スポンサーリンク
建材と資材について

カシュー塗りについて

カシュー塗りの特徴は、まず第一に漆によく似た性質を持っていることです。漆は、日本古来から使用されてきた天然樹脂塗料で、その独特の光沢や耐久性から、家具や工芸品、建具など幅広く使用されています。カシュー塗りは、漆の代わりに使用されることが多く、硬さや質感、光沢は漆ほどではないものの、持ち合わせており、乾燥させることでさらに硬化させることもできます。第二の特徴は、耐候性までは持っていないということです。漆は、屋外でも長期間使用できるほど耐候性に優れていますが、カシュー塗りはそうではありません。そのため、カシュー塗りは、屋内での使用が適しています。カシュー塗りは、家具や建具、食器など幅広く使用されています。家具では、キャビネットやテーブル、椅子などに使用されており、高級感を出すことができます。建具では、襖(ふすま)に使われていることが多く、襖縁に使用されています。これは、手垢で襖自体を汚さないようにするためです。また、カシュー塗りは強度を増すためにも重要な加工と言えます。
建材と資材について

建築用語『ダイヤフラム』について

圧力や流量、液面などの自動制御用に用いられる、空気圧で作動する調整弁も、ダイヤフラムと呼ばれます。このタイプのバルブは、ゴムまたはプラスチック製の柔軟な膜を使用して、流体の流れを制御します。膜は、空気圧シリンダーによって押し上げられて、流体の流れをブロックしたり、開いたりします。ダイヤフラムバルブは、漏れが少ないこと、低コストであること、メンテナンスが容易であることなどの利点があります。また、他のタイプのバルブよりも化学的に腐食しにくいことから、化学産業や食品産業など、腐食性の高い流体を扱う用途によく使用されます。
建築の基礎知識について

表面波探査法とは?地盤の支持力を算出する調査方法

表面波探査法とは、地盤調査のひとつであり、表面波を使った調査方法のことである。 表面波を送ることによって、地中から反射してくるため、これを受信して地盤の支持力を算出していく。表面波を送るということは、実際に地盤を揺らす方法であり、振動状況や地盤の固有周期も知ることができるようになる。 微弱な地震波であるとも言えるが、これに使う機材を垂直起震機と呼ぶ。建物にも使うことができるが、大きな地震が発生したときに、いったいどのような周期を持っているのか、地盤が持つ固有周期と共振するのかといったことを知ることができる。 共振を起こすと揺れは大きくなっていってしまうことから、増幅するかどうかといったことも情報として分かる。
建材と資材について

切りしろと削りしろの違い

切りしろとは、部材などを切断するときに、カッターが通る幅の部分を取っておく寸法のことを言います。切りしろは、木取りの際に必要となり、よく「削りしろ」と混同されますが、削りしろは材料の表面を削って仕上げる際に、削り落とす分として、仕上がり寸法よりも大きめに取っておく部分のことを言います。また、紙の上に図面を描くのと同じように、材料の上に傷を付けて線を描くことを「けがき」と呼びます。このけがき線を描くときは切断のときの切りしろと、部品の仕上げのときと削りしろを考えなければなりません。理由は切りしろと、削りしろを取らない場合は、正しい部品の寸法で部品を切り出すことができないためです。板材で切りしろがあるときは、切りしろの真ん中に切断線を引いて切断するとよいでしょう。
住宅の部位について

野地板とは?種類や役割を解説

野地板とは、屋根材の下地材のことです。垂木の上に野地板を貼り、その上に防水シートを敷いてから瓦やスレートなどを葺きます。野地板には、9mmから12mmの厚さの構造用合板を用います。12mm圧の野地板では、さね加工がなされており、施工手間が軽減されます。9mmの物に、はさね加工を施すことができず、施工手間がかかり、トータルの金額が高くなってしまいます。外貼り断熱工法などでは、野地板をそのまま天井の仕上げにする場合もあります。住宅に用いられる野地板は、耐水合板が使用される場合が多いです。耐水合板を用いることで雨漏りの恐れも少なくなるからです。また、耐火規制をクリアした野地合板は耐火野地合板と言います。耐火野地合板は、準防火地域または防火地域、屋根不燃区域に家を建てる場合に施工が義務付けられています。
住宅の部位について

サイホンゼット式便器の特徴と仕組み

サイホンゼット式便器とは、サイホンの原理を利用した便器のひとつで、さらに強い排水力がある便器のこと。 排水量は、通常のサイホン式よりも多く設定することができ、サイホン現象を強めることができる。排水口の近くにゼット孔と呼ばれる吐水口を持っている。ゼット孔より噴出させることによって、サイホン効果の時間を強制的に短縮させることで、吸引力を強化できた。汚物の付着を防ぐことに効果があり、臭いも少ない。強力な排水力を持つことから、排水時の音は少し大きくなるが、洗浄水の量は大きく削減できるため、節水タイプとして販売されている。排水経路の径は狭く設計することになるため、詰まってしまう可能性も高くなるといった欠点を持つ。
建築の基礎知識について

色彩 psychologie 色彩心理学

暖色とは、色相環上で赤からオレンジ、黄色までの範囲にある色のことを指す。暖色は、一般に寒色よりも前に飛び出して見えるため、進出色、膨張色とも呼ばれる。暖色には、人の感情を高揚させ、自律神経を刺激する働きがある。また、食欲の増進効果もあるため、レストランの内装に用いると効果的。暖色は、時間の流れを早く感じさせる効果もあることから、客の回転率を上げたいファストフード等でもよく用いられる。寒色とは、色相環上で青緑から青、青紫までの範囲にある色のことを指す。寒色は、暖色とは逆に、冷たさや寒い印象を与える。また、食欲を減退させる効果があるため、ダイエット中の人の部屋に用いると良い。寒色は、時間の流れを遅く感じさせる効果もあるため、落ち着いて食事をしたいレストラン等ではよく用いられる。
住宅の部位について

建築用語『フロント』の意味を徹底解説!

フロントとは、建築用語で建物の正面や前面を意味します。一般的には、建物に入口がある側を指します。また、ホテルや旅館などで宿泊客を受け付ける場所もフロントと呼ばれます。この場合は、宿泊客のチェックインやチェックアウト、支払いなどの手続きを行う場所を指します。フロントは、建物の重要な部分であり、建物の印象を左右する要素です。そのため、建物の設計の際には、フロントのデザインに重点が置かれます。フロントのデザインは、建物の用途や目的によって異なりますが、一般的には、建物の全体的なデザインと調和のとれたデザインが採用されます。フロントは、建物の顔とも呼ばれ、建物の第一印象を左右する重要な部分です。そのため、フロントのデザインは、建物の全体の印象を左右する重要な要素です。
住宅の部位について

Ⅰ列型キッチンのメリット・デメリット

Ⅰ列型キッチンとは、ベーシックなレイアウトで、冷蔵庫とシンク、コンロが一直線に並んだシンプルなキッチンレイアウトです。動線が単純化され、コンパクトにまとまるため、効率的で疲れにくいのが特徴です。 しかし、幅が長くなりすぎると、効率が低下し、無駄な動線が増えてしまいます。そのため、実際の効率を考え、360cmまでに収めることが重要です。収納もうまく組み合わせていくことで、効率はさらに高められます。動線を短くするためにワゴンを利用したり、背面収納を充実させたりすると、より使い勝手の良いキッチンになります。
建築の工法について

躯体工事について

躯体工事とは、建築物の主要構造部をつくる骨組みの工事のこと。基礎工事、土工事、鉄筋コンクリート工事、鉄骨工事のことで、それにかかる費用を躯体工事費用と言う。電気工事などの設備工事は躯体工事の付属的工事とみなすことができる。躯体工事は大まかに分けて、基礎工事と本体工事の2つ。基礎工事はしっかりとした地盤に、鉄筋コンクリートで基礎を作り、地盤が弱い場合は、地盤改良などで補強する工事をする。本体工事は建物の骨組み、壁、梁、床、柱、屋根などの主要構造部を作り、監理者は現場で工事の立会いや検査を行ない、施工図や提出書類の確認する工事である。なお、躯体工事に対し、木工事、塗装工事などの内外装の工事を総称して仕上げ工事と言う。
住宅の部位について

建築用語『几帳面』とは?

几帳面は、間仕切りや風よけに用いられた家具几帳に由来する用語です。 几帳の柱の表面を削り角を丸くし、両側に鋭角に三角形を切り取った面取りのことです。 このような構造だけでなく、単にしゃくり面を二回かけたような簡単な面も几帳面と呼びます。床の間の床脇と違い、棚の板と板の間の海老束の面も几帳面が使われており、海老束几帳面と言われています。また通常のように、平行に面を出さずくぼませた物は猿几帳面と言います。几帳面を取ると、やや硬い印象の作りになります。社寺建築等に用いられることが多いです。日常用語で用いられる几帳面という単語はこのつくりからきており、几帳面のような細かい装飾をするような、まじめな人を几帳面というようになりました。
その他

建築用語「デフレ」の意味と建築業界への影響

デフレとは、デフレーションのことで、超過需要の状態であるインフレーションの逆の状態であり、超過供給の状態である。デフレが発生すると、モノやサービスの価値は下がっていく。デフレの要因はいろいろとあるが、単純にモノやサービスが売れないことが大きな要因である。不景気になり、お金を消費できなくなると、モノやサービスを買いにくくなり、価格を安くしなければ売れなくなる。
建築の基礎知識について

ハーフティンバーの魅力とは?

ハーフティンバーとは、15〜17世紀のイギリスや中世の北ヨーロッパでよく用いられた木造建築の構造のひとつです。梁や柱といった軸組が外部に露出しており、その間の壁面をレンガや漆喰などで埋めて作られています。表面に木材が半分ほど見えること、あるいは壁と木材の部分が半分ずつ程度の見た目になることからこの名称がつきました。日本の建築様式で言えば、柱の厚さの中に壁を収めた真壁造りに相当します。ハーフティンバーの軸組はそのまま外観の装飾もかねており、外壁を真壁にすると雨仕舞いなどの処理が大変なため、壁を作ったあとに化粧部材を貼り付けてハーフティンバー風の外観に仕上げることが多いです。外観だけでなく内装にもハーフティンバースタイルが用いられます。
建材と資材について

ハーフミラーの基礎知識と活用方法

ハーフミラーとは、周囲が明るい側から見ると鏡のように見え、暗い側から見ると通常のガラスのように透けて見えるガラスのこと。 このような特殊な効果を生み出すために、金属酸化物をガラス表面に焼き付けることによって鏡面効果を持った板ガラスとなっている。通常、建築物では、省エネルギーや快適性のために設置される熱線反射ガラスがハーフミラーとして使用される。これは、夏場の太陽熱を反射して室内温度の上昇を抑え、冬場の暖房熱を逃がさないようにする効果がある。また、住宅の窓に利用することによって、外から屋内の様子がうかがいづらくなり、プライバシー保護性能が向上するというメリットがある。
建材と資材について

建築用語『通し目地』の特徴と貼り方

通し目地とは、タイルの縦の目地がずれることなく、真っすぐ直線に通ることを言う。 通し目地のタイルは、汚れの除去がしやすいのが特長だ。 通し目地はイモ目地とも呼ばれ、芋の根っこが規則正しく伸びることに由来している。 タイルの貼り方は、タイルを半分ずつずらして交互に並ぶように貼る、馬目地(馬踏み目地)という形式や、タイルとタイルを突き合わせる、ねむり目地という形式など、いろいろだ。
建築の設備について

メタルハライドランプについて学ぼう

メタルハライドランプとは、HIDランプである高輝度放電灯のひとつです。原理的には、蛍光灯とあまり変わりませんが、即時点灯ができず、再点灯にも時間が必要になってきます。水銀密度を高めておくことで、温度を圧倒的に上げることができるため、非常に強い光を出すことができるところが蛍光灯との違いです。光の色を変えるために水銀だけではなく、その他の金属を配合していきます。水銀灯は、非常に強い光を出すことができる代わりに、効率が悪かったため、ハロゲン化金属を使うことで効率を向上させて演色性を高めたものが、メタルハイドランプとなります。効率は水銀灯の2倍近くにまで向上させることができるため、商業施設で多く利用されています。
建築の設備について

設備位置図とは?その役割と重要性を解説

建築業界において、設備位置図という言葉が使用されています。設備位置図とは、設備機器の設置位置を示した図面のことです。一般的に、住宅やビルの内部では、各種の設備や機器が設置されていますが、その配置を平面図として表したものが設備位置図です。これにより、設備機器と配管や配線の経路、機器同士の関係性などを把握することができます。各設備の種類ごとに存在し、器具のメーカー名や品番なども記され、設置が確実にできるようになっています。
建材と資材について

トラバーチンとは?用途や歴史を知る

トラバーチンとは、大理石の一種で、小さな穴が無数にあいている物のことです。虫食い状の孔ではあるが、水に溶けた炭酸カルシウムが沈殿してできあがる際に圧密を受けていないために多孔質になります。沈殿してでき上がっていくため、非常に緻密であり、多様な構造を持っています。軟弱な物はトラバーチンではなく、トゥファと呼びます。装飾石材として使われてきたが、正確には大理石でも石灰岩でもない物もあります。
建築の基礎知識について

準工業地域とは?その特徴・注意点・建築例

準工業地域とは、用途地域の一種で、主に環境の悪化をもたらさない工業の利便性を図るために定められた地域のことです。用途地域に課せられている建築物の制限は建築基準法によって定められており、街の利便性、機能性を向上させるために必要とされているものです。準工業地域は、用途地域の中で利用の選択肢が多いという特徴を持っており、汎用性が高い地域と言えるのですが、住宅と工場、遊戯施設等が混在することになるため、統一性がなく、騒音問題等がしばしば挙げられています。準工業地域に建築可能な建物の具体例としては、住宅や兼用住宅、商業店舗、事務所、旅館、映画館や劇場、パチンコ店などの娯楽施設、学校、病院、車庫、倉庫業を運営するために必要となる規模の大きな倉庫といった建物となります。
住宅の部位について

関東間とは?

関東間とは、主に日本の関東地方で古くから用いられてきた、家屋を建てる際に用いられる基準尺度のことで、田舎間とも呼ばれます。日本の家屋建築の際、設計の基準となる柱の中心から柱の中心までの長さを1間(いっけん)と呼ぶが、「関東間」ではこの1間を6尺(約181.2cm)とする。柱の中心からの長さなので、柱の太さによって、畳の大きさが変わる。この1間の尺度は、「関東間」の他にも地域によって様々な考え方があり、「関東間」と対比して良く引き合いに出されるのが、関西を中心に使用されている京間というものである。
建築の設備について

温水式床暖房で温かい住まいを実現しよう

温水式床暖房とは、床の仕上げ材の下に温水配管を敷設し、床表面を温める方式のことです。給湯器を含め、ボイラーによって温水を供給していく仕組みです。電気式ヒートポンプを採用したものもあり、配管を施工する方法とユニット化されたパネルの敷設があります。空気は暖められると、天井方向へ溜まりまりやすくなるが、床は温まらない。部屋が温まっていても、寒く感じてしまうのは、日本人が靴を脱いで生活するというところにあるのです。そこで、床材を温水式床暖房のような方法で温めることによって、体感的に温められるようになるのです。
建築の基礎知識について

木割りとは?

木割りとは、社寺建築におけるルールのことです。多くの社寺が木割りによってルール付けされていることで、バランスが取れるようになっています。建築対象の大小は関係なく、部材の寸法や組み合わせが比例によって決められていることが大きいです。これによって、どこでも同じように作り上げることができるからであり、海外でも似たような考え方が存在します。垂木の断面寸法が基準となっており、ここから各部材寸法が決められていきます。柱間の距離も決まるようになり、天井高を決めるなど順番もあります。比例関係でできあがっていく方法となりますが、経験的な手法でもあり、伝承していくことで今でも形として残り続けたのです。建築図も残っていますが、木割所と呼ばれる文献も残されており、古い物は室町時代後期の物であり、当時の建築様式を詳細に見て取ることができます。
建築の設備について

コアシステムとは?建築用語を解説

オフィスビルなどにおいて利用されているコアシステムとは、エレベーターやその他の設備、階段などといった施設や設備スペースが、各階の一定の場所に集中して配置された構造や方式のことです。一般的には各階の中心付近に集中して配置され、事務所や居室などといったスペースを取り囲んでいる構造になっています。このコアシステムを用いることで、エレベーターや階段などといった施設や設備にアクセスしやすくなるだけでなく、構造的にも有利な計画を立てることができるようになります。また、設備スペースが集中することにより、保守やメンテナンスも容易になり、経済的にも効率的です。このコアシステムは住宅などにも取り入れられており、水まわりの設備を集中させることで工期を短縮したり、メンテナンス費用を軽減するなどといった効果を得ることができます。
その他

建築用語『契約見積書』について

契約見積書とは、工事請負契約に付随する見積書のことです。建設業法第19条に見積書の内容が出てきます。第20条2項には、工事内容に応じて工事の種別ごとに材料費、労務費その他経費の内容を明らかにしなければならないとされており、明細の付いた契約見積書を作成する必要があります。工事契約が成立するまでの間に提示され、これよりあとに提示されるものではありません。つまり、工事契約を交わすときには、契約見積書が提出されていることが前提となります。仮の見積書などでは、この契約見積書にはなりません。ただし、努力義務とされており、注文者からの請求があったときという内容があります。そのため、請求されなければ作らないということもあるが、逆に請求したときには必ず作成し提出しなければならないです。
スポンサーリンク