋の底に発生させ、鍋を発熱させる調理器具のことです。トッププレートが平面なので掃除が簡単で、上昇気流が抑えられて油煙などの広がりが少ないため、コンロの周辺部の汚れが抑えられます。また、輻射熱が少ないため、夏場の調理が涼しくできるのも特徴です。IHクッキングヒーターは、電磁誘導を利用して鍋を加熱する仕組みになっています。電磁誘導とは、コイルに電流を流すとコイルの周囲に磁界が発生し、その磁界に金属を置くと金属に電流が流れる現象のことです。IHクッキングヒーターでは、トッププレートの下にコイルが設置されており、このコイルに電流を流すことでトッププレートに磁界が発生します。鍋をトッププレートの上に置くと、鍋の底に電流が流れ、その電流によって鍋が発熱するという仕組みです。IHクッキングヒーターは、ガスコンロに比べて火を使わないため安全で、トッププレートの温度が一定に保たれるため、調理中の温度管理がしやすいというメリットがあります。また、掃除がしやすいこともIHクッキングヒーターのメリットです。
建築の設備について

コンベクターとは?仕組みや特徴を解説

コンベクターとは、対流放熱器のことです。放熱や輻射熱を使うのではなく、空気の自然対流によって行なう暖房方法を指します。熱交換式の空調器具であり、パネルやフィンを内蔵した物があります。電気と温水、蒸気を使う物がありますが、電気は大きな熱を出す必要があることから、200Vが使用されることが多く、日本では普及していません。熱をファンによって強制的に交換する物をファンコンベクターと呼んでいます。ケーシングが取り付けられており、その中で自然対流を活用した暖房となるため、空気が乾燥することがありません。燃焼させないため、空気を汚すことがなく、自然と優しく温めることができます。構造が単純なため安価で手に入ります。
住宅の部位について

ペントハウスの魅力と注意点

ペントハウスとは、マンションやホテルなどの建物の最上階に設けられる小屋のことである。 機械室や階段室、給水タンク置き場などとして設置されていることが多い。建築基準法では、建築面積の8分の1までならペントハウスは、建物の高さ・階数には原則として含まれない。もともとは、そういう建物最上階や屋上に設置された小部屋のことをペントハウスと言うのだが、タワーマンションや高層ホテル最上階にある、一番価格の高い豪華な部屋のことを指す場合も多い。
建材と資材について

建築用語「シーリング材」の基礎知識

シーリング材の種類とその特徴シーリング材には、変成シリコン系、ウレタン系、油性系の3つの種類があります。変成ウレタン系は、変成シリコン系とウレタン系の長所を併せ持ったもので、耐候性、耐熱性、耐水性に優れています。変成シリコン系は、耐候性、耐熱性、耐水性に優れており、外壁や屋根、窓枠に使用されることが多いです。ウレタン系は、充填後ゴム弾力性を保ちますが、紫外線に弱く外観箇所には向いていません。油性系は、表面は皮膜ができますが内側は固まらない特徴があり、浴室や台所の目地に使用されることが多いです。
建材と資材について

くら金物とは?知っておきたい垂木と母屋の接合金物

くら金物は、直交する材を固定するための金物で、一直線ではなく、直交するため、特殊なかたちをしています。垂木と母屋や桁を固定するために用いられる金物であり、外側でも内側でも取付け可能です。くら金物の大きな特徴は、接合耐力が大きいことです。ひねり金物で片面を固定するだけではなく、垂木を囲むように馬乗り状で固定できるため、軒の出が大きい垂木であっても十分に接合できます。旧建設省告示第1460号では、木造軸組工法の建築物の柱が、地震や風で抜けたりしないように補強することを定めていますが、第3号で構造耐力上、重要な部分の接合がうたわれており、その接合に用いることができる金物にくら金物がなっています
住宅の部位について

セクショナルキッチンとは?システムキッチンとの違い

セクショナルキッチンの特徴セクショナルキッチンは、現場で部材を並べて構成するキッチンです。 部材はそれぞれが製品化されており、ばらばらの状態です。セクショナルキッチンの特徴の一つは、必要な設備を投入できることです。 シンクやガス台は好きな物を選ぶことができるため、デザインにも幅が広がります。セクショナルキッチンは、メーカーを統一しなくてもおさまりが取れるのであれば問題ありません。 これは、それぞれの部材が独立しているためです。セクショナルキッチンのもう一つの特徴は、色などがまとまらないことがあることです。 これは、部材ごとにメーカーやデザインが異なるためです。
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