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建築の工法について

建築用語『ケーシング』ってなに?

ケーシングとは、掘削などで使われる鋼管のことです。ボーリングを行なうときなどに用いられます。ケーシングチューブと呼ぶこともあります。機械でケーシングを地中に圧入しながら、孔壁を保護しつつボーリングをしていく工法を、オールケーシング工法と呼びます。この工法の場合、できた孔にコンクリートを打設することによって打ち杭にできます。ケーシングを使うことによって、掘削孔を保護しながら施工できるため、孔壁が崩れません。そのため、コンクリートに不純物が混入するのを避けることができます。また、正確に施工を進めることができるようになり、ケーシングチューブによって垂直性も保つことができることで、杭が曲がってしまうようなこともありません。そのかわりに、採掘機はどうしても大型になってしまう。
建材と資材について

那智黒とは、どんな意味があるの?

那智黒とは、粘板岩の破片でできた砂利のことで、平べったく丸く、黒良色の石です。黒い小石の代名詞と言える物であり、熊野川の河口に流れ着く那智黒は、さらに太平洋の荒波で丸くなっていった石を拾い集めて、碁石の黒石やすずりにも使われています。さらに磨きをかけていくこともあるが、そのままの風合いを残した物もあります。現在は輸入される物も多くなった一方で、名産地として和歌山県の那智地方や三重県の熊野市などで産出される物はよく知られています。こうした流れになったこともあり、黒く丸い小さな小石は、総じて那智黒と呼ばれるようになりました。雰囲気として和風にすることができるようになるため、床にまいたり手水鉢に敷いたりするのに最適です。
建築の基礎知識について

建築用語『乱継手』とは?

乱継手とは、継手をそろえずにばらばらにしておくということ。少しずつでもずらしていくことを乱継手と呼ぶ。ずらしていくことによって、弱点になってしまうことを防ぐ。継手をするということは、それだけで部材の一体化をなくすということになってくる。どんな接着剤や継手を使ったとしても、一体化していないことは弱点にしかならない。特に構造体となっているものは、一体化できることが重要となってくる。ところが、実際にはそうはいかず、継がないと尺が足りないといったことは、容易に予想できる。そこで、できるだけ力がかからないように分散させていかなければならない。鉄筋などの場合には、継手をそろえずにばらばらにすることで対応させていくことになる。
住宅の部位について

法地とは何か?不動産広告の落とし穴

法地とは、宅地として利用することができない斜面部分を指す用語です。法面とも呼ばれます。法地は、自然の地形によるものもあれば、傾斜地を造成する際に、土砂崩れを防ぐために切土や盛土などにより作られたものもあります。また、敷地補強等のための擁壁設置に伴う斜面も法地です。不動産広告において表示される宅地面積は、法地を含む平面投影面積ですが、一般的には法地面積が別途表示されることはありません。ただし、土地面積のおよそ30%以上が傾斜地(法地)の場合、または、傾斜地を含むことで土地利用が著しく阻害される場合は、傾斜地を含む旨とその面積を明示しなければならないことになっています。
住宅の部位について

可動間仕切り壁で空間を広げよう!

可動間仕切り壁とは、壁を可動式にしたもののことです。本来、部屋と部屋を区切るためにある間仕切り壁を可動式にしたことによって、空間の利用方法を広げることができます。可動間仕切り壁を開けば、部屋をつなげることができ、大きな空間を生み出せるのです。大きな空間が必要ない場合や、プライベートな空間を作り出すときには閉じればよいでしょう。これまで難しかった空間利用を、フレキシブルに展開できます。日本の住宅には、かつて襖がこうした役割を持っていました。現在では、取り外しできるようにするのではなく、折戸式やスライディングウォールを利用して、洋間でも簡単に利用できるように取り入れられています。
建材と資材について

柿葺きの由来と施工方法

柿葺き(こけらぶき)とは、屋根の葺き方のひとつであり、木材の薄板を利用し施工する方法のこと。板葺きにはいくつかの方法があるが、板の厚さによって呼び名が異なってくる。柿葺きは、もっとも板厚が薄く、2mm〜3mmのものを用いる。柿の字は、柿(かき)に似ているが別の文字だ。材料としてヒノキやサワラ、スギ、エノキを使うが、これは筋目が通っているためであり、削ぎやすいということが要件となるため選ばれている。屋根材として使うことになるため、水に強いことも重要。柿葺き自体は、茅葺に次いで古いものであり、古墳時代から使われていたのではないかと考えられている。これが、道具の進化によって板が薄く作れるようになり、変化していったと言える。
住宅の部位について

界壁って何?

界壁とは、建築基準法において、遮音上問題となるようなすき間のない構造でなければならないと定められている。また、主要構造部と考えられるため耐火建築物では耐火構造、その他の場合は準耐火構造とし、小屋裏または天井裏に達するような壁にする必要がある。そして、平面図や断面図などには、注釈として記載しておく。共同住宅の他に、学校や病院、児童福祉施設、ホテルなどの当該用途に供する部分についても、これに準ずる。また、住宅性能表示制度においても、界壁は耐火等級の評価項目となっている。
建材と資材について

ラスタータイルの基礎知識と注意点

建築用語「ラスタータイル」とは、釉薬によってつやを出したタイルのことです。釉薬として、石灰石や塩化スズを含んだラスターうわ薬を使っているところが特徴です。パール状の光彩を発するのは、このうわ薬の影響が大きく、輝くように見えるからラスタータイルはパールタイルとも呼ばれています。外壁に使われることが多く、マンションやビルなどで見かけることが多いです。一般住宅でも使われることがありますが、玉虫色の独特の光彩は、洗浄によって落ちてしまう可能性があります。そのため、専用の洗剤を使って洗浄する必要が出てくることから、管理は簡単とは言えません。酸性ではがれてしまうことになるが、劣化してしまうと、もともとあった黒い地肌が出てきてしまいます
建築の基礎知識について

準耐火建築物について

準耐火建築物とは、建築基準において耐火建築物以外の建築物のうち、その主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)が準耐火性能を満たし、かつ、延焼の恐れのある開口部(窓やドア)に防火戸など、火災を遮る設備を有する建築物をいう。準耐火構造とは、壁、床、柱等の建築物の部分の構造のうち、準耐火性能の基準に適合する構造で、国土交通大臣が定めたもの、または国土交通大臣の認定を受けたものをいいます。準耐火性能とは、通常の火災による延焼を抑制するために必要とされる性能で、加熱開始後に各構造に応じて定められる一定の時間(おおむね45分間)、構造耐力上支障のある変形、溶融、破壊その他の損傷を生じないものであることなどの要件が定められている。
住宅の部位について

知られざる、サイドボードの盛衰

サイドボードの歴史は、16世紀のヨーロッパにまで遡ります。当時は、祭礼用の聖具類を収納するための背の低い祭器台として作られました。その後、18世紀になると、収納用の戸棚と展示用の棚を組み合わせた形になり、さらに世俗の食器棚として改良されました。また、上下2段になっている物も登場し、居間や応接間で茶器を入れる飾り棚についても「サイドボード」と呼ばれるようになりました。日本では、背の低い箱物家具として広く認識されており、一般的にリビングやダイニング、玄関で使用されています。
関連法規について

農地転用とその手続き

農地転用とは、そもそも農業用地である土地を農地以外の目的に転用することです。 農地を農業以外の目的に使用するにはその土地の権利者であっても勝手に行なうことは禁じられています。農地転用をする場合は農地法という法律により、市区町村の農業委員会に申請し、さらに都道府県の許可を得る必要があります。その土地が市街化調整区域に入っている、または隣接していれば認可されやすいです。実際は農地ではない土地で農業を行なっており、それがしっかり根付いている場合は農地でなくとも許可を得なければならないというケースもあり、必ず農業委員会の審査が必要です。すでに農業を行なっていない農地で駐車場を営みたいような場合に行なわれることもあります。
建材と資材について

建築用語『歴青』とは何か?

歴青とは、天然あるいは人造で産出される固体、半固体の炭化水素類の一般的な総称です。瀝青とも書かれ、ビチューメン、チャンなどとも呼ばれます。通常は天然アスファルト、コールタール、石油アスファルト、ピッチなどのことを言います。道路舗装用材料や防水材、防腐剤などに用いられます。歴青は、石油根源岩で生成された油が移動する途中などに形成された残渣や残りの石油です。そのため、歴青が認められた場合には、その地下深部か周辺部で石油が生成されていることの指標となります。実用として歴青と呼ばれる物には、アスファルトの他、サンドオイルがあります。これは砂粒に付着している半固体の重質の炭化水素で、加温することで砂と分離できます。
建築の基礎知識について

概算見積の概要と見積手法

建築用語の概算見積もりとは、設計図書が完成する以前、あるいはそれが完成した際に、工事金額の概数を知るために行なわれる見積もりのことを指す。建物やインフラの建設では、事業の初期段階において事業費を算出することが重要である。概算見積もりの目的は、発注者や設計者、予算、与件や条件を含めた設計スペック、施工する会社のコストバランスなどに沿ったコスト算出を、見積手法の中で行なうことである。概算見積もりは、設計から完成までの各段階に分けて行う。各段階の概算見積もりは、コストを概算と精算に分けることができる。概算は、その正確さに応じて、超概算、概算、精概算の3種類に分類される。
建材と資材について

配線ダクトとは? | 照明計画の妙技

配線ダクトとは、照明器具がどこでも取り付けられるように、レール上の長い電気機器のことです。単にダクトと呼ばれる場合もあり、トラックライトやライティングレールとも呼ばれます。配線ダクトは、通電できるレール上の物を天井に埋め込んだり直付けにしたりして設置します。装着に対応したアダプターのある器具であれば、付外しや移動を容易に行なうことができます。プラグとダクトの形状の規格が統一されているため、どの社の製品を使っても互換性が保証されています。配線ダクトは、照明器具を使用する際には熱が発生するので、耐熱性が高く、熱軟化を起こしにくい性質のものが望ましいです。また、耐久性、難燃性の高いものが必要です。サイズは任意の長さのものを選ぶことができます。
建築の工法について

基礎パッキン工法とは?その特徴とメリット

基礎パッキン工法とは、基礎と土台の間に空間を設けて換気を促す工法です。床下換気口に置き換わるもので、基礎に開口を設けないため、構造的にも優れた換気システムです。猫土台と呼ばれる構造を製造し、商品化したものが基礎パッキンと呼ばれています。基礎と土台の間に、基礎パッキンと呼ばれるゴム製の部品を挟み込みます。土台から基礎を分離させるので、土台からの湿気が基礎へ浸透するのを防ぐことができ、建物の耐久性を向上させることが可能です。基礎を欠き込んで換気口を設ける場合とは異なり、建物の周囲にわたって通気口ができるため、全体的に風が通り、床下換気口よりも換気量が多くあります。
建築の工法について

アウトフレーム工法って何?メリット・デメリットを徹底解説

アウトフレーム工法とは、マンションの建築工法のひとつで、柱や梁などのフレームを室外に出す設計のことをいいます。アウトポールともいいます。柱や梁はバルコニー側と開放廊下側にあるが、バルコニー側に出すケースが一般的です。ラーメン構造を採用したマンションでは、室内側に梁型や柱型が出っ張るような設計をしなければならず、家具の配置がしにくい、空間にデッドスペースができるなどの問題がありました。これを解消したのがアウトフレーム工法です。
建材と資材について

LEDと電球の比較

LEDの特徴LEDは、省電力、長寿命、軽量、コンパクトであることが特徴です。電球の代替として注目されており、電球と同じ明るさのLEDは、寿命は約4万時間で白熱電球の約4倍あります。また、一日10時間使用しても10年以上交換の必要がありません。さらに、演色性が高まってきたことから、電球の代替が進んでいます。電球型の他にも、蛍光灯を代替できるような直管型のLEDも登場しています。
建築の基礎知識について

建築用語→ 湿度

湿度とは、空気中の水蒸気量や空気の湿り度合いを表す量のことである。空気中の水蒸気量が増えると、空気はより湿気を帯びた状態になる。湿度が100%になると、これ以上空気中に水蒸気を含むことができない「飽和空気」の状態になる。この状態で、空気よりも気温が低いものに接触する部分の空気が冷やされると、水が水蒸気のままでいることができず水滴になる。湿度は、「相対湿度」もしくは「絶対湿度」のことであるが、一般的には、相対湿度のほうを指す。相対湿度は、水蒸気量とそのときの気温における飽和水蒸気量との比を百分率で表したものだ。単位は「%RH」を用いる。一方、絶対湿度とは、一般的な空気中の、まったく水分を含まない空気1kgに対する重量割合のことである。単位は「kg/kg’」である。
建材と資材について

ターンバックルで簡単張力調節!設置箇所や使い方を紹介

ターンバックルとは、ワイヤーロープの張力を調整するために用いられる器具です。ワイヤーロープをそのまま使用すると、張力の調整は困難ですが、ターンバックルを使用することで、容易に調整が可能になります。ターンバックルは金属製の胴体で、両端にはネジが切られています。両端にワイヤーロープを取り付け、胴を回転させることで、ネジの締め付けや緩めを行なえます。ターンバックルを使用することのメリットは、張力の調整が容易であること、ワイヤーロープを回転させる必要がないため負担がかからないこと、様々な場所に設置することが可能であることです。そのため、筋交いの緊張調整、電線の張力調整、テントの固定など、幅広い用途で使用されています。
建築の設計について

ボンエルフとは?

ボンエルフとは、まちづくりの際に人と車が安全に共存できるように工夫した道路整備の形態のこと。ボンエルフはオランダ語で「生活の庭」と言う意味を持つ「Woonerf」に由来しており、人や車が利用する生活道路を車や自転車がわざとジグザクに進むように設計することで、自然に通行速度を緩めさせ、人が安全に歩行できるようにする。道路に張り出すように花壇やオブジェを設けたり街路樹を植えたり、道その物を蛇行させたり段差を設けるなど、方法も様々。特に大規模な戸建住宅の分譲地や大型マンションの敷地内で採用されることが多く、機能性に加え、デザイン性も考慮して設計されている。
住宅の部位について

ウォールポケットで収納をスマートに

ウォールポケットとは、ポケット付きの壁掛けのことです。収納道具の一種で、壁に掛けておくだけで、多くの物を入れることができます。ウォールポケットの場合、複数のポケットが付いているため、整理整頓に役立ちます。布でできているものだけではなく、アクリルなどのクリアなものもあり、インテリアに影響を与えることも可能です。何もない壁に収納スペースを生み出すことができるという点では、非常に便利であり、取り出すのも簡単です。そのため日常で使う小物などの収納には大きな効果を発揮します。手紙などを分類することもできますが、ファッション小物を入れることで、使いやすくすることも可能です。市販のものもありますが、ポケットを取り付ければできるため、自家製の物も多いです。
建材と資材について

防蟻処理ってなに?

防蟻処理とは、建物の木造部分に防蟻剤を塗布して、シロアリやその他の木材を食べる害虫が、木材を損傷することを防ぐ処理を指します。防蟻処理は、土台や柱、梁、根太などの構造材や、フローリングや壁パネルなどの内装材など、木造部分のあらゆる部分に対して施す必要があります。 防蟻処理には、シロアリを寄せ付けない忌避剤や、シロアリを殺す駆除剤など様々な薬剤が使用され、構造材に直接塗布する工法や、土壌に散布する土壌散布工法、床下の襦袢面に防蟻シートを張る工法など、様々な工法があります。また、耐蟻性のある木材を使用する方法もあります。
建築の基礎知識について

剪断とは?構造設計の基礎知識

建築用語で「剪断(せん断)」とは、物体を切断しようとするときの力のことです。構造設計上の重要な概念であり、水平部材には、一定で均一な剪断荷重がかかっていると考えることができます。部材に対して、平行で逆向きの力を掛けると、部材内の断面にはずれるように力がかかってくるのです。梁などにもかかってきますが、橋梁などでは桁に大きな剪断力がかかるため、設計上耐えられるようにしなければいけません。また、地震を引き起こす原因のひとつとして考えられている断層や地滑りといったことも、剪断が働いたことによってエネルギーが生まれてくるためです。はさみで紙を切るというのは、2つの刃がすれ違うという剪断によって破壊されるということになります。
住宅の部位について

ペアサッシとは?その役割やメリット

ペアサッシとは、ひとつの開口に対して二重のサッシを取り付けた状態のことです。二重サッシと呼ばれることもあります。二重にすることで、単純にサッシの能力を重ねるといったことだけではありません。防音性や断熱性も上げることができますが、間に空間ができることによって、その効果を高めることができます。騒音対策としても、間の空間が重要な役割をし、幹線道路などの騒音も防ぐことができます。サッシが二重になるということは、鍵も二重に取り付けることになるため、防犯対策としても効果を高めることができます。
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