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建築の基礎知識について

住宅の断熱性能を表す熱損失係数とは?

熱損失係数とは、住宅の断熱性能を数値で表したもので、値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。住宅の断熱性能は、熱抵抗値などから判断する仕様基準と、熱損失係数などから判断する性能基準という2つの方法で表すことができます。同じ工法の住宅であっても、住宅の表面積、窓面積、換気量などによって断熱性能は異なります。しかし、熱損失係数を算出することで、熱貫流率や、熱抵抗値では判断できないバランスを知ることができるので、条件の違いを考慮した上で断熱性能を把握することができます。ただし、熱損失係数の計算は複雑で時間がかかり、多くの書類を必要とするデメリットもあります。
建材と資材について

ニッケルめっきで輝く未来

ニッケルめっきとは、金属のニッケルを使った電気めっきのこと。電解ニッケルめっきとも呼びます。水溶液中に通電させ、電子の還元力を利用してメッキにします。対象物に金属ニッケル被膜を形成させますが、通電する物でなければ行うことができません。装飾目的で使われることが多く、鏡面のような光沢を持たせることができます。貴金属メッキの下地としても利用されています。鉄や亜鉛ダイカストに利用されることが多く、金白色の光沢を持たせることができます。
関連法規について

マンション管理規約の重要性とは?

「管理規約」とは、建の区分所有等に関連する法律に基づいて決まっている建物や土地、あるいは付属施設の管理や使用に関連する規約の事である。この法律によって、規約で定められることを認めていて、その目的は区分所有者間の利害が公平に保たれる事。不動産、特にマンションではとても重要な項目で、マンションの価値にも影響がある。マンションの立地、規模、作りなどによって管理や使用方法が異なるため「管理規約」では、そのマンションの状況に沿ったルールが設けられる。マンションでの生活を快適にするためにも「管理規約」によって区分所有者間の所有関係や権利、義ward務などのルールを定め、その規約を守る必要がある。
建材と資材について

古材を理解し、活用しよう

古材とは、解体した古民家などに使用されていた建築資材のことです。古い木造建築に使用されていたものであり、再利用するために使用されることが多く、柱や梁、桁などの古材だけでなく、使用できるものであればあらゆるものが対象となります。また、建替えのときに、古材を生かして建てる古民家再生住宅もあります。古材と呼ばれるためには、ある程度の年数が必要ですが、昭和25年以前に建てられたもの、といったガイドラインも使用されるようになりました。これは、伝統的な工法で建てられた住宅という意味もあり、新材を使用するよりも自然乾燥したことで強度のある木材を使用することができるためです。取引も盛んに行われるようになり、高額で取引されるものも多くあります。
建築の設備について

雑排水とは

雑排水の排出先には、下水道、合併浄化槽、垂れ流しなどがあります。下水道は、市町村が整備する公共の排水処理施設であり、雑排水を処理して河川や海に放流します。合併浄化槽は、各家庭や事業所に設置する民間浄化槽であり、雑排水を処理して排水基準を満たした上で、河川や海に放流します。また、下水道や合併浄化槽などがない地域では、雑排水を垂れ流しにしている場合があります。ただし、垂れ流しは水質汚濁を招くため、禁止されています。
建築の基礎知識について

建築用語『通風』とは

通風の重要性通風は、建物内の空気の流れを良くし、快適な室内環境を作るために重要な要素です。通風を良くすることで、室温を安定させ、湿気を溜めにくくし、空気の汚れを防ぐことができます。また、通風は、建物の構造を保護し、建物の寿命を延ばすためにも重要です。木造建築では、通風を良くすることで、材木に嫌気性菌が育たず、耐久性が高まり、建物を長持ちさせるのに役立ちます。壁体内の通風は特に重要で、湿気が溜まりやすい部分を適切に通風させることで、建物の耐久性を向上させることができます。
建材と資材について

面材の定義とさまざまな用途

面材とは、板状の表面を構成する材料のことで、合板・繊維板などの板の総称です。面材は、軸材・線材に対する語で、パネルなどの構成材も含まれます。構造用合板やダイライト、他にもシステムキッチンや洗面化粧台などの扉に使われている板状の表面材もすべて面材です。面材は、建物や家具の表面に貼られる板状の材料です。面材には、合板、繊維板、石膏ボード、化粧板などがあり、用途や目的に応じて使い分けられます。合板は、木片を接着剤で貼り合わせた板で、強度が高く、建築や家具によく使用されます。繊維板は、木材の繊維を圧縮して作られた板で、軽くて加工しやすいのが特徴です。石膏ボードは、石膏を紙で挟んだ板で、耐火性が高く、内装材によく使用されます。化粧板は、紙や布を樹脂でコーティングした板で、美観性に優れており、家具や建具によく使用されます。
建材と資材について

配管材料の種類と用途

配管材料は、用途によって給水・給湯・排水用、給水・給湯用、排水用の3種類に分けられます。給水・給湯・排水用の配管材料は、オールマイティで丈夫な性質を持つ塩化ビニル管類が一般的に使用されます。給水・給湯用には塩化ビニル管の他、銅管、鋼管、その他の合成樹脂管が使用されます。銅管や鋼管の内側には合成樹脂によるコーティングが施されており、溶け出さないよう工夫がなされています。また、排水用専用の管種として耐火二層管があります。耐火二層管は、塩化ビニル管の内管と繊維モルタルの外管を組み合わせたものです。これは吸湿性、吸水性があるため、防露施行を必要とせず、耐蝕性や耐震性も高い材料です。
建築の基礎知識について

建築用語『地目』ってなに?

地目とは、土地の名称であり、土地の状況や使用目的によって付けられる土地の用途区分のことです。登記記録上は、一筆を単位として決められていますが、登記上の記録のため、実際の状況や使用目的とは必ずしも一致するわけではありません。不動産登記規則99条によって23種類に区分されており、権利移転に制限が発生する田・畑もあります。また、住宅建築を行ないたい場合にも制限がかかります。登記簿の中では、表題部の土地の所在、地番のあとに記載されています。この地目の決定は、登記所の登記官が行います。用途区分は、宅地や田、畑など個人間の不動産取引にかかわりのあるものだけでなく、学校用地、鉄道用地、貯水池などに使われている水道用地などを始めとする23種に分類されています。
建材と資材について

建築用語『経年変化』の意味を解説

経年変化とは、物質が時間とともに変化していくことです。経年変化よりも一般的には経年劣化と呼びます。経年劣化とは簡単に老朽化することで、摩耗や腐食、変色、変形といったことが一般的に考えられます。住んでいる間には経年劣化は当然起こることであり、住んでいなくても経年劣化は起きることはあります。畳や障子が陽に当たり変色、変形するといったことは、経年劣化の代表です。フローリングも使っている間に表面が劣化するのは当然のことであり、起きうる事態になるので、賃貸の場合では、これを原状回復する義務を負わないとしています。紫外線による物質の変化もあり、塗装などは時間と共に色あせてしまいます。また、プラスチック製品がどんどんと劣化し強度を失ってしまうのも経年変化です。
関連法規について

建築用語『金銭消費貸借契約』について知ろう!

金銭消費貸借契約とは、返済することを前提にお金を借りる契約のことである。 一般的には銀行や消費者金融が貸し主となって契約を結ぶことが多い。金消契約、ローン契約とも言う。「金銭消費貸借契約」としては、金融機関から融資を受けることや消費者金融から借り入れること、カードローン、住宅ローンなどが挙げられる。 また、親戚や知人からお金を借りる場合も「金銭消費貸借契約」に該当する。「金銭消費貸借契約」を結ぶ場合、金銭消費貸借契約書を作成するのが一般的だ。 貸借契約書には、貸し主・借り主双方の住所氏名または法人名、契約年月日、借入金額、金銭貸借の条件、返済期日、金利、返済方式、返済が遅れた場合の賠償金額などを記載。場合によっては、連帯保証人や抵当権の設定などについても記述する。なお、「金銭消費貸借契約」には利息額や遅延損害金額に制限が設けられている。
住宅の部位について

カントリースタイル:素朴な美しさで空間を彩る

カントリースタイルとは、不揃いな木目をそのまま生かすなど、無垢材を使用した簡素で丈夫な家具が特徴のインテリアスタイルである。欧米庶民生活から生まれた、農家風の素朴なインテリアスタイルである。カントリースタイルは地方によって様々で、代表的なものにはブリティッシュカントリースタイル、フレンチカントリースタイルなどがある。ブリティッシュカントリースタイルでは、家具にオーク材やパイン材を用い、素朴でシンプルな木の家具や石造りの家などが特徴で、イギリスの田舎暮らしスタイルを模している。一方フレンチカントリースタイルは、無垢材の床張りに漆喰塗の壁、明るい色身のファブリックなどが特徴のプロヴァンス地方のスタイルである。
住宅の部位について

雨仕舞いの徹底解説!

建築用語「雨仕舞い」とは、屋根やベランダ、外壁などに雨水が入らないよう防水加工を施すことを指します。家屋を長持ちさせるためには欠かせない処理で、長年にわたりこまめな修繕が必要となります。雨仕舞いのやり方は様々で、加工する箇所に応じて適切な方法が取られます。
例えば、屋根の場合は頂点をなす部分に金具などを取り付け、隙間から水が浸入しないようにします。また、ベランダや窓の外壁などは、窓と地面がフラットになっていると水が浸入してしまうため、段差を設けて水が入らないようにするとともに、シーリング材で隙間の発生しやすい部分をコーティングする方法を用います。
建材と資材について

建築用語『シーラー』の意味を解説

「シーラー」とは、塗料の下地処理剤のこと。塗料以外にも塗床材などにも使用される。また、シーラーは 主剤の染み込みを防ぐことで、塗膜が痩せたり割れたりするのを抑止する効果がある。また、シーラーを使用することにより、塗料の密着性を高めることができ、塗装面に浸透させれば塗装によるムラをなくし、古い塗装のひび割れなどから受ける影響を少なくすることが可能になる。また、シーラーの浸透性の高い種類のものを使用すれば下地自体を強化することが可能となる。特に、コンクリート面への塗装を考えた場合は、コンクリートの吸収性が非常に高くなってしまうため、シーラーを用いることが塗装の前提となる。また、木材の目止めに使っているものもシーラーの一種である。
関連法規について

建築用語『防火区画』

防火区画とは、建築物の火災の拡大を防止する上で有効な区画のこと、またはその区画を形成する構成材のことです。耐火建築物、準耐火建築物は、準耐火構造の床、壁、特定防火設備で区画しなければなりません。ファイアダンパと呼ばれる火炎防止装置が空調用のダクトに備えられる例があります。建築基準法施行令第112条に規定されており、第1項から第16項までの項目ごとの目的に応じて、大きく「面積区画」「水平区画」「竪穴区画」「異種用途区画」の4種類に分類されます。さらに面積区画は高層面積区画を含みます。それぞれの区画について、それが必要となる建築物、また区画の内容が異なります。なお、似た概念として防火壁がありますが、防火壁と防火区画は要求される性能が異なっています。
建材と資材について

モルタル塗りとは何か?

モルタル塗りとは、壁や床などの下地や仕上げにモルタルを塗ることです。 モルタルは、セメントと水、砂を混ぜ合わせて練った物で、セメントと砂は重量比で1対2から1対3ほどの割合で混合されることが多いです。ペースト状になっているため指向性がよく仕上げ材、躯体(くたい)、目地材などの調整にも使用されます。コンクリートとの違いは砂利が入らない点で、コンクリートよりも高価になります。クリープ現象といった伸縮を起こしやすいため、構造材料といしてモルタルだけを使用することはまれです。収縮によるはく離やひび割れが発生しやすいので注意が必要です。一定の厚さ以上のモルタルは防火構造としても認められます。
建築の設備について

換気乾燥機とは?浴室や部屋の乾燥に活躍する便利アイテム

換気乾燥機とは、部屋の換気、暖房、干した洗濯物の乾燥などを行なう機械のことです。天井にビルトインされたり、壁に取り付けられたりするタイプがあり、浴室に取り付けられる浴室換気乾燥機が一般的です。乾燥させることで湿気を取り去ることができ、結露やカビなどの発生防止につながります。浴室に取り付けている場合には、夏季に入浴中ののぼせ防止として風を送るという使い方もできます。逆に冬季の入浴前には、予備暖房として使用するという使い方も。浴室内でのヒートショック防止に役立ち、入浴中の寒さ対策のために暖房機能として使う浴室暖房乾燥機と言われる物も存在します。昼間に外出していて洗濯物を外に干せない場合に、部屋干し時のようなにおいを伴わず洗濯物を干すことができるので、換気乾燥機は浴室や部屋の乾燥に活躍する便利なアイテムです。
建築の基礎知識について

ホールダウン金物ってなぁに?

ホールダウン金物とは、地震等によって柱に水平に力がかかったときに、柱が浮き上がろうとするのを防止するために取り付けられる金具のことである。引き寄せ金具とも言う。木造建築物の耐震力を上げるために、1階部分では柱をコンクリートの基礎に直接緊結し、2階・3階では上下階の柱と柱、または柱と梁に取り付けられる。1995年(平成7年)に発生した阪神・淡路大震災で、柱が土台や基礎からはずれて倒壊したケースが多く見られたため、その教訓をきっかけに、2000年(平成12年)から建物の階数に関係なく、建築基準法の旧建設省告示1460号の表にしたがって、取り付けることが義務付けられた。ただし、N値計算または構造計算を行なった場合は、その結果にしたがって取り付けることとされている。
建材と資材について

異形鉄筋とは?その特徴と形状について

異形鉄筋の特徴は、丸鋼の表面に凹凸を付けることで、コンクリートとの付着強度を高めていることです。これにより、鉄筋コンクリート構造において、鉄筋とコンクリートの間に隙間が生じにくくなり、構造物の強度を高めることができます。また、異形鉄筋は丸鋼に比べて、引き抜き抵抗力がはるかに高いため、耐震性にも優れています。さらに、異形鉄筋はブロック塀にも使用することができ、モルタルを充填することで、耐震性を大幅に向上させることができます。
関連法規について

建築用語『発注書』とは?その意味や種類を紹介

発注書とは、注文の内容を正式に文書化したもので、特に商品を購買する場合は注文書と呼ばれます。 反復して注文がある取引の場合は、別に基本契約書を取り交わし、注文書には数量や納期、支払いの期日などの、最低限の条件のみ記載するのが一般的です。文書(発注書)に、見積書や基本契約書に基づいた注文である旨を記載し、受注書(注文請書)なしでも契約が成立する場合には、収入印紙の貼付を求められる場合もあります。建築における発注書(注文書)の種類には、建設工事を発注する際の発注書(建設工事の注文書)、顧客に対して提出する発注書(建築業用注文書)、建設工事の注文承諾状、小売業者が商品を注文するときに使用する発注書(小売業用注文書)などがあります。
建築の工法について

建築用語「転ばし床」とは

転ばし床とは、コンクリートや玉石などの上に直接床下材を置き、床束を使用せずに床板を張る工法のことです。床高に余裕を取ることができない場合に用いることが多く、床束を使わない方法のため、工期は短くなり、費用もかからなくなります。また、床下に余裕がない施工方法であり、床束がない分だけ低くなるため、のちのメンテナンスはしにくいことが多いです。特に、湿気対策に問題が出てくるため、転ばし床では防湿シートを敷くなどの対策をしなければならないです。この防湿シートは、スラブ下に使われる方法で、かつては仮小屋やバラックのような建物で使われていましたが、鉄筋コンクリートを使い、耐久性や耐震性を高めることによってマンションなどでも使われることがあります。
関連法規について

建築用語『型式適合認定』とは?

建築用語『型式適合認定(「型式適合認定」とは、標準的な仕様書で繰返し建設される住宅の型式について、一定の建築基準に適合しているかどうかを、あらかじめ審査し認定するもの。)』型式適合認定とは何か型式適合認定とは、建築基準法第25条に基づく、国土交通大臣が、建築資材、主要構造部、建築設備、その他の建築物の部分について、政令に定めるものの型式について、建築基準法に基づく関係法令などに適合するという認定をする制度である。建築確認申請や検査において、申請者の負担を軽減することを目的としている。型式適合認定制度の対象としては、プレハブ住宅、エレベーターや防火戸などの防火設備、観光のためのエレベーターや遊戯施設などが含まれる。
建築の基礎知識について

建築用語『予定価格』って知ってる?

予定価格とは、主に工事で入札する前に発注者が予定している価格のことです。工事の内容や、技術的程度に応じて決まる発注側の「見積金額」のことだ。例えば、国の機関や地方自治体が工事などを発注する際、競争入札で予想される落札価格に上限を設定しておき、その範囲内で落札者を決めています。発注者はなるべく低い費用で工事などを請け負ってもらいたいと考えているため、予定価格を下回る入札をした業者の中から、もっとも低い金額を提示した業者に落札させます。一方、業者にとってはなるべく高い金額で工事などを受注したいと考えているため、予定価格ちょうどの金額で落札することが、大きな利益につながる場合もあります。通常は、予定価格の8割程度の価格で落札するのが相場だと言われています。
建築の設備について

排水桝とは?種類と設置箇所、役割を解説

排水桝の種類排水桝は、その用途や設置場所に応じて、様々な種類があります。主な排水桝の種類は以下の通りです。・雨水桝雨水排水用の排水桝です。底に泥溜まりが設けられており、泥などが配管内に流れ込むのを防止します。・汚水桝汚水排水用の排水桝です。汚物が滞留しないように、底が斜めになっています。・合流桝雨水排水と汚水排水が合流する場所にある排水桝です。雨水排水と汚水排水を分離する役割があります。・最終枡建物の敷地と道路等の境目付近に設けられる排水桝です。排水管から流れてきた雨水や汚水を、公共の排水管に流す役割があります。これらの排水桝は、コンクリート製の物が主流ですが、狭い場所に設置するために塩化ビニル製の小口径の桝も普及しています。
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