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住宅の部位について

次世代省エネルギー基準について

次世代省エネルギー基準とは、地球温暖化防止の一環で行なわれるようになった基準のこと。 住宅のエネルギー消費をターゲットにしており、二酸化炭素排出削減が大きな目的である。これまでの新省エネルギー基準よりもさらに効率化を目指して作られた基準となっており、断熱性能や日射遮蔽性能、気密性能から通風や換気に関して設定されていて、省エネ効率向上を目指しているところに特徴がある。住宅を建てる際に決める性能を定めた建築主の判断基準と設計、施工の指針の2本立てになっており、省エネ基準を満たす家にするためには、両方を満たす必要はなく、どちらかの基準を満たせばよい。
建築の基礎知識について

日本の伝統的な工法、在来軸組み工法って?

在来軸組み工法の特徴在来軸組み工法は、土台と柱、梁といった部材で構成された、日本の伝統的な構法です。柱と梁が建築物として荷重を支えるため、壁で構成する工法に比べて間取りに自由が利きます。また、構造壁ではないため、開口部も自由に作れます。在来軸組み工法は、壁で支えることになる工法である木造型枠組壁工法とは対照的です。木造型枠組壁工法は、ツーバイフォー工法という名前が浸透しています。ツーバイフォー工法は、面で支えることが基本となる工法であり、柱を少なくできるメリットがあります。在来軸組み工法は、柱と梁で支えることになるため、継手や仕口で組み合わせていくことが重要となっていました。しかし、現在では建築金物を使い接続しており、高い耐震性を実現できるようになりました。
建築の設計について

建築用語「一般図」とは?

一般図とは、設計全容の理解を容易にするために作成される意匠図における、配置図、平面図、立面図、伏図の総称である。 縮尺は100分の1程度で、平面図、伏図の場合は一枚の図面に1棟ごとの各階の全容を書き込み、断面図、立面図の場合は一枚の図面に正・側・背面の全容を書き込む。 これにより、各構成部材の位置関係、建物の1棟ごとの形状などが理解できる。また、特定のテーマを持たず、地形や地名、河川や交通路などの情報を描いた地図も一般図であり、国土地理院が発行する地形図も、一般図と言ってよい。 この場合、縮尺は表示する内容により異なる。一般図は、特定のテーマにそって詳しい情報を盛り込む主題図を作成する際に、その元となる地図にもなる。
建築の基礎知識について

建築用語『耐震壁』とは?

耐震壁の役割は、地震発生時に建物が倒壊することを防ぐことです。耐震壁は地震による水平方向の力を負担して、建物の揺れを抑制します。耐震壁の構造は、通常は鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、4周を梁に囲まれており、地震による揺れに耐えられるように構造設計されています。耐震壁は、建物の剛性を高めることによって、地震の揺れに対して抵抗力を発揮します。剛性とは、変形しにくさを表す指標であり、剛性が高いほど変形しにくくなります。耐震壁は、他の部分よりも剛性と強度が格段に高くなっており、地震力に対して優れた性質を持っています。耐震壁は、建物の安全性を確保するために不可欠な要素であり、建築基準法でも耐震壁の設置が義務付けられています。耐震壁の設計は、建物の規模や形状、地震の規模や発生確率などを考慮して行われます。
建材と資材について

建築用語『水セメント比』とは?

建築用語「水セメント比」とは、セメントと水の割合を示す重量比のことです。W/Cと表記されます。セメントの量に大きくかかわってくるため、強度に大きな影響を与えます。セメントが硬化するためには、水が欠かせません。セメントが硬化することを考えた場合、重量に対して40%程度の水が必要であり、これ以外の水は遊離してしまうことになります。ただし、これは蒸発などはしないという前提であり、不足してしまえば強度の発現に影響が出るのです。そのため、理想となる水セメント比は50%前後となります。あまりに大きな数値になると、遊離水が大きくなると、その分だけヒビも入りやすくなってしまうことから、コンクリートとして考えた場合には耐久性が下がってしまいます。
建材と資材について

筋かいプレートで建物をより強固に

筋かいプレートとは、筋違を取り付けるときに使われているプレートのことである。従来工法に対して筋違を用いる場合、釘で留めたりしても、接続は確実に行われず、力を受けとめきれなくなってしまう。そこで、確実にするために、プレート状になった筋かいプレートを取り付けて接続する。サイズは30mm×90mm以上と、45mm×90mm以上の筋かいにあわせた物がある。筋かいプレートの取り付けには、スクリュー釘と角根平頭ボルトを使っていく。筋かいプレートを取り付けることによって、地震が起きたときにこの筋違が引き抜かれてしまう力に対して耐えられるようになるため、建物を守ることができるようになる。他の金物との緩衝も防ぐことができる。
関連法規について

「公正証書」について押さえておくべきポイントとは?

「公正証書」とは、公証人が個人や法人からの委託によって、公証役場で作成する契約書、及び同意書のことです。 一般的には、不動産売買契約や不動産賃貸借契約、金銭消費貸借契約などがあります。作成するには、当事者全員もしくは代理人が公証役場に出頭し、案文を公証人に提出します。公証人は、書類の作成後に当事者全員に読み聞かせ、当事者全員に署名捺印させます。「公正証書」は、のちにトラブルなどが生じて裁判になった際、その内容が真実であるということに非常に強い効力を持っています。そのため、記載された内容が裁判において重要な証拠になります。
住宅の部位について

軒天有孔ボードとは? – 知っておくべき基礎知識

軒天有孔ボードとは、軒裏に取り付ける、小屋裏換気のために等間隔で孔が開いたボードのことである。軒裏に求められる防火構造や準耐火性能を有した軒裏の天井材であり、小屋裏換気システムのひとつだ。材料としては、繊維混入ケイ酸カルシウム板やパルプ混入スラグセメント板などがある。有孔ボードの穴の大きさや個数は、天井面積から必要な分を計算しなければならない。軒天有孔ボードには前面に穴が開いている物と一部のみに穴が開いている物がある。一部に穴が開いている物を特に防火有孔板と呼び、通気だけでなく防火性能も発揮。これの有無によって火災保険の金額設定等が変わる場合もある。全面に穴が開いているタイプは全面有孔板と呼び、準耐火構造の住宅には用いることができない。
建築の基礎知識について

夏期日射取得係数とは? 住宅に入る日射量を数値化

夏期日射取得係数とは、住宅に入る日射量を数値にしたもののことです。夏期日射取得係数の値が大きいほど、日射量が大きくなり、住宅の中に入ることを意味します。夏期日射取得係数は、建物に遮蔽(しゃへい)がないと仮定した場合の、日射量に対する実際に数値の期間平均的な値となるため、住宅の中に入るのを遮るための庇や日射遮蔽物であるカーテンやブラインドといったものも計算することが可能です。
夏の日射量をしることができれば、冷房費の想定も可能になります。もし数値が小さくなれば、日射熱の影響が少ないことになるため、冷房の温度を上げる、あるいは時間を短くすることができ、冷房費を少なくし、省エネするための判断材料になります。
建築の工法について

セメントミルク工法とは?特徴と施工方法を解説

セメントミルク工法とは、プレボーリング工法の一種で、既製コンクリートパイルを用いた埋め込み杭工法に分類されます。この工法では、孔内の壁を傷つけないように、アースオーガの先端から掘削液を噴出しながら地盤を掘削します。そして、掘削孔の深度が所定に達した時点で、根固め液を注入し、支持層の土砂を掘削と攪拌します。その後、状況を確認しながら杭周固定液を入れ、最後に孔内に充てんしながらオーガを引き上げ、杭を建て込むやり方です。ミルク根固めであるため、オーガを引き抜く際に振動や騒音が少なく、市街地での作業にも適した工法です。また、孔内の壁の崩壊が少ないため周囲の地盤が乱れず、砂礫層などでの施工も容易に行なえるという特徴があります。
その他

ユニバーサルデザインって? – 誰でも使いやすいデザインとは

ユニバーサルデザインとは、年齢をはじめ性別や身体、国籍など、人々が持つ様々な特性や違いを越え、すべての人が利用しやすいように、環境や建築物、製品などをデザインすると言う考え方です。高齢者や障害者が、生活するうえで妨げとなる物理的・心理的なバリア(障壁・障害物)を取り除こうとするバリアフリーデザインの考え方を、万人向けに広めて進展させている。ユニバーサルデザインの理念は、「誰もが使いやすい」「簡単かつ直感的に理解できる」「不必要に身体的努力をしないですむ」「十分な情報が得られる」「誤作動を引き起こさない」「配慮されたサイズとスペースがある」「すべての感覚に訴えかける」「安全でリスクを伴わない」「学習しやすい」「他に悪影響を与えない」の7原則で構成されています。ユニバーサルデザインは、公共空間や建築物、製品、サービスなど、様々な分野に応用されています。
建築の工法について

シェル構造とは?

シェル構造の種類シェル構造はその形状や断面形状によって、シングルシェル、ダブルシェル、フォールドシェル、グリッドシェル、ドームシェルなどに分類される。シングルシェルは、曲面状の薄い板を用いた最も基本的なシェル構造で、球体や局面が持っている外圧に対する力を逃す構造を利用している。ダブルシェルは、2枚の曲面状の薄い板の間を空気層で仕切った構造で、断熱性や遮音性に優れている。フォールドシェルは、曲面状の薄い板を折り曲げて構成した構造で、軽量かつ強度が高く、大スパンにも対応できる。グリッドシェルは、曲面状の薄い板を格子状に組み合わせて構成した構造で、軽量かつ通気性に優れている。ドームシェルは、半球状の曲面状の薄い板を用いた構造で、強度が高く、大スパンにも対応できる。
住宅の部位について

食器洗浄機とは?メリットデメリットを解説

食器洗浄機とは、食器を洗うための機械のこと。略して食洗機と呼ばれる場合もある。温水を用いて食器を自動洗浄するのだが、自動乾燥機能の付いた食器洗浄乾燥機が広く普及している。引出し式や上げ蓋式などのビルトインタイプや、入居後に後付けできる卓上タイプなど、タイプも色々。食器洗浄機を導入するメリットは、時間と手間を省くことができる、手荒れが防止できる、節水ができるなど。一方でデメリットとしては、大きな食器や変わった形の食器が入らない、もしくは入れにくい、一度に洗える量に限度がある、少量の洗浄では効率が悪い、熱に弱い物は使用できない、強力な汚れを落とすには下洗いが必要、といった点がある。
建材と資材について

エキスパンドメタルとは?特徴と活用法を紹介

エキスパンドメタルとは、鋼板に千鳥状に切れ目を入れて作られる物のことです。 ひし形や亀甲型の網目状に加工され、鉄製の鋼板だけでなく、アルミニウムやステンレス、銅やチタンでも作ることが可能です。そのため、それぞれの素材を活かすことができるのが特徴と言えるでしょう。 構造的に引きのばしているため、軽量で、切り繋いでいないため強度も高いです。隙間ができるために換気も良く、採光性もある上、取り付けやすく加工も簡単で、滑り止めにもできます。 フェンスにしたりするだけではなく、自動車の部品など様々な応用が利きます。
住宅の部位について

防音サッシで騒音をシャットアウト!

防音サッシとは、二重窓のうち、内側の窓(内窓)のサッシ部分を指す。住宅用サッシは、遮音性能がそれほど高くないことと、サッシ同士に隙間ができるので、防音性能の高いガラスを入れたとしても、外からの音が室内に伝わるケースが多い。そこで、すでにある窓の内側に防音効果の高いサッシを取り付けて二重窓にし、外からの音が室内に侵入するのを食い止める仕組みだ。賃貸マンションでも取り付け可能であることが多く、大きな工事は必要ないため工事費用も低く抑えられる。「防音サッシ」は、材料に樹脂などの柔軟性のある素材を使用することで、サッシ同士の隙間をなくし気密性を高めて防音効果を得ている。
その他

団体信用生命保険とは?住宅ローンの基本知識を解説

団体信用生命保険とは、金融機関が生命保険会社と契約した保険であり、ローンの借入人が死亡した場合に、生命保険会社から金融機関に保険金が支払われ、借入人の残債務が回収される仕組みです。この保険の契約者は金融機関であり、保険金の受取人も金融機関となっています。被保険者はローン利用者であり、保険金額は融資残高額、保険期間は融資期間となっています。掛金はローン金利に含まれており、ローン利用者は掛金を意識することなく保険に加入することができます。団体信用生命保険の主な特徴は以下のとおりです。・団体信用生命保険は、ローン利用者が死亡した場合に、その残債務が保険金によって返済される保険です。・保険料は、ローンの金利に含まれているため、ローン利用者は保険料を意識することなく保険に加入することができます。・団体信用生命保険は、金融機関がローン利用者に対して加入を義務付けていることが多いため、ローンを利用する際には加入することが一般的です。・団体信用生命保険は、死亡保障だけではなく、高度障害保障やがん保障などの特約を付けることができます。
建築の設計について

インテリアデザインのすべて

インテリアデザインとは、室内意匠のことであり、室内空間の快適性や美観を向上させるためのデザインである。壁材や床材といった建築材料から、カーテンや家具などの調度品まで、すべての要素を総合的に考慮してデザインする必要がある。インテリアデザインは、単に見た目の美しさだけを追求するものではなく、住む人のライフスタイルに合わせた機能性も重視する必要がある。近年では、3DCGやVR技術を活用して、よりリアルな空間をシミュレーションすることができるようになり、インテリアデザインの幅が広がっている。
建築の工法について

腰掛け蟻継ぎとは〜蟻継ぎから腰掛け蟻継ぎへ〜

腰掛け蟻継ぎとは、蟻継ぎに腰掛けを設けた継ぎ手のことである。蟻継ぎは、蟻の頭のように逆三角形のほぞを用いた継ぎ手であり、単純に引き抜きにくい構造を作ることができるが、ほぞをはめ込む作りのため、はめ込んだ方向に力がかかると弱い。その点で、腰掛けを設けることで、弱点もカバーできる。蟻継ぎ自体が、極端に強度に優れる継ぎ手であるというわけではないため、あまり強い力がかかるところには使われない。土台や大引き、母屋などの横架材に使われることが多い継ぎ手と言える。比較的背の低い梁にも使われる。
建材と資材について

熱貫流率とは?わかりやすく解説

熱貫流率とは、物体の断熱性能を示す指標であり、物体1㎡あたりの熱損失量を表す値です。単位はW/㎡・KやKcal/㎡h℃が用いられます。熱貫流率が低いほど、断熱性能が高く、熱損失が少ないことになります。熱貫流率は、壁や床、天井などの部位ごとに測定されます。一般的に、外気温と室温の差が大きいほど、熱貫流率は高くなります。また、素材の厚みによっても熱貫流率は変化し、厚い素材ほど熱貫流率は低くなります。
住宅の部位について

デイベッドの特徴と魅力

デイベッドとは、ソファとしても使用でき1日中活用できるベッドのことです。同じようにソファとベッドの両方として使用できる物に、「ソファベッド」があります。ソファベッドはメインの使い方がソファで、ベッドとして使用するときには背もたれを倒すなどして形を変化させるのに対して、「デイベッド」はメインの使い方がベッドで、ソファとして使うときも形はそのままです。周囲に固定された肘掛けやパイプ柵が設けられる等、ベッドとしての機能や快適性が重視されており、ベッド下に掛け布団や枕をしまっておけるような引出しが付いている物も多いです。デイベッドは優雅なデザインの物が数多くあり、著名なデザイナーが作品として残しています。
住宅の部位について

クロークとは?洋服を入れる場所だけじゃない!

建築用語としての「クローク」とは、もともと袖なしの外套のことです。マントとほぼ同じですが、体をすっぽりと包めるようなものを総称してクロークと呼びます。また、釣鐘マントのこともクロークと呼び、短くて下半身まで届かないものはケープと呼ばれます。日本では、洋服入れのことをクロークと呼ぶことがありますが、本来の意味とは異なった使い方です。ホテルやレストランなどで所持品や上着を預ける場所のことをクロークと呼ぶことがありますが、これはクロークルームという呼び名を略して使っているのです。
住宅の部位について

リビングルームの多様化

従来の「LDK+個室」という間取りから、暮らし方の多様化に伴い、様々なリビングが登場しています。仕上げを屋外テラスと統一したリビングや、吹抜けを設けたリビングなど、楽しさや豊かさを追求したものが多いです。規模の大きな住宅になると、くつろぎの場(ファミリールーム)と、もてなしの場(ゲストルーム)を分離し、2リビングとしたものも見受けられます。中には、本格的なホームパーティのできる機能を備えているものもあり、国際化時代にふさわしい住まいといえるでしょう。
建材と資材について

建築用語『塩基性クロム酸鉛錆止めペイント』について

塩基性クロム酸鉛錆止めペイントとは、錆止め塗料の一種です。クロム酸イオンの効果により鉄の表面を不導体化し、塩基性顔料で鉛石鹸生成によって緻密な塗膜を形成し、優れた防蝕効果を発揮する防錆塗料です。JISK5624では1種、2種にわけて規定しています。1種はボイル油をビヒクルとしたもの、2種はフタル酸樹脂ワニスをビヒクルとしたものです。乾燥が早く、錆止め性能も優れていることから、車両用プライマーなどに使用されました。しかし、鉛、クロム化合物の人体に与える影響が問題視され、使用自粛が進んでいます。このペイントは2008年のJIS改定で廃止されました。また、現在残っている規格についても、将来の廃止が検討されています。
住宅の部位について

気密性とは?メリット・デメリットを解説

気密性とは、空気など気体が漏れない性能のことです。住宅でいう気密性とは、隙間風などが入らないことを言います。気密性が高いほど、隙間から熱が逃げにくく、一定の温度を維持しやすい環境であると言えるでしょう。高気密住宅のメリットは、隙間から空気が漏れなくなるため、断熱効果の向上によって、冷暖房エネルギーも減少する点です。また、計画的な換気ができ、必要換気量の確保や換気経路の明確化が可能となります。室内空気汚染の発生を防止し、健康的な環境を作ることができるでしょう。ただし、換気が十分でないと湿気がこもり、結露が起こりやすくなります。開放型石油ストーブやガスストーブを使用すると、酸欠や室内結露が発生しやすくなるなどデメリットもあることに留意してください。
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