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住宅の部位について

パーゴラ:庭の美しい日陰と緑を演出する格子棚

パーゴラは、庭や軒先に設ける格子状の棚、またはその空間のことです。イタリア語の「ぶどう棚」に由来する言葉です。パーゴラは、主につる性の植物を絡ませるために設置されます。その植物の主なものとしては、蔦、藤、つるバラ、クレマチスやキウイなどがあります。パーゴラに植物を絡ませることで、直射日光を防ぎ、やわらかな日差しと心地良い風を得ることができます。パーゴラは、公園や学校などに設置されているものは、柱をコンクリートで固めて上部の棚を木製としたものが多いですが、住宅の場合は柱と棚、両方とも木製であることが多いです。パーゴラの棚は、基本的に木と木を垂直に組み合わせて屋根状に作られます。その形は長方形であることが多いですが、正方形や扇形、台形、菱形、円形などのものもあります。
住宅の部位について

コレクティブハウスとは?

コレクティブハウスの歴史は、1930年代の北欧に始まります。 当時、人々はより親密でコミュニティに根ざしたライフスタイルを求めていました。コレクティブハウスは、このニーズに応えるために開発された新しい住居形態でした。最初のコレクティブハウスは、スウェーデンのストックホルムにある「Haga Collective」でした。このプロジェクトは、建築家 Sven Markelius によって設計され、1931年に完成しました。Haga Collective は、100 戸の住宅と共同のキッチン、ダイニングルーム、ランドリー、図書館を備えた大規模な複合施設でした。コレクティブハウスのコンセプトは、すぐに他の北欧諸国に広がりました。1930年代後半には、ノルウェー、デンマーク、フィンランドにも多くのコレクティブハウスが建設されました。第二次世界大戦後、コレクティブハウスのコンセプトは、北米とヨーロッパの他の地域にも広がりました。1950年代と1960年代には、アメリカ合衆国とカナダで多くのコレクティブハウスが建設されました。1970年代と1980年代には、ヨーロッパの他の地域でもコレクティブハウスが建設されました。日本では、2003年に荒川区の福祉施設の一角にできた「かんかんの森」が最初の「コレクティブハウス」とされています。 かんかんの森は、6戸の住宅と共同のキッチン、ダイニングルーム、ランドリー、図書館を備えた小規模な複合施設です。近年、日本ではコレクティブハウスへの関心が高まっています。これは、少子高齢化や核家族化が進み、人々がより親密でコミュニティに根ざしたライフスタイルを求めているためです。
建築の工法について

すっきり解説!「差し筋」とは?

差し筋とは、建物を一体化させるために、すでにあるコンクリートに対して鉄筋を打ち込む施工のことです。 この鉄筋自体も差し筋と呼ばれます。コンクリートは、新たにうち継いだだけでは一体化することがありません。そこで、削孔して鉄筋を差し込みます。あらかじめ鉄筋を施工しておくこともあります。しかし、横方向の場合、型枠が邪魔をするため、ほとんど行なわれることがありません。そこで、後施工アンカーを使い、鉄筋をつなぐ方法が取られます。一般的な後施工アンカーを使うと、鉄筋にネジを切るなどの加工が必要になることから、鉄筋と一体化した製品が販売されているため、これを打ち込むことが多いです。差し筋は有効な手段であることは間違いないですが、新旧のコンクリートをつないでいるのは、鉄筋しか存在していません。
住宅の部位について

建築用語『階高』とは?確認ポイントやリフォームとの関係

階高とは、複数の階層がある建築物において、下階の床の高さと上階の床の高さが生み出す高さのことです。また、リフォームという文脈では、マンションなどで下の階の床仕上げ面から上階の床仕上げ面までの高さを意味します。躯体(くたい)天井高という場合には、階高から天井スラブ厚を引いた高さを表します(スラブ=コンクリート製の構造部分)。階高は、リフォームなどで変更することができない部分であるため、物件の購入前に確認が必要です。おおむね階高が3m以上ある物件であれば、床下・天井裏に配線・配管を通すための十分な空間が確保され、かつ直床・直天井ではなく二重床・二重天井となっていると推測されるため、将来のリフォームがしやすい物件であると考えてよいでしょう。
建築の基礎知識について

基礎工事における杭の種類と施工法

杭(パイル)とは、構造物の荷重を基礎から支持地盤に伝達する役割を果たす、柱状の構造材のことです。土木建築などの基礎工事の際に地中に打ち込まれる杭(くい)のことです。弱い地盤で建物を建てる際、上部の荷重に耐えられないときなどに使用されます。杭の材料は、木杭をはじめ、遠心力鉄筋コンクリート杭、PCパイル、鋼杭などがあります。また、施工法によって既製杭、場所打ちコンクリート杭などがあり、支持の性質によって支持杭と摩擦杭があります。先端を支持層に到達させる支持杭は、上向きに働く杭の先端の先端支持力により荷重を支え、先端を支持層まで到達させない摩擦杭は、杭の側面と地盤との間に働く周面摩擦力により荷重を支えます。そのため支持層がかなり深い場合に使われることが多いです。
建材と資材について

ヘアーラインとは?建築用語を解説

ヘアーラインとは、金属の表面加工の方法の一つであり、艶消し仕上げにするために、スチールウールなどの研磨材を用いて一定方向に連続的に研磨していく方法です。 磨かれた表面とは異なり、光を乱反射させることができるようになるため、つやのない仕上がり面となります。非常に細い線を付けていくことになるため、1本1本が髪の毛のような状態に見えることから、ヘアーラインと呼ぶようになりました。 ステンレス製品に多く見られ、HLと表記されて区別されます。建材として考えた場合にも、もっとも一般的な仕上げ方法で、多くの物に利用されてきました。また、ヘアーラインとは対照的に、無方向で仕上げされていく方法として、バイブレーションが存在します。これは、多軸水平研磨によって行われます。
住宅の部位について

パーソナルチェアの魅力と選び方

パーソナルチェアは、一人掛け用の椅子で、個人専用の椅子のことです。リラックスしてくつろげるように、クッション部分が厚くなっており、座り心地の良さを追求した商品が多くなっています。リクライニング機能が付いており、ベッドのようにフラットになるタイプの物もあります。椅子の下にフットレストが付いた物や、オットマン付きの物もあります。肘掛けがついている物が多いのも特徴です。素材も様々な物があり、本革張りの他、合成皮革、ファブリックなどがあります。デスクワーク用の椅子も個人で使用するため、「パーソナルチェア」と呼ばれることがあります。通常のオフィスチェアよりも背もたれが高く、ロッキング機能も付いており長時間座っても疲れにくい作りになっています。
建材と資材について

釉薬瓦の特徴と用途

釉薬瓦(ゆうやくがわら)とは、粘土で成型し、乾燥させて作った瓦に対して、釉薬を塗布して焼成した物のことです。釉薬はガラス質のうわ薬であり、JISの製法区分として定められている。釉薬の使用により、瓦の表面にガラス質の膜を作り出すことで、防水性や耐候性を高めることができます。また、釉薬の種類によって、様々な色合いの瓦を生産することができます。釉薬瓦は、日本の伝統的な瓦のひとつであり、古くから寺院や神社、城郭などに使われてきました。近年では、一般住宅や店舗などにも使われるようになり、その人気が高まっています。
建築の基礎知識について

建築用語『アウトルック』の意味と使い方

「アウトルック([1]眺望、景色、光景[2]見通し、視野、見解[3]外観、外貌)」とは、建築用語において、建物や空間の外側の景観や状況を意味する言葉です。 建物から見える景色や眺望を指す場合もあれば、建物の外観や外貌を指す場合もあります。また、建物の周囲の環境や条件を指す場合もあります。アウトルックは、建物の設計やデザインに大きな影響を与えます。建物の配置や開口部の位置、窓の大きさや形状などは、アウトルックを考慮して決定されます。また、アウトルックは建物の居住性や快適性にも影響を与えます。良いアウトルックを持つ建物は、居住者にとって快適な空間となります。アウトルックは、単なる景観や外観ではなく、建物の設計やデザイン、居住性や快適性にも重要な要素です。建築家やデザイナーは、アウトルックを考慮しながら、建物や空間を設計することが大切です。
関連法規について

市街化調整区域とは?その意味や特徴を解説

市街化調整区域とは、都市計画法に基づいて定められた市街化を抑制するべき区域のことで、規模の大小を問わず開発や建築行為が制限されている。市街化調整区域は、都道府県知事が区域区分を決定することによって設定される。
市街化調整区域は、市街化が著しく進展している地域や、将来の市街化が見込まれる地域、自然環境や文化遺産を保護すべき地域、農業や林業を振興すべき地域など、様々な地域に設定されている。
建材と資材について

キシラデコールとは?木材保護着色剤の知識

キシラデコールとは、木材を保護して美しさを与えるための塗料のことです。 一般的なキシラデコールは、化学薬品で処理された松油をベースとして作られています。キシラデコールは、木材に塗布することで、木材を腐敗や虫食いから守り、また木材に美しい色と光沢を与えることができます。 キシラデコールは、屋外のウッドデッキやフェンス、窓枠やドアなどの塗装に使用されます。
住宅の部位について

寝殿造りの特徴『塗籠』

塗籠の歴史と由来塗籠は、寝殿造りの屋内で土壁によって覆われた個室のことである。閉鎖的な空間で、木部になっている外壁まで土壁で覆ってしまう工法で作られることから、塗籠と呼ぶ。平安時代に成立した住宅様式である寝殿造りであり、貴族の住宅様式に見られる。当初は寝室として利用されることから始まっていったが、平安時代中期以降には寝室としては使われなくなっていった。もともと、土で厚く塗った壁に囲まれていた小さな部屋のことが塗込だったことから、塗籠になったと言われる。民家でも利用されていくことになったが、寝室としては使われなくなっていき、衣類や調度品を収納するという目的も薄れていった結果、納戸として変化していくことになった。
その他

ヒートアイランドと都市の気候変動

ヒートアイランドとは、都市中心部における気温が周辺地域よりも高くなる現象のことです。これは、都市部では高密度のエネルギーが消費され、コンクリートやアスファルトで覆われているため、熱が蓄積されやすくなるためです。ヒートアイランドは、住民の健康や生活、自然環境に悪影響を及ぼします。例えば、ヒートアイランドが発生すると、都市部では熱中症のリスクが高まり、大気汚染も悪化します。また、植物の生育にも影響を及ぼし、生態系のバランスを崩すおそれがあります。ヒートアイランドは、都市化が進むほど、強まり、高温の長期間化や、高温域の拡大が進む傾向があります。これは、都市部では人口が増加し、エネルギー消費量も増えるため、熱が蓄積されやすくなるためです。ヒートアイランドは、大都市に限らず、人口数千人から数万人と規模の小さな都市でも発生しています。また、各都市の地勢や気候によっては、風下の郊外部にも高温化が波及することがあります。近年は、日本をはじめ、アジアの都市部でのヒートアイランドの深刻化が問題視されています。これは、アジアでは急速な都市化が進んでいるためです。
建材と資材について

建築用語『プライムコスト』とは?

プライムコストとは、建築業において、工事の部材費と人件費の合計のことです。注文住宅の場合、プライムコストは部材のグレードや材質に影響しますが、施主の希望や要望によるものも大きいため、単純に部材などでプライムコストを抑えることはできません。しかし、プライムコストを抑えるためには、工事部分の方法や部材の見直し、システムキッチンやユニットバスなど、設備機器関係のグレードの見直しなどを行なう必要があります。
建材と資材について

低収縮コンクリート

低収縮コンクリートとは、コンクリートの収縮を抑えたもののことです。まったく収縮しないというわけではなく、低減させたコンクリートのことを呼びます。コンクリートは、水和反応で硬化するため、水分の分だけ体積が少なくなってしまい、このときにひび割れを生じてしまうことに。そこで、収縮を低減できる混和剤を投入して、ひび割れを防ぐということが低収縮コンクリートの目的となる。これにより、ひび割れ誘発目地を設けたりする必要がなく、構造物としての一体化を図ることができるのです。ひび割れをするということは、水分の侵入を許すこととなり、鉄筋の錆を誘発して爆裂させてしまうこともあるため、耐久性を向上させるためにも重要な意味を持ちます。
建築の施工について

DIYとは?初心者でもできるDIY基礎知識

DIYとは「Do It Yourself」の略語で、日曜大工などの専門業者に頼らず自分で行う作業のことです。住宅を建てる際、専門工事は専門業者に依頼することが多いですが、増改築工事や住宅設計もDIYで取り組む人もいます。ホームプラン集を利用して行う住宅設計もDIYの一種です。DIYは専門業者に依頼するより安価で、自分の好みに合ったものを自由に作ることができ、自分だけのための特注品を作ることができます。また、すべてを自分自身で行うことで達成感や充実感を得ることができます。
住宅の部位について

建築用語「最下階の床」について

「最下階の床」とは、建物のもっとも下の階にある床のことである。建築基準法第2条第5号では、主要構造部とは、壁、柱、はり、床、屋根もしくは階段のことであり、建築物の構造上、重要でない間仕切壁、間柱、附け柱、揚げ床、小ばり、廻り舞台の床、最下階の床、ひさし、屋外階段、局部的な小階段や、その他これらに類する建築物の部分を除くものとなっている。そのため、最下階の床は、法律上、主要構造部には当たらない。
建材と資材について

吊木とは?その種類と役割について解説

吊木とは、上方から吊って支える部材のことです。 天井をつるすために用いられるのが一般的ですが、棚を吊ることもある。 建築基準法では、1㎡当たり1本以上用いなければならないと定められています。 吊り天井にすることになるため、上階の振動を受けやすく、耐震上の問題も指摘されるようになりました。そのため、防振吊木といった商品も開発されるようになりました。吊木には、木材、金属、プラスチックなどさまざまな素材が使用されます。
関連法規について

建築用語『内装制限』とは?

内装制限とは、安全を確保するために建築基準法で定めている制限のことです。建物内部で火災が発生した際、内装が燃えて火災が拡大するなど、有害ガスが発生しないよう、仕上げ材を不燃性や難燃性の物にする規定です。制限を受ける内装は、1.2m以上の高さの壁部分、及び天井となっています。そのため、床や腰壁、窓台の部分については、難燃処理をしていない木質建材が使用可能です。
その他

チェスカチェアの歴史と魅力

チェスカチェアとは、カンティレバー構造を持った椅子のことです。ハンガリー出身の建築家であるマルセル・ブロイヤーによって作られました。日本ではマルセル・ブロイヤーのチェスカチェアに代表されるものをこう呼ぶことが多いです。チェスカチェアは、片持ち式の椅子であり、1本のスチールパイプで作られている基本構造が特徴のひとつになっています。背もたれと座面には籐張りが使われており、この構造が適度な弾力を生み出していくため、世界でもっとも有名な金属椅子とも言われています。
関連法規について

新耐震設計法が導いた新しい時代

「新耐震設計法とは、地震が起きた場合、従来の耐震設計法は構造物全体が転倒しないように、ふんばって耐えるものであったのに対し、新耐震設計法は建築物自体の変形、部分破壊によって地震エネルギーを緩衝することで耐える、という理論を取り入れた設計法だ。」この法律は1981年から施行され、地震力の強さが2段階であるという認識に基づいている。まず1つ目は、建築物の耐用年限以内に一度遭遇するかもしれない程度の地震の強さ、つまり関東大地震級の地震に対し、建築物の架構に部分的な亀裂が生じても、建物の崩壊から人命の保護を図るというもの。そして2つ目は、耐用年度中に数度遭遇すると考えられる、比較的小さな規模の地震に対しては、建築物の機能を保持できるようにしているというものだ。
建材と資材について

建築用語『甲種構造材』について

目視等級製材とは、節や丸身などの材の欠点を目視により測定し、等級区分した製材のことです。目視等級製材は、JAS規格(日本農林規格)によって等級が定められており、甲種構造材と乙種構造材の2種類があります。甲種構造材は、横使い用途(曲げ性能を必要とする部分)で使用されることが多く、土台や大引、根太、梁、母屋などの水平材に使用されます。乙種構造材は、縦使い用途(圧縮性能を必要とする部分)で使用されることが多く、柱や小屋束などの垂直材に使用されます。甲種構造材は、スギやヒノキ、マツなどの針葉樹構造材が分類されます。さらに、甲種構造材は構造材Iと構造材IIに分類されます。構造材Iは木口の短辺が36ミリ未満の材、構造材IIは木口の短辺が36ミリ以上かつ長辺が90ミリ以上の物です。
住宅の部位について

建築用語 外法について解説

外法とは、2本の柱の間や、箱、管、鴨居と敷居の間など、2つの部材の外側から外側までの寸法のことである。長さや距離を測る方法のひとつであり、「外々(そとそと)」とも呼ばれる。似た言葉として「内法(うちのり)」という物があり、これは、内側を測ることである。また、柱の内々にある鴨居などの造作材を「内法」と言う。「芯々(しんしん)」も2点の測り方で、ひとつの部材の中心線から他方の部材の中心までの長さを指す。
建築の基礎知識について

建築用語で言う「減法混色」とは?

減法混色とは、色の三原色を混ぜることです。色の三原色はシアン、マゼンタ、イエローです。この3色を混ぜると明るさが減り、やがて黒になります。そのため、減法混色と呼ばれています。全ての色が0%、つまり何も混色しない状態で白を表現します。理論的には3色を混色すると黒になりますが、現実に混色していくと濁った茶色のようになります。そのため、印刷のインクなどでは三原色の他にブラックが別途用意されていて、黒の表現に使われます。
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