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住宅の部位について

建築用語『目透し』について

目透しとは、板などを張る場合に、隙間を設けて張りつける方法のことです。 隙間ができることによって、視線が通ることになり、空間を広く感じさせることができるようになります。これを目透し張りと呼びます。天井などで行なわれていく方法もあり、目透し天井として施工されてきました。実際に天井などでは隙間が空いてしまっていると、ほこりなどの問題が出てきてしまいます。そこで、裏側から薄い板を張り付け、実際には隙間がない状態を作り出します。この目地底に張る板のことを敷目板と呼び敷目板貼りという工法になっていきます。目地のように隙間が空いていくことによって、天井の板は大きく見えるようになって、部屋の中を大きく見せることもできるようになります。
建築の設備について

オール電化システムのメリットと導入事例

オール電化システムとは、家電製品以外の給湯システムや暖房器具もすべて電気でまかなう仕組みのことです。電力会社のプランで割安な深夜電力が利用できるなどのメリットがあります。ガステーブルをIHクッキングヒーターに、ガス給湯器を電気温水器に、石油ファンヒーターをエアコンに変更するなど、従来のガスや石油を使う機器を電気で動く機器に置き換えることで、オール電化システムを導入することができます。また、太陽光発電システムを導入して、自宅で発電した電気で生活したり、余剰電力を電力会社に販売したりすることも含みます。戸建住宅の新築時やリフォーム時にオール電化システムを導入する事例が増えていますが、オール電化マンションも販売されるようになっています。家庭内で燃焼を伴う器具を使わないので、火事などの危険を遠ざけることができます。
建築の工法について

ユニット工法とは?

ユニット工法とは、工場でのプレハブ化率が高いもので、現地で何種類もの箱型ユニットを組み上げていく方式のことです。ユニットはあらかじめ内装の段階まで工場生産されているため、工期が短いのが特徴です。高層ビルなどでも使われる工法として知られ、ボックスラーメン構造とも呼ばれます。およそ80%の工程を工場で行ない、品質のバラつきが少なく、安定した構造体を組み立てられるのが利点です。また、工期が早く、スジカイが必要ないため、大空間や大窓を取り付けることも得意とします。ただし、徹底した工業化製品を使うため、規格に当てはめなければならず、間取りの制限が強くなります。建てたメーカー以外のリフォーム業者では対応できないケースも多いです。
住宅の部位について

「片捌」とは?長押との取合部の納め方

「片捌」とは、長押*(なげし)の納め方の一種で、床柱*(とこばしら)の側面での長押との取合部の納め方のことを指す。長押とは、柱や壁に沿って水平に取り付けられる部材のことで、壁や柱の保護、補強、装飾などの役割を果たしている。「片捌」の特徴は、2面だけ回すことにある。3面回すと「枕捌き」、正面だけにする納め方を「雛留め」と呼ぶ。長押の納め方として「雛留め」が多いのは、床柱の通りを遮ることなく収めることができるからだ。逆に「片捌」にすることによって、長押がはっきりと出るようになり、おさまりが変わってくる。実際に床柱の見込み*(みこみ木材の断面で、木目の通り方向に対して垂直な方向のこと)の7割ぐらいで長押を留めて、小口は長押と同様の木材で納める。和室の真行草の考え方からいけば、「行」ということになってくるが、明確なわけではない。床間として考えたときには厳格な方法ではなく、簡略化したかたちとなり、やわらかなイメージを作り出すことができるが、本質は変わっていない。
建材と資材について

顔料とは?種類や特徴、用途を解説

顔料とは、水や有機溶媒などの溶剤に溶けない、着色用の固体粉末のことです。塗料や化粧品、プラスチックの着色剤などに用いられます。特に絵の具のことをさす場合もあります。これに対して染料は、種々の溶媒に溶ける物をさします。顔料には無機顔料と有機顔料があります。無機顔料は、天然鉱物や金属を原料として作られます。耐久性に優れており、価格も比較的安価です。有機顔料は、合成樹脂を原料として作られます。無機顔料よりも多様な色彩があり、鮮やかな発色の物が多くあります。
関連法規について

事業用定期借地権とは?その利用方法と3つの要件

事業用定期借地権とは、居住用ではなく事業のために土地を賃貸借する定期借地権の一形態です。従来、事業用定期借地権の設定期間は「10年以上20年以下」とされていましたが、法改正により平成20年1月1日から設定期間が、「10年以上30年未満」と「30年以上50年未満」の2タイプに区分されました。事業用定期借地権は、次の3つの要件をすべて満たすことで設定することができます。1. 借地権の存続期間を「10年以上30年以下」、もしくは「30年以上50年未満」に設定すること。2. 借地上の建物を事業用(住居用を除く)に供すること。3. 借地権を設定する土地が、都市計画法で定められた用途地域に含まれていること。
建材と資材について

捨て張りとは?建築用語の意味を解説

捨て張りとは、仕上げ材に用いる材料と同様の物を、下地材として二重に張るボード張りのうち、下地用に張るほうのことです。 仕上げ材がよくなじむようにするのが目的です。また、中空パネルの暴れや反りを防ぐことを目的として、表面材と同じ物を裏面にも張ることを言います。雨漏りを防ぐため、あるいは、きれいに見せるため、表面から見えないよう、仕上げ材の下に施工した物であることから、なくても良いがあったほうが良いという意味で、捨て張りと呼びます。
建築の工法について

土工事とは?基礎工事の重要性と作業内容

土工事は、建物の基礎を支える重要な工程です。地盤を掘削したり、土を運搬したり、埋め戻したりする作業を行います。土工事の品質が悪いと、建物の不同沈下や倒壊につながる可能性があります。土工事は、地盤の状況によって様々な方法で行われます。地盤が軟弱な場合は、杭を打ったり、地盤改良を行ったりする必要があります。地盤が固い場合は、ブルドーザーやショベルカーを使って掘削を行います。土工事は、建設工事の初期段階に行われるため、その後の工事に大きな影響を与えます。そのため、土工事の品質を確保することが重要です。土工事の品質を確保するためには、土工事の施工方法を適切に選択し、熟練した職人による施工を行う必要があります。
住宅の部位について

連子とは、日本の建具に使われる装飾的な格子

連子とは、連子と呼ばれる細い材を縦、あるいは横に一定の間隔で並べた物のことです。連子の見付き部分よりも間隔の方が広い物のことを連子格子と呼びます。連子格子は面格子とほぼ同義であると言われます。連子格子が窓の枠内にはめ込まれるのに対して、サッシの外側に設置される連子のことを面格子と呼びます。連子格子がはめ込まれた窓は連子窓と呼ばれます。連子窓は、開口に連子格子をはめ込んだだけで、内部にガラス戸などの建具は建て込まない、防犯性と採光や通風を考慮した格子窓です。また、戸に連子格子をはめ込んだ連子格子戸も日本建築によく使われています。連子を隙間なく並べて、通風をしながら視界を遮る効果を持たせた物は盲連子と呼びます。
関連法規について

建築用語『買い換え特例』とは?解説と例

買い換え特例とは、自宅を買い換える場合に受けられる特例のことです。売却した金額と同じか高い物件を購入した場合に、譲渡益に対して発生する課税を繰り延べることができる制度です。ただし、安い物件を購入した場合には、その差額について課税されますが、譲渡所得税よりも税率が低くなります。自分が住んでいなくても、3年以内であれば適用されますが、正確には3年目の12月31日までのため、注意が必要です。所有期間も1月1日時点で10年以上でなければならず、通算で10年以上になっている必要があります。さらに平成29年12月31日までに売却しなければ適用されません。特例を受ける場合には、前々年に3,000万円特別控除、分離課税の特例を受けていないことが必要となります。
建築の設計について

建築用語『詳細図』とは?

建築用語で使用される「詳細図」とは、設計計画した物の中で、重要な部分や理解されにくい点について図面や章で詳細に書き表したもののこと。納まり寸法や仕上げ方法、材料などが書かれている。通常縮尺が1/50、1/30、1/20などのスケールで描かれる。これに対して、縮尺1/100程度であらわされた図を一般図と呼ぶ。詳細図には矩計図、平面詳細図、展開図、建具リスト、階段詳細図、部分詳細図などがある。このような詳細図は、打ち合わせが進んでプランが固まってから、納まりやディティールなどの細部を表現していくのが一般的である。
建材と資材について

引掛け桟瓦のメリット・デメリット

引掛け桟瓦のメリットはたくさんあります。まず、引掛け桟瓦は軽量です。従来の土を使った工法よりもはるかに軽量なので、建物の重心を下げることができ、耐震性を向上させることができます。また、引掛け桟瓦は施工が簡単です。野地板と呼ばれる細木の上に並べてひっかけることができるので、熟練した職人でなくても施工することができます。さらに、引掛け桟瓦は耐久性があります。瓦自体の耐久性に加えて、野地板に固定されているため、台風や地震などの災害にも強いというメリットがあります。
建材と資材について

プリント合板の全てと活用方法

プリント合板とは、合板の表面に木目や模様などを直接印刷した物、または印刷した紙を貼り付けた物のことである。 木目調の製品では、無垢材を使用した家具に比べると安価なうえ、一枚板では難しい大きなテーブルも均一に木目をそろえることができる。反りや変形、ひび割れなどが起きることが少ないのも特徴である。その一方、木目や模様はあくまでも印刷なので、質感は無垢材に比べて見劣りする。また、同じパターンの模様で変化が少ないという欠点もある。紙を貼った物は、衝撃や水分などの影響ではがれ落ちることもあり、接着剤を使用するので、シックハウスなどの健康被害も懸念される。
建材と資材について

針葉樹の建築用途

「針葉樹の特徴」針葉樹は、ほとんどが常緑樹で葉の形状が針状または鱗片状の樹のことである。 代表的な物に、スギ、マツ、ヒノキ、モミなどがあり、温帯北部から冷帯を中心に世界に約500種類の針葉樹が分布している。針葉樹の組織は単純で、大半の樹種は90%以上が仮道管でしめられる。そのため英語でソフトウッドと呼ばれるように、軽くてやわらかい性質を持つ。 硬い性質を持つ広葉樹が床や家具に多く使われる反面、縦にまっすぐな材を切り出しやすく、また軽くて扱いやすい針葉樹は、柱や梁といった建築の構造材に多く使われてきた。 硬く重い性質の広葉樹と、やわらかく軽い性質の針葉樹で、適材適所に活用されている。
建築の基礎知識について

建築用語『プラン』 – 意味や使い方を解説

プランとは、建築用語として複数の意味を持ちます。1つ目の意味は、「計画、企画、構想」です。建築においては、建物の設計や建設を行う前に、その建物の目的や機能、規模や形状などについて計画を立てなければなりません。この計画のことを「プラン」と呼びます。2つ目の意味は、「設計図、平面図」です。建築においては、建物の設計を行う際には、設計図や平面図を作成します。この設計図や平面図のことを「プラン」と呼びます。プランを作成する際には、建物の目的や機能、規模や形状などを考慮して、最適なプランを検討することが大切です。また、プランを作成する際には、建築基準法やその他の法律を遵守することが必要です。
建材と資材について

建築用語『相決り』とは?種類や用途を解説

相決りとは、板材などに用いる継ぎ手の一種です。板厚を半分互いに切り欠き、異なる部分を同士に組み合わせて、隙間ができるのを防ぐ工作方法です。通常、この手法は15mm以下の厚さの、薄い板材を木口面で接合する際に用いられます。この手法では、重ねたときに下になるほうの板は釘で固定できるが、上になる板は固定することができません。そのため、フローリングのような、力のかかる床板などにはあまり使われず、力がそれほどかからない羽目などに使われます。板を幅方向でつなぐ際に相決りで接合することを「相決り継ぎ」と言い、相決りはぎ、違いはぎとも言う。角材などの接合で同様に両方を半分ずつ欠く方法のことを相欠きと呼ぶ。
建築の基礎知識について

葺き土とは?そのメリットとデメリット

葺き土とは、瓦を葺く際に、野地になじませるために使われている土のことです。瓦桟を用いない場合に使われ、粘土に川砂や藁すさを混ぜて使用されていました。質の高いものの場合、何バンドと呼ばれる粘土に石灰などを混ぜたものが用いられることもあります。葺き土は、昭和初期まではよく使われていましたが、大量の土を使うということが、重量の増加を招くことと、熟練の職人にしかできなかったことで衰退していきました。
住宅の部位について

コンドミニアムとは何か?

コンドミニアムとは、アメリカなどの分譲マンションのことです。個人が所有する権利と他者が利用する権利が区別され、オーナー様が使用しない期間は旅行者などに貸し出すことで、賃貸形式を取ることもあります。この形式は良くリゾート地で見られる方法で、その賃貸収益はオーナー様に還元され、「コンドミニアム」はいわゆる賃貸型リゾートマンションといった意味としても使われています。コンドミニアムはよくリゾート地においてホテルと比べられることがあります。その違いとして、コンドミニアムにはキッチン、リビング(ダイニング)、ベッドルームといったユニットが揃っているのが特徴です。食器や調理器具なども充実していることが多いため、長期滞在に適しています。この他、居住者と滞在者専用のプールなどの施設があることが多いです。
建築の基礎知識について

建築用語「光束(こうそく)とは」その意味と計算方法

光束とは、光の明るさや強さを表す量のことです。光源から発せられる光のエネルギーのうち、人間の目でとらえられる光の量を光束といいます。光束の単位はlm(ルーメン)で、照明用光源の明るさを表すときに多く用いられます。明るさというものは、視覚の感覚にとらわれ、個人差が生じてしまいます。そこで、平均的な観測者の視覚ということを基準とし、標準比視覚感度という規定が作られました。これを使用することで、物理的に光束を算出することができるようになりました。光束を光の線ととらえるのであれば、これが立体的角度密度を持ったときには、光度と呼びます。光度の単位はcd(カンデラ)で、まぶしさを表す際に使用されますが、光束を単位立体角で割ったものになります。
建築の設備について

泡消火設備とは?

泡消火設備とは、スプリンクラー設備などが適さない状況を想定して設置される設備のことです。水と泡消火剤を混合させて放射し、さらに、放射出口で空気も取り込んで空気泡を作り出します。軽い微細な気泡を作り出すことで、燃焼面を被覆し、酸素を遮断して消火します。同時に、水の冷却効果も狙っているのが泡消火設備です。ビルの中でも、自動車火災に対して効果を上げることができるため、駐車場に設置されていることが多いです。泡放出口にもいろいろな種類があり、その状況に合わせて選択することになります。ビルやデパートで使われているものは、フォームヘッドと呼ばれているタイプが一般的に使われています。
建築の工法について

建築用語『ホゾ』について

ホゾ継ぎは、木材や石、金物などを接合する際に、一方の材にあけた穴にはめ込むために他方の材に作った突起のことです。 ホゾは一般的に直方体状で、形状によって片胴付きホゾ、三方胴付きホゾなどがあります。木造建築では柱と土台をホゾ継ぎするのが原則です。この際、水平力がかかると、接合部はずれませんが、柱の上部はぐらつくピン接合になります。柱に水平力がかかっても倒れないようにするためには、筋違を設置すればよいでしょう。これは剛接合にはなりませんが、柱、土台、筋違による三角形は崩壊しなくなります。ホゾ継ぎのための施工をホゾ付け、ホゾ穴彫と呼びますが、プレカット工法が一般的になってからはどちらも行なわれなくなりました。
建材と資材について

ポスシステムとは?仕組みやメリット・デメリットを解説

POSシステムとは、英語の「pointofsalessystem」の略称であり、アメリカのスーパーマーケットから始まった商品の価格情報管理システムです。多くはバーコードが用いられ、これによってマーキングされた商品は価格の不正が行なわれることなくレジを通ることになります。商品の価格管理の他に、売り上げ計算や販売個数、さらには購入者の男女別、年齢別などの付加情報を入力することが可能です。マーケティングに役立つ様々な情報を楽に集計できるようになったので、仕入れや在庫管理にも有効活用されています。スピード、正確さ、情報量すべてにおいてメリットの高いPOSシステムですが、導入に経費がかかること、対面での柔軟な値引きなどに対応できないことが小売業では問題になります。
建材と資材について

建築用語『鋼材』

鋼材とは、鉄鋼材料の総称のことである。建築や機械の材料としてそのまま用いることができるように、板、棒、管の形に加工されている。性能が安定しており、主要部分に最も良く使われる建設材料である。鋼を圧廷鋼材、鍛造、鋳造などによって、加工するといった成型した鉄鋼一次製品のことである。建築用資材として良く使われる鋼材は、棒鋼と形鋼である。鋼矢板は、基礎工事の土止め用の形鋼として使用され、H形鋼、I形鋼、箱形鋼などは柱として使われる。鋼には、炭素を含んでいる普通鋼と、用途のためにニッケル、コバルト、クロムと言った物を加えた特殊鋼が存在する。鋼材はこれらの鋼を延ばして成形する圧延によって作られていることが多い。
関連法規について

建築用語『絶対高さ』

建築基準法による建物の高さ制限とは、建築基準法で定められた建物の高さの上限のことを指します。その地域で定められている建物の高さの上限に達しないように、建築物の一番上部までの高さを規制しているのです。この高さ制限は、第一種・第二種低層住居専用地域で定められており、10mまたは12mとなっています。この違いは、自治体が都市計画として条件を定めているためです。建築基準法では、建物の高さとは防火壁や棟飾りなどの突起物を除いた部分と定めており、地盤面から棟木の上端までの高さとなります。ただし、瓦や鬼瓦は含まれません。また、条件を満たせば、屋上に出るための階段室やエレベーター塔などは含まれない場合があります。10mの地域であっても、敷地面積などの条件をクリアすることができれば、高さ制限を緩和できる可能性がありますが、条件は厳しく、建築審査会の許可が必要となることから、実際にはあまり現実的ではありません。
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