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建築の工法について

打継ぎ目地とは?基礎知識と適切な施工方法

打継ぎ目地とは、コンクリートの打設作業を中断するときに生じる打継目地に作る目地のことであり、計画的に中断させることでその効果を発揮させることができます。コンクリートの場合、前に打ち込んだ部分とあとに打ち込んだ部分で接合境界面が生じて、防水上のコールドジョイントになり、弱点となってしまうことがあります。そこで、あらかじめ打継ぎ目地を作って、プライマーを塗布し、接着力を高め、シーリングで処理することで防水性を高めます。計画的に打継ぎ目地を作ることも重要ですが、コールドジョイントを防ぐため、目荒らしをして次のコンクリートの付着面積を増大させる一方、接着剤を使い一体性を高めることも重要です。
住宅の部位について

梁伏図を知っておこう!

梁伏図とは、上方から見下ろすように梁の状態を描いた図面のことです。縮尺は1/100程度になることが一般的です。真上から見下ろした図面のことを伏図と呼ぶことが多いですが、梁伏図の場合には、梁の状態を書き表しており、軸組の様子がすぐに分かるように作られています。伏図ということでは、他にも基礎伏図や床伏図がありますが、どれも上方から見下ろしている図面であり、位置がはっきりと分かるようになっているのが特徴です。梁伏図には、単純に梁としてだけではなく、地面の中に設置することになる地中梁や基礎梁といった物も描かれることとなります。
関連法規について

都市計画区域とは?建築用語の解説

都市計画区域とは、都市として総合的に整備や開発を進めていく必要のある区域として指定された地域のことです。都道府県は人工・都市の発展・地形などを考慮し、必要に応じて「市街化区域」や「市街化調整区域」などに区分します。「市街化区域」とは、すでに市街地が形成されている区域で、10年以内に優先的に市街化を図る必要のある区域を指します。積極的に市街化を進める地域という言い方もできます。一方、「市街化調整区域」は新たな建物の建設を抑止する地域です。
建築の基礎知識について

建築用語『出面』の意味と使い方

出面とは、職人が現場で何日間働いたかを示す言葉です。1日の仕事の人数を表すこともあります。個人単位で考える際に、出面が報酬につながるため、直接的に日当を意味する場合もあります。出面を取るという言葉が用いられることがありますが、これは出退勤を確認するという業務を指します。建設現場では、一面を「つら」と称します。そのため、出っ張っている面をさして、出面と呼ぶこともあります。特別に意図的に出っ張らせたものを指し、出面を何にするのかといった計り方や長さを合わせて使われることが多くあります。長さをゼロにして平たんにする場合、面を合わせるということになります
住宅の部位について

和小屋と洋小屋の違いとは?

和風建築の伝統的な小屋組み『和小屋』は、日本の伝統的な小屋組みです。これは小屋梁の上に小屋束を立て、その上に母屋を渡して屋根からの荷重を支える構造です。和小屋は、広い空間を作るのには適していませんが、間仕切りが多く梁間が小さい物に用いられます。また、施工が簡便なため、増改築をするのも容易です。日本では書院造以来、草葺き屋根よりも和小屋の小屋組みを多用してきました。和小屋に対して、洋小屋も存在します。洋小屋はヨーロッパに多い小屋組みで、各部材が三角形のトラスを組んでいるのが特徴です。木造の洋小屋ではキングポスト・トラス、クイーンポスト・トラスが多く用いられますが、その他にもハウトラスやフィンクトラスなど様々な構造があります。洋小屋は和小屋よりも大きな空間を取ることができます。
住宅の部位について

空間デザインの鍵となる間仕切り家具

間仕切り家具とは、部屋の間仕切りに使うことができる家具のことです。食器棚や本棚、飾り棚といった収納家具を使うことが多いですが、専用の家具を使うと、背面も加工されており、間仕切りにしたときに見えることがなくなります。また、2つのスペースに区切るために使われるのが間仕切り家具のため、スケルトンな物を使うことがあります。ガラスを多く使った物にすることで、光を通すことができるようになり、空間の広さも損なうことがありません。パーティションになっているだけではなく、テーブルが取り付けられており、椅子をおくことで壁以上の使い方ができるような物もあります。逆に視線を遮ることによって、部屋をもうひとつ作り出し、プライバシーも守ることができます。
建材と資材について

水密コンクリートの基礎知識

水密コンクリートとは、水密性を高めた構造物に使われるコンクリートのことです。水セメント比の上限は、JASS5では50%以下、コンクリート標準示方書では55%以下とされています。水密コンクリートを作るためには、実績率が高い粗骨材を使用することが重要です。単位粗骨材量を大きくすることによって、単位セメント量と単位水量が低下し、緻密なコンクリートを作り出すことができます。硬化後に水を通しにくくできるのは、それだけ緻密にでき上がるからです。こうした条件をそろえるためには、均一な打ち込みも必要であり、十分に締め固めて養生しなければなりません。コンクリート内の空隙が充填されるように混和剤も用いる必要があります。
建築の基礎知識について

夏期日射取得係数とは? 住宅に入る日射量を数値化

夏期日射取得係数とは、住宅に入る日射量を数値にしたもののことです。夏期日射取得係数の値が大きいほど、日射量が大きくなり、住宅の中に入ることを意味します。夏期日射取得係数は、建物に遮蔽(しゃへい)がないと仮定した場合の、日射量に対する実際に数値の期間平均的な値となるため、住宅の中に入るのを遮るための庇や日射遮蔽物であるカーテンやブラインドといったものも計算することが可能です。
夏の日射量をしることができれば、冷房費の想定も可能になります。もし数値が小さくなれば、日射熱の影響が少ないことになるため、冷房の温度を上げる、あるいは時間を短くすることができ、冷房費を少なくし、省エネするための判断材料になります。
住宅の部位について

建築用語『脚物』の意味と種類

「脚物」とは、脚のついた家具の総称です。洋家具類を形態上から分類したときの呼び名であり、椅子やテーブルなど脚を持った家具類全般を指す言葉です。家具業界の用語として用いられています。脚物に対する用語として、「箱物」があります。箱物とは、たんすやロッカー、キャビネットなどの、箱状になっている収納家具の総称です。脚物家具の中には、脚部分に意匠の凝った物も多く、猫脚と言って、猫の脚のような形をした、曲線を描いた脚を持つ家具も存在します。このように意匠の凝らされた脚物家具は、アンティーク家具に多く見られます。意匠を注意深く見れば、それぞれがどの年代のどの国でできたか、あるいはその影響を受けているか、といったことを知ることができます。
建築の基礎知識について

気密住宅の基礎知識とメリット・デメリット

気密住宅とは、隙間相当面積が床面積1平方メートルあたりに対して5.0平方センチメートル以下になるような、隙間の少ない住宅のこと。 隙間相当面積とは、機密を指す数値になるが、隙間面積を延べ床面積で割ったものになるため、少なければ少ないほど高い性能を持つ気密住宅になると言える。これをC値と呼んでいるが、次世代省エネルギー基準では、細かな規定が存在したものの、2008年改正によって規定自体は削除された。2×4工法などでは、隙間が少なくなるため、省エネルギー化を目指すことが可能。寒冷地では2平方センチメートル以下、一般地域では5平方センチメートル以下にすることによって、現在の高気密住宅としている。隙間がなくなり、エネルギーの消費を削減できるが、機密が高いために自然換気が難しく、24時間換気システムが不可欠だ。
住宅の部位について

元金均等返済方式とは?特徴とメリット・デメリット

元金均等返済方式とは、毎月の返済額のうち元金部分は返済期間を通して一定であるが、利息ははじめに多く以後低減する、返済方法です。毎月の返済額は、融資金を返済回数で除した元金返済部分と、融資金からそれまでに返済した元金を控除した残元金に対する前回の支払日の翌日から、その支払日までの利息とを合計した金額となります。元金均等返済方式の特徴は、元利均等返済方式と比べて利息の返済総額は少ないものの、当初の返済額が多くなるという点にあります。住宅ローンの返済方法としては、返済期間が短期の場合などに用いられることがありますが、元利均等返済方式に比べて用いられることは少ないです。
建築の基礎知識について

アウテリアとは?建築用語としての意味とエクステリアとの違い

アウテリアとエクステリアの違いアウテリアとエクステリアは、どちらも建物の外装や設備を意味する言葉ですが、若干の違いがあります。アウテリアは、門、扉、塀、垣根、外灯など、建物の外にある装飾や設備のことを指します。一方、エクステリアは、アウテリアに加えて、建物の外壁、屋根、窓、バルコニーなど、建物の外観全体を指します。アウテリアは、建物の外観を美しくしたり、セキュリティを向上させたり、プライバシーを確保したりする役割があります。エクステリアは、アウテリアに加えて、建物の構造を支えたり、断熱性を向上させたり、耐震性を強化したりする役割もあります。アウテリアとエクステリアは、どちらも建物の重要な要素であり、建物の外観や機能に大きな影響を与えます。アウテリアとエクステリアを上手にコーディネートすることで、建物の美観と機能性を向上させることができます。
建築の工法について

QCとは:生産者が行う品質管理法を解説

QCとは、品質管理の方法のひとつであり、生産者が行う品質管理法のことです。数字として品質を把握し、合理的に品質の安定や保証の管理をするものです。従業員自らが日常業務の改善活動、生産性の向上などを行ない、常に品質の改善を行なうというシステムである点が特徴です。ISO9000が「使う側」からの品質保証であるのに対し、QCは「生産する側」からの品質保証です。なお、QCを全社的なレベルまで及ぼす場合をTQCと言う。また、また品質管理は小集団活動による展開が盛んだった時代もあり、その小集団をQCサークルと呼びますが、日本独特のものであり、メーカーだけでなく第三次産業へも急速に普及しました。
建築の基礎知識について

建築用語『エリア』ってなに?

建築用語「エリア」という言葉は、2つの意味を持ちます。1つ目の意味は「地域、区域、地帯」です。これは、物理的な空間を指す場合が多いです。例えば、「このエリアは住宅地です」と言うと、その地域が住宅を建てるために指定されていることを意味します。2つ目の意味は「(活動などの)範囲、領域」です。これは、物理的な空間だけでなく、抽象的な空間を指す場合もあります。例えば、「このエリアは研究室です」と言うと、その場所は研究を行うために指定されていることを意味します。また、「このエリアは危険です」と言うと、その場所は危険であることを意味します。
その他

経済用語ペイオフの意味とは?

金融機関が破綻した場合に払い戻される仕組みについて説明します。ペイオフとは、金融機関が破綻したときに預けていたお金が払い戻されることを意味します。ただし、ペイオフには上限があり、還元されるのは元本1,000万円とその利息以内とされており、さらに預金保険制度を導入している金融機関でしか適用されません。住宅ローンを組んでいる金融機関が破綻した場合、ローン残高はそのままで他の金融機関に引き継がれますが、利率は引き継ぎ先の金融機関が新たに設定するので、せっかく低い利率で借り入れしたのに金利が高くなってしまうという事態も発生します。
住宅の部位について

冠瓦の特徴と種類

冠瓦は、棟瓦の一種で、棟の最上部に載せられ、雨仕舞いをする瓦のことです。別雁振瓦とも呼ばれます。棟瓦そのものを冠瓦と呼ぶ場合もありますが、棟瓦のうちの比較的平たい物を衾瓦、伏間瓦と呼び、丸形や山形になった背の高い物を特に冠瓦と区別して呼ぶ場合が多いです。棟瓦の連なる部分は桟と呼ばれ、冠瓦の形状から、丸桟冠瓦、角桟冠瓦と呼び分ける。通常は丸い形状をしていますが、三角形や角形の物もあり、それらは特に三角冠瓦、箱冠瓦とそれぞれ呼びます。また、片流屋根専用の左右非対称な形状をした冠瓦なども商品化されています。
建築の設備について

プロペラファンを知る!

プロペラファンとは、プロペラと呼ばれる羽を使った換気扇のことです。 壁に取り付けることが基本であり、キッチンコンロの上に取り付けられて使われることが多いです。構造としては単純であり、簡易的な構造になっていることからも、価格も抑えることができます。様々なところで用いられてきたが、風のないときには気密性が下がってしまうのがデメリットです。 外部からモーターのトルク以上の強い風を受けると、風量がダウンするだけではなく逆回転してしまうようなことも起きるため、高層階に用いることはありません。 羽を回転させる構造となってくるため、どうしても風切り音がすることになってしまいます。ダクトを利用すると、排気性能が落ちてしまうという欠点も持ちます。
関連法規について

借地権とは?

借地権とは、借地法の適用を受ける建物の所有を目的とした賃借権及び地上権のことを言う。当初、賃借権は法的効力が弱かったため、借地権者の地位を保護するため、その後の立法により、一部に限り地上権と借地権を同一の取扱いをするようになる。また賃借権、地上権の登記がなくても、地上建物登記があれば借地権の対抗力を認めたり、存続期間更新、借地権の譲渡転貸など、借地法、借家法、建物保護法などで借地人の保護を図ったが、問題が残されたため、新借地借家法が平成4年に施行された。
建築の設計について

建築用語「シンプルモダンスタイル」とは

建築用語として知られる「シンプルモダンスタイル」とは、無機質な素材を使用してデザインするスタイルのことです。機能的な面を重視しながら、シンプルな構成を目指しています。ガラス、金属、強化プラスチックなどを多用するのが特徴です。シンプルモダンスタイルには、明確な時代背景や地理的背景がありません。現代的な美しさの追求という意味合いが強く、飾り気はほとんどありません。曲線もほとんど使用せず、直線的なデザインインテリアになります。スタイリッシュにまとまり、都会的なスタイルとも呼ばれています。素材やカラーはばらつきを抑えて統一するのが基本です。ファブリックもシンプルにまとめるのが、シンプルモダンスタイルの特徴です。
住宅の部位について

賃貸住宅の配管スペース「PS」とは?

PSとは、賃貸住宅などにおいて、生活に必要な水やガスなどの配管を通しているスペースのことである。 PSの他に、パイプスペースやパイプシャフトなどとも呼ばれる。 PSは、主に電気、ガス、給水、排水を目的とした配管で、各階を貫通するように縦方向に伸びていることが一般的である。なお、排水を目的とした配管には、キッチンや浴室、 洗面室から出る雑排水を流す配管と、トイレからの排水を流す配管が必要であるため、1住戸のPSは通常、2ヵ所以以上となっている。PSは、間取図に略して「PS」と表記されることが多く、メーターボックスと一緒に設置されている場合は、まとめてMBPSと表記されることもある。
建材と資材について

構造物の強度を確認するテストピースとは?試験方法や目的を解説

テストピースとは、コンクリートやモルタルの圧縮強度試験に用いるための供試体のことです。コンクリートやモルタルを打設する際に、現場で専用の型枠を使い作成していきます。コンクリートの場合、直径10cm、高さ20cmの円形になっている型枠を使い作成されます。材令7日と28日に試験機に掛けられることが一般的な試験方法です。養生は水中養生が基本で、3本を2セット用意しておきます。モルタルの場合には、もっと簡易的な直径5cm、高さ10cmの型枠を使うこともあります。無収縮モルタルなど、初期強度の発現が早い場合には、材令3日で試験を行なうこともあります。道路工事などに使われる超速硬コンクリートの場合には、規制解放前に簡易アムスラーを使い、テストピースをその場でつぶして確認します。
建築の基礎知識について

建築用語『コンストラクション』の理解

コンストラクション([1]建造、建設[2]構造、構成)とは、ラテン語の「constructio(構造物、建築物)」に由来する言葉で、建設業や建築業で広く使われています。狭義には、建物を建てる行為や、建物を建てるための構造物のことを指し、広義には、建物の構造や構成、建築物の全体像を指します。コンストラクションの意味と由来コンストラクションという言葉は、ラテン語の「constructio(構造物、建築物)」に由来しています。この言葉は、「con-(一緒に)」と「struere(建てる)」という2つの単語から成り立っており、もともと「一緒に建てる」という意味でした。これが転じて、「建設する」や「構造を構築する」という意味を持つようになりました。日本では、コンストラクションという言葉は、明治時代に西洋建築が導入された際に、英語の「construction」をそのままカタカナ表記したものです。当初は、建設業や建築業で使用される専門用語でしたが、近年では、一般の人にも広く使われるようになりました。
建材と資材について

ウッドデッキの可能性を知ろう!

ウッドデッキとは、木材と樹脂を混合した合成木材を使用して作られたプラットホーム状の構築物のことです。床板レベルを一定にしたものを「ウッドデッキ」と言い、ベランダの上に敷き詰めて使うすのこ状のパネルなどは、「ウッドパネル」と呼び、区別されています。ウッドデッキに使用する木材は、サイプレスやイタウバ、ウリン、イペなどの耐久性や耐蟻性、耐菌性、耐腐朽性などに優れた木材です。これらの木材は、ホームセンターなどで安価に販売されています。また、耐久性を高めるために、樹脂などを注入したハンディウッド、ルチアウッドなどの特殊加工木材を使用する場合もあります。
建材と資材について

凝灰岩とは?特徴や種類、利用方法をご紹介

凝灰岩とは、火山灰が堆積してできた岩石のことです。火山由来の岩石ではありますが、生成条件が異なることから堆積岩に含まれます。火山灰の中でも細かい物は固まっていくため、さまざまな色を作り出しています。4ミリ以下という細かい火山灰のため、割れ方向が存在せず、層状構造もほとんどありません。ただし、大規模な火山灰が降り続いた場合や、時間がかかることで層状になることがあります。火山ガラス破片から生成されたものやマグマの晶出でできた結晶性凝灰岩など、その組成によって凝灰岩としても分類できます。水中堆積すると、混合しやすく層灰岩として分類されることもあります。固結度が高い凝灰岩は採石として利用されますが、通常は不適とされることが多いです。
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