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住宅の部位について

スライドレールとは?

建築用語における「スライドレール」は、引出を限界まで引き出せるようにするための金物のことです。側面に取り付けるタイプが多く、限界までスムーズに引き出しながら、落下を防ぐ仕組みになっています。自動で閉まるタイプもあります。スライドレールは引出し以外にも、机の天板を引き出せるようにすることで、使わないときは収納してスペースを作ることができます。そのため、PCデスクだけでなく、限られたスペース内で多目的な用途を持たせるときには、有利な構造です。側面に取り付けてスライドさせる一般的なタイプは、左右ペアになっています。他にも底面に取り付けるタイプもあります。三段式の物などもありますが、プラスチックで滑るように作られた物や、ベアリングを利用して伸縮させるような物も使われています。
住宅の部位について

ジェットバスとは?その機能と歴史を解説

ジェットバスとは、浴槽の内部に備え付けられたジェット機能によって勢いよく噴射する気泡で、全身に刺激を与えることのできるお風呂のことです。ジェットバスには、体の洗浄効果の他、血行促進やマッサージ効果があります。ジャクージ、ジャグジー、スパなどとも呼ばれています。ジェットバスの発祥は、アメリカのジャクージ(JACUZZI)兄弟が興したJACUZZI社で、1968年に開発されたポンプ一体型の浴槽です。日本では、1980年代に主にラブホテルやフィットネスクラブで導入され、バブル期に全国へ拡大しました。その後、建材メーカーなどが様々なタイプのジェットバスを開発・発売したことから低価格化が実現し、家庭の浴槽にも広がっています。
住宅の部位について

胴差しとは?木造軸組工法の構造材をわかりやすく解説

胴差しは、木造軸組工法の構造材のひとつで、1階と2階の間にある水平部材のこと。主に水平方向の力を負担し、建物が倒壊するのを防ぐ役割を果たします。胴差しの特徴は、管柱(その階のみに存在する柱)の間にあることです。1階の管柱は、胴差しに掛かった力を土台に伝えます。2階の管柱は、胴差しに力を伝えます。胴差しは、建物外周部分の床梁材とも言えます。胴差しは、管材と同じ幅を持っていますが、1階に開口を設ける場合には、その分2階の管柱の力を受け止め逃がすところがなくなるため、大きな物になるか、2丁重ねで使われることがあります。管材とはほぞ差しにした上で、金物で補強され、間柱も取り付けされていきます。民家では、刺し鴨居形式として用いられることもあります。
建材と資材について

建築用語『籐』とその活用法

東アジアの植物である籐とは東南アジアに自生するヤシ科の植物であり、弦がほとんどを占めており、中国南部から台湾やマレーシアなどにも生育範囲を広げている。マレー語が語源となるタランとも呼ばれている。籐は直径2cm〜5cmほどに成長していくが、自分の力では登っていくことが難しいため、他の植物の間を伝っていく。曲げに強く、細く切って編むことができるほど強度を持っている素材だ。昔は籐を油漬けにして編みこむことで鎧を作っていたこともあったほどであり、軽さを生かして多くの物に活用されてきた。籐を使った椅子やテーブルなどの家具は有名であり、加工もしやすい素材であるため、インテリアには多用されている。
住宅の部位について

建築用語『カーポート』の基礎知識

ガレージは、壁に囲まれた空間で、車は完全に屋外から遮断されます。一方、カーポートは、屋根と柱だけで構成される簡易的な駐車場施設であり、壁には囲われていません。そのため、カーポートはガレージよりも開放的で、通気性も良く、車の出し入れがしやすいという特徴があります。また、カーポートはガレージよりも建築費用が安く、メンテナンスも容易です。しかし、カーポートはガレージよりも防犯性が低く、盗難やイタズラの被害に遭いやすいというデメリットもあります。
住宅の部位について

アーリーアメリカンスタイルの魅力を深掘り

アーリーアメリカンスタイルは、主に17〜18世紀ころの、アメリカがイギリスの植民地であった時代や、西部開拓の時代の流行やファッションをもとにしたスタイルです。もともとは限られた素材を使って建てられた歴史から、素朴さ、土っぽいたくましさが特徴です。植民地時代が由来となっていることから、別名コロニアル様式とも呼ばれます。この建築スタイルは、アメリカ建築のルーツをたどるもので、ヨーロッパの伝統的な建築様式と、アメリカ独自の生活様式が融合したものです。アーリーアメリカンスタイルの建物は、一般的に木造で、外壁には横張りのサイディングが使用されます。また、玄関前のカバードポーチや、ドーマー(屋根付きの窓)を載せた切妻屋根が特徴的です。アーリーアメリカンスタイルのインテリアは、パッチワークやロッキングチェア、コレクションや食器を飾るカップボードが一般的です。また、明るい色調の壁紙や、木製の家具が使用されることが多いです。
建築の工法について

打継ぎ目地とは?基礎知識と適切な施工方法

打継ぎ目地とは、コンクリートの打設作業を中断するときに生じる打継目地に作る目地のことであり、計画的に中断させることでその効果を発揮させることができます。コンクリートの場合、前に打ち込んだ部分とあとに打ち込んだ部分で接合境界面が生じて、防水上のコールドジョイントになり、弱点となってしまうことがあります。そこで、あらかじめ打継ぎ目地を作って、プライマーを塗布し、接着力を高め、シーリングで処理することで防水性を高めます。計画的に打継ぎ目地を作ることも重要ですが、コールドジョイントを防ぐため、目荒らしをして次のコンクリートの付着面積を増大させる一方、接着剤を使い一体性を高めることも重要です。
建築の基礎知識について

建築用語『設計監理費』って?

設計監理費は、建築設計と工事監理に必要な費用のことであり、建築士法に基づいて建設大臣が業務報酬についての標準的な考え方の勧告を行なっている。 設計監理費は、一般的に建物の規模や構造、建築費をもとに算出され、設計及び工事監理業団体、新日本建築士協会ではそれぞれ報酬率表を示している。建築士法第25条と旧建設省告示第1206号で決められている設計監理費用の計算式では、直接人件費、直接経費、間接経費、技術料、特別経費の合計が報酬になる。しかし、この式では、直接人件費や直接経費、間接経費を事前に算出して報酬を計算することが難しいため、その部分を所要人日数×日額直接人件費×2.0と略した計算式もある。
建築の工法について

アウトフレーム工法って何?メリット・デメリットを徹底解説

アウトフレーム工法とは、マンションの建築工法のひとつで、柱や梁などのフレームを室外に出す設計のことをいいます。アウトポールともいいます。柱や梁はバルコニー側と開放廊下側にあるが、バルコニー側に出すケースが一般的です。ラーメン構造を採用したマンションでは、室内側に梁型や柱型が出っ張るような設計をしなければならず、家具の配置がしにくい、空間にデッドスペースができるなどの問題がありました。これを解消したのがアウトフレーム工法です。
住宅の部位について

マンサード屋根の基礎知識

マンサード屋根とは、腰折れ屋根とも呼ばれており、切妻屋根の途中で角度が変わり、勾配に変化が出てくるところに特徴を持っている屋根の作り方のことです。17世紀のフランスの建築家であるフランソワ・マンサールの考案と言われており、マンサード屋根と名付けられました。切妻屋根で勾配を変えたのではなく、寄棟屋根を外側に2段階の勾配を付けた物と考えられています。天井を大きく取ることができるようになることから、屋根裏部屋も広くなり、窓も取ることができるようになります。その代りに、屋根が高く複雑になったことで、屋根を支えるためには多くの構造材が必要となり、住宅として利用していくのではなく、物置や納戸として利用していくような形が多いです。
建材と資材について

耐水石膏ボードについて

耐水石膏ボードとは、防水処理を施した石膏ボードのことです。耐水プラスターボードもしくはシージング石膏ボードとも呼びます。洗面脱衣室など、水まわりの多湿箇所の壁や天井の下地材として用いられます。耐水石膏ボードは、プラスターボードの一種であり、石膏を芯材とし、その両面と側面をボード用紙で被覆したボードです。耐火性、耐水性、遮音性、断熱性に優れ、室内の仕上げの下地材として用いられます。シージング石膏ボードは、耐水石膏ボードの一種であり、両面の紙と真ん中の石膏に防水加工がしてあり、一般に防水ボードなどと呼びます。水がかかる部分の下地材として用いられます。湿度や温度による伸縮や変形が少ないため、アバレのない下地としてタイル接着工法をはじめ、各種下地として優れています。
住宅の部位について

パウダールームとは?女性のための特別な空間

パウダールームとは、女性用の化粧室、洗面所、手洗い場のことです。住居の洗面所は、一般的に「パウダールーム」と呼びますが、これは脱衣場とは異なるスペースで、かつ収納付き三面鏡や椅子、タオル、着替えなどを収納できるリネン庫などが設けられているものを指します。一部の高級住宅においてはトイレのスペースを広く取り、手洗い場やその周辺に鏡や収納ペースを設けて、「パウダールーム」とする場合もあります。
住宅の部位について

カウンター一体型洗面器のメリット・デメリット

カウンター一体型洗面器とは、取付用洗面器を設置してある洗面台がカウンターと一体になった物のことです。その名の通り、カウンターと洗面器が一体化しており、見た目もシンプルで掃除も楽です。洗面器が一体化しており、水が漏れていればどこから漏れているのかがわかりやすいので、安心して家庭内に設置することができます。カウンター一体型洗面器は、シャドウプレッサーと呼ばれることもあり、カウンターの大きさだけでなく、間口の広さによっても種類が分かれています。カウンター一体型洗面器は、非常にバリエーションが豊富にあり、鏡のつけ方などで差別化することも可能です。また、キャビネットなどを組み合わせていくことによって、システム化粧台にすることができ、オーダーメイドで作り上げることも可能です。
建材と資材について

建築用語『サプライヤー』とは?

サプライヤーとは、物品の供給者の意味で、建築においては建材供給業者の総称として使われます。 サプライヤーには、ディストリビューター(=販売代理店)、ホールセーラー(=問屋)、ディーラー(=建材店)と呼ばれるものが含まれますが、それぞれの定義はあいまいになっています。 サプライヤーの語源は、supplierという英単語で、供給源、仕入先、納品業者といった意味を持ちます。例えば、小売業者からするとメーカーや卸、生産者がサプライヤーとなります。また、工業製品メーカーにとっては原材料メーカーや部材メーカー、製造機械メーカーなどがサプライヤーと言えます。
住宅の部位について

「高優賃」とは?高齢者向け優良賃貸住宅供給促進制度を解説

「高齢者向け優良賃貸住宅供給促進制度(高優賃)」とは、高齢者が安心して暮らせる住宅の確保と良質な住宅の供給を促進するための制度です。「高優賃」を利用することによって高齢者は安全に暮らせる住宅を手に入れることが可能となります。「高優賃」は、高齢者が安全な暮らしを求めることができるようバリアフリーが施工されていることが多く、緊急時における対応サービスなども設定されているため安心の生活を手に入れることが可能です。他にも様々な付加価値を設定した住宅を提供してもらうことができ、支援を受けながら自立した生活を送ることができます。高齢者がより良い環境で安心安全に暮らすための制度です。ただし、2011年に高専賃、高円賃と供に「サービス付き高齢者向け住宅」に一本化されました。
建材と資材について

アクリル板の性質や用途、加工方法について

アクリル板とは、アクリル樹脂を板状に伸ばしたものである。アクリルは石油製品で、板状に伸ばしたものは加工が容易なため、看板等の装飾品やインテリア小物などによく用いられている。厚みや大きさによっては素人でも加工が可能。そのため、DIYの材料としてもよく使用される。透明なものだけでなく半透明・不透明なものも存在しており、半透明なものは障子に紙のかわりとして使われたりすることも。現場ではアクリ板と呼ばれることが多い。厚さは2mmから15mmのものまであり、厚くなればなるほど高価である。アクリル樹脂は、アクリル板以外にも塗料、接着剤の原料に利用されている。アクリルが使えないカウンターや建材には、ポリカーボネートが利用される場合が多い。
関連法規について

建築用語『分割発注』とは?

分割発注とは、規模の大きな工事のときに実施される発注方式のことです。 分割するときの明確な基準はありませんが、施工に関して明確に分割できることが必要です。中小建設業者の発注機会を確保することを目的として行われることがあります。公共工事の鉱区や工程を再分化して多くの業者に発注されるのです。中小企業者の受注機会を増やすことを目的として制定された「官公需法」という官公需について中小企業の受注の確保に関する法律の制定後、公共工事の分割発注が行なわれるようになりました。公共工事は規模や技術力などにより業者をランク付けして発注するのが普通ですが、例えば1kmの道路工事の際に、上位企業1社に発注せずに、100m単位で分割発注し、下位ランクの企業にも仕事を発注するようにするのです。
建材と資材について

化粧積みとは?レンガやコンクリートブロックの積み方について

化粧積みとは、レンガやコンクリートブロックなどの積み方で、表面がそのまま仕上げとなる積み方のこと。傷のない大きさのそろったブロックを積み上げる。組積造は地震に対して弱いので、化粧積みレンガ(ブリックベニア)を用いて、組積造のような外観を持たせる場合が多い。化粧積みは、片面化粧積みと両面化粧積みの二種類ある。片面化粧積みは、片面にブロックなどが見えるように積んで仕上げ、両面化粧積みは、空洞コンクリートブロックやレンガなどの目地をモルタルで仕上げて、両面を化粧に見せるものだ。レンガの積み方には、目地の位置による芋目地、馬目地の他に、小口積み、長手積み、イギリス積み、アメリカ積み、フランス積みなどがある。
建材と資材について

アクリル繊維とは?特徴や用途

アクリル繊維の特徴は、手触りの良さ、吸水性の低さ、軽さ、洗ってもシワになりにくさ、保温力と弾力の高さなどです。アクリル繊維は、石油を原料として作られる合成繊維の一種です。手触りが柔らかく、吸水性がほとんどないため、軽くて洗ってもシワになりにくく、保温力と弾力性に優れています。また、虫やカビにも強く、耐久性に優れています。アクリル繊維は、毛布、カーテン、カーペット、衣類、寝具など、さまざまな用途に使用されています。特に、毛布は保温力が高く、軽くて柔らかいので、冬場に最適です。カーテンは、吸水性が低いため、汚れにくく、シワになりにくいので、お手入れが簡単です。カーペットは、弾力性が高く、汚れにくく、耐久性に優れているので、長く使用することができます。
建築の設備について

照明における配光と配光制御

配光とは、室内の照明で、光源からの光を空間的に配分することや、その光の分布のことです。照明器具から発せられる光を、反射鏡や反射板などを用いて、所望の配光を得られるようにコントロールすることを配光制御と呼びます。配光曲線は、一般に、各方向に放射される光度(単位はcd)を、光源からの距離と角度によって表された極座標平面上に描いたものです。照明器具が電球のような丸形ではなく蛍光灯のような縦横の長さが違う形の場合には、どの断面から配光曲線を描くかによって、曲線の形状が変化します。ただし、投光器は極座標でなく直交座標、道路などは正弦等光度図によって配光が表されます。
建築の設備について

IHクッキングヒーターってどんなもの?

IHクッキングヒーターとは、電気を熱源とし、電流を磁力線の働きによって鍋の底に発生させ、鍋を発熱させる調理器具のことです。トッププレートが平面なので掃除が簡単で、上昇気流が抑えられて油煙などの広がりが少ないため、コンロの周辺部の汚れが抑えられます。また、輻射熱が少ないため、夏場の調理が涼しくできるのも特徴です。IHクッキングヒーターは、電磁誘導を利用して鍋を加熱する仕組みになっています。電磁誘導とは、コイルに電流を流すとコイルの周囲に磁界が発生し、その磁界に金属を置くと金属に電流が流れる現象のことです。IHクッキングヒーターでは、トッププレートの下にコイルが設置されており、このコイルに電流を流すことでトッププレートに磁界が発生します。鍋をトッププレートの上に置くと、鍋の底に電流が流れ、その電流によって鍋が発熱するという仕組みです。IHクッキングヒーターは、ガスコンロに比べて火を使わないため安全で、トッププレートの温度が一定に保たれるため、調理中の温度管理がしやすいというメリットがあります。また、掃除がしやすいこともIHクッキングヒーターのメリットです。
建築の基礎知識について

建築用語『リアリズム』の意味と使い方

建築用語『リアリズム』の意味を知ろう建築用語の「リアリズム」とは、現実主義、写実主義、実在論といった意味を持ちます。リアリズムという言葉は、ラテン語の「res(現実)」に由来しています。建築においてリアリズムとは、建物の外観や内装を、現実世界のありのままの姿を表現することを意味します。リアリズム建築は、装飾を排し、シンプルなデザインを追求することで、建物の機能性を重視しています。リアリズム建築の代表的な例としては、ル・コルビュジエの「サヴォア邸」や、ミース・ファン・デル・ローエの「ファーンズワース邸」などがあげられます。
建材と資材について

意外と知らない建築用語「セメントペースト」の基礎知識

セメントペーストとは、セメントに対して水を入れて練った物のことです。トロやノロと呼ばれることが多いです。これだけでは構造体を作ることは不可能であり、接着剤のような使われ方しかしません。少しでも厚くしていくと、硬化しても簡単に割れてしまいます。そのため、タイルの下地といった物に利用されることが多いです。場合によっては、流動化剤などを添加することもあります。ジャンカができてしまったときには、セメントペーストよりも高流動になっている無収縮セメントミルクを使い、注入して補修します。水セメント比や骨材がないことにより収縮しやすいですが、無収縮セメントであれば、こうした問題をクリアできることから、クラックの注入材に使うこともあります。
建材と資材について

透湿抵抗とは?建築用語を解説

透湿抵抗とは、材料内の湿気がどれほど移動しにくいのかを表している係数のことです。材料内を湿気が通過する量を表しているのが透湿係数であり、透湿抵抗の逆数として扱われています。単位は(m・s・Pa)/ngで表記されます。数値が小さくなれば、その分だけ湿気である水蒸気を通しやすいと言えることから、外壁に使った場合には、室内の結露が起きにくくなります。断熱層室内側の施工材料の透湿抵抗合計に対して、外気側に施工されている透湿抵抗で除したものを透湿抵抗比と呼びます。この値が大きいほど、室内側では湿気が通りにくく、外気側では湿気を吐き出すことになり、内部結露がしにくいということが分かります。ただし、断熱層が均一に構成されている壁しか対象にできません。
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