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住宅の部位について

建築用語『成』の解説

「成」とは、建築用語において、その部材の長手方向の寸法を指す。幅に対しての呼び方であり、高さの代わりに成と呼ぶことがある。 桁や梁といった材の上端から下端を指すことも多いが、梁なら梁成などの呼び方をするため、梁の高さが意味していることが分かる。つまり、成とは、幅や長さに対して使われる言葉なのだ。同じように用いられる「背」は、立ち木のときに陽を浴び成長したほうを呼ぶ。そのため、立ち木のときは、背のほうに曲がろうとし、直線で製材しても木目が背のほうに曲がってしまう。製材後も成長する力が残ってしまっていることもあり、水平材として使うと下方向に変形することから背を上にして使わなければならない。太陽を浴びる背に対して反対側のことを腹と呼ぶ。
建築の基礎知識について

建築用語『見積』の基礎知識

見積とは、積算した金額に利益を加算して金額を出したものです。 積算とは、材料や人件費など、工事にかかる費用を計算することです。見積では、この積算額に利益を加えて、最終的な金額を出します。見積を取ることによって、建物に使われる部材がわかります。 また、どの程度の利益を乗せているのかを想像することもできます。複数の見積があれば、相場がわかりますし、安価に請け負う業者を見つけることもできます。見積は、業者を決める材料として使われます。 もっとも簡単な方法は、最初から施行者を指名して見積を取って決定する方法です。この方法は、特命と呼ばれることもあります。
建材と資材について

小叩き仕上とは?その特徴と施工方法について

小叩き仕上の特徴と魅力小叩き仕上は、石の表面を特殊な金づちを用いて仕上げていく方法で、滑らかに仕上げるための、びしゃん叩きの後に、さらに両端か片側の先端がとがった石材用ののみを使い細かな平行線を刻んでいく。現在では、コンプレッサーにニーマを取り付けて施工していくが、角回りなどの細かな部分は手作業で行なわれている。石材としての強度がなければ耐えられないため、小松石程度の硬さがなければ行なうことができない。大谷石はあまりにやわらかいため難しい。小叩き仕上の特徴は、まず、素朴な感じを作り出すことができることだ。平行線にすることで、色合いも強調できる。また、滑り止め効果があるため、床材や階段などにも適している。さらに、耐久性にも優れている。小叩き仕上の魅力は、その独特の風合いにある。平行線が刻まれた表面は、光が当たると反射して、美しい輝きを放つ。また、年月を重ねるごとに風合いが増していくのも魅力の一つだ。
建材と資材について

建築用語『木裏』の理解を深めよう

木裏とは、木の中心に近い方のこと。対する木表は、樹皮に近い面のことを言う。木を一枚の板に加工した場合、水分が抜けていくにつれて、多くの木は木表の方が収縮が大きいため、木表側へ反っていく。そのため、反っても建具の開閉ができるよう、鴨井では上側、敷居では下側にして、木裏を使用するのが一般的。また、木は心材の方が腐りにくい性質があるため、外部の雨がかりに使用する場合は、木裏を仕上げ面にすることがある。しかし、樹木は成長するときに木表側に被さるように成長するため、木裏は木表に比べて木目が引っかかりやすい。そのため、素足で歩く縁台やウッドデッキなどでは注意が必要となる。
建築の基礎知識について

建築用語『工事請負契約』とは?

工事請負契約とは、当事者の一方が相手方に対し工事を完成することを約束し、相手方がこれに対して報酬を与えることを約束する契約のことです。主に工務店と建て主の間で取り交わされます。工事請負契約の内容は、請負工事金額、工事期間、請負金額の支払い方法、工事中のトラブルに対する措置、工事完了時期などについて定められています。工事請負契約の形式のひとつに、先行請負契約形式があります。これは、簡単な一般図の作成段階で工事請負契約をしてから、建築主と請負者が詳細打ち合わせを行ない、契約締結後に実施設計や建築確認申請を進める方式です。この場合は、実施設計前に建築費の見積り算出を行なうため、概算レベルの見積りになり、詳細打ち合わせを行なうにつれて、追加費用が発生する場合が多いです。
建材と資材について

ラテックスの基礎知識と応用

ラテックスとは、水中にポリマーの微粒子が安定に分散したエマルジョンであり、自然界の乳状の樹液や界面活性剤で乳化させたモノマーを重合することでできる液体のことです。ラテックスの語源はラテン語の「乳液」を意味する「ラテックス」であり、植物から得られる「ラテックス」はほとんどの場合白色ですが、黄色、オレンジ色、緋色のこともあるといわれています。もともとはゴムの樹から採られた白色乳状の樹液である天然ゴム液のことを指していましたが、天然ゴムに似た水分散体の工業的な製造法が発明され、合成ゴムラテックスやエマルジョンが開発されて「ラテックス」と呼ばれるようになりました。ラテックスは、ゴム、服飾、塗料などの製造に使用されており、日常のさまざまな製品に使用されています。
建材と資材について

建築業界でよく耳にする『ポリマーモルタル』とは?

ポリマーモルタルとは、セメントと砂、水で混練したモルタルの一部で、結合材として有機高分子であるポリマーを利用したモルタルのことである。ポリマーモルタル自体は新しい概念ではなく、古くから使われてきた。セメントに対する大量の混和剤として利用されることで、モルタルのもつ性能をカバーすることができ、結果として、水セメント比を下げることができることから高強度を得やすく、乾燥収縮も低減できる。また、空気の連行性にも優れ、凍結融解抵抗性も改善される。ポリマーモルタルは有機高分子であることから、保水性が改善し、材料分離抵抗も高めることができるため、大気中の二酸化炭素による中性化に対しても抵抗性を持つ。接着性も優れているため、補修材としても利用できる。
住宅の部位について

テラスハウスとタウンハウスの違いってなに?

テラスハウスとは、各戸が土地に定着していて、共用の界壁で連続している住宅のことです。長屋建て、連続建てとも呼ばれます。テラスハウスは、土地の有効活用という観点から見ると、効果的な設計手法です。テラスハウスは、隣接する住宅と壁を共有しているため、建築コストを抑えることができます。また、テラスハウスは、住宅の密度を高めることができるため、都市部での住宅需要に応えることができます。テラスハウスは、外観の統一感があり、景観を損なわないというメリットもあります。また、テラスハウスは、隣接する住宅と壁を共有しているため、防音性が優れているというメリットもあります。
住宅の部位について

建築用語『荒床』について

荒床と仕上げ材荒床は、のちに仕上げ材を張ることにより隠れてしまうため、土足で歩くことも許されており、仕上げ材の種類によって下地の種類が変わります。
仕上げ材の種類は、フローリング、畳、カーペットなどがあり、フローリングの場合、荒床の上から合板を張ってからフローリングを張ります。
畳の場合、荒床の上に根太を組み、その上に畳を敷きます。
カーペットの場合、荒床の上にクッションフロアーを敷いてからカーペットを敷きます。
建築の基礎知識について

建築用語『原寸図』とは?

建築業界で原寸図とは、実物大の寸法で描かれた図面のことです。 縮尺は一分の一になります。原寸図は、現寸図とも呼ばれます。規模が大きい部材を制作する場合は、あらかじめ原寸図や原寸模型を作成して検討します。現場では合板などに描くこともあります。鉄骨造の建築では必ず原寸図を描くため、鉄骨の寸法があっているかを確認する原寸検査を行います。原寸図を描く場所を原寸場と呼び、鉄骨工場の中二階などにあることがよくあります。通常の施工時には、100分の1などに縮小された図面から寸法を読み取り、部材に墨付けを行なっていきます。しかし、この際に読み取れない部分が生じることも多々あります。その場合、分かっている寸法だけで原寸図を描き、不明な寸法を求めるという用途で原寸図が使われます。
住宅の部位について

船底天井のこと。

船底天井とは、天井の中央部分が両端よりも高く作られている天井のこと。 天井の中央部分は、両端よりも高く作られていくため、自然と勾配を付けなければいけないため、船底のような形になっていく。天井を上げることによって、室内空間が広く感じるようになる。主に和室で用いられてきたが、特に数寄屋造りの住宅で多く見られる。勾配をきつく付けた場合には、屋形天井や尾上天井と呼ばれることもある。
建築の基礎知識について

建築用語「養生期間」の意味と重要性

建築用語の「養生期間」とは、コンクリートやモルタルを打設したのち、十分な強度を発現させるために必要となる期間のことです。打設終了後に乾燥したり風雨にさらされたりすると、正常な強度の発現を望むことができなくなり、ひび割れなどの問題を生じることになるのです。また内部の鉄筋が動いてしまうなど、構造的な強度にも影響を及ぼしていくことになるので、シートをかけたり養生マットを敷いたりするなどして対策をしていくことになります。特に打設後には十分な水分が必要になり、日光などにさらされて乾燥したりすることは防がなければならないのです。この間振動を与えないことも重要になってくるでしょう。また養生期間中には、特に水分が凍結するような温度にならないようにすることも必要となるのです。
建材と資材について

ラミネート天井とは?特徴とメリット・デメリット

ラミネート天井とは、天井に使われている合板に対して、特殊加工であるラミネート加工を施された物のことです。 紙を使った化粧板を使っており、模様を描かれた物だけではなく、木目をプリントしたような物があります。ラミネート加工された板を天井に使われていることから、ラミネート天井を短縮してラミ天と呼ぶことも多いです。高級な材を使わずとも加工することができることから、コストダウンには強い効果を発揮します。和室の天井には、これまで無垢の天井材が使われることが多かったのですが、非常にコストがかかってしまいます。代用品として使われることで、多く普及していきました。天然木を貼りつけた物もありますが、これは付き板であってラミネート天井とは異なります。
住宅の部位について

座敷とは?日本建築の伝統的な部屋

座敷の歴史と起源座敷の歴史座敷は、日本建築の畳敷きの接客用に使われる部屋のことです。平安時代末期に畳を敷くようになったが、板敷の上に座具としての畳を敷いて座るにとどまっており、それも客用として使われる物で、日常的に使う物ではなかった。これが発展し、近世始めには居間などにも現代のように畳が敷き詰められて使われるようになっていく。このことから、来客に対応できるための部屋を座敷と呼び、客間のことを指す。日当たりや風通しがよく、客を宿泊させるためにも使うことができる部屋と言える。家族が使う部屋は、客間とは区別するため、奥座敷と呼ぶことも。宴会を行なえる、大きな和室のことも座敷と呼ばれる。座敷の起源座敷の起源は、平安時代末期にさかのぼる。この頃、貴族や武士の間で畳を敷く習慣が広まり、座敷が誕生したと言われている。当初は、畳を敷いた部屋のことを「畳敷き」と呼んでいたが、後に「座敷」と呼ばれるようになった。座敷は、来客を接客するための部屋として使われることが多く、日当たりや風通しがよく、広々とした部屋であることが特徴だった。また、座敷には床の間や違棚などの装飾が施されることも多かった。座敷は、日本の伝統的な建築様式である書院造りの特徴のひとつでもある。書院造りは、室町時代に発展した建築様式で、座敷を主室とした住宅や寺院が数多く建てられた。書院造りの座敷は、広々とした空間が特徴で、床の間や違棚などの装飾が施されることが多かった。座敷は、日本の伝統文化において重要な役割を果たしており、現在でも多くの住宅や寺院で見ることができる。
建築の設備について

連結散水設備とは?役割や構造を解説

連結散水設備の役割は、火災が発生した際に煙や熱の充満により消防活動が困難になることが予想されるような地下階等に設置され、スプリンクラー設備など、消火活動を助ける消火設備とは性質が異なる消防設備です。連結散水設備は、送水口、配管、連結散水ヘッドから構成されており、ポンプ車のホースから送水口に圧力水を送り込むことによって、連結散水ヘッドから散水を行なうことができます。スプリンクラーと似た構造ですが、連結散水設備は外部から圧力水を導入する必要があるのに対し、スプリンクラーはそれ自体が水源及び加圧送水装置を有していて、自動的に火災を感知して消火を行なう点が異なっています。連結散水設備は、消火活動の効率を高め、消防隊員の安全を確保するために重要な役割を果たしています。
建築の基礎知識について

ビーダーマイヤー様式とは?特徴と歴史

ビーダーマイヤー様式は、19世紀前半のドイツ、オーストリアを中心とした家具、装飾、美術などの様式です。当時の人々の生活に見合った、つつましくも美しい生活空間を表現していることが特徴です。
ビーダーマイヤー様式は、アンピール様式をよりシンプルにして、実用性、機能性に重点を置いたものだと言われています。アンピール様式とは、1804年、ナポレオンが帝政を確立してから19世紀中期ごろまでの、フランスの建築、家具、装飾の様式です。直線的かつシンメトリーで、装飾モチーフには古代ギリシャ・ローマのものに加えて、エジプトの装飾要素も取り入れられていることが特徴。具体的な装飾意匠としては、パピルス、スフィンクス、勝利の女神、月桂樹などが用いられています。
建材と資材について

建築用語『メンテナンスフリー』ってなんだろう?

メンテナンスフリーとは、保守点検などの必要が一定期間必要ない製品や部品、資材や建材のことを指します。住宅などの大きな設備から小型家電やバッテリーなど、多くの製品に「メンテナンスフリー」が存在します。同じメンテナンスフリーであっても、製品によっては保守点検不要期間が異なります。メンテナンスに手間がかかったり、費用が大きい場合、メンテナンスフリー商品で手間と費用のコスト削減を実現できる可能性もあります。メンテナンスフリー対象品とそうでないものの違いは、メンテナンスの頻度となるため、製品の寿命自体とは別物とする場合もあります。
建築の基礎知識について

建築用語『フローチャート』とは?

フローチャートとは、流れ図のことであり、工程や作業の経過を示す図面である。工程管理合理化に役立ち、プロセスの各ステップを箱型で示し、流れをその箱の間の矢印で記して、プロセスやアルゴリズムを表現する。データの流れを表さず、操作を順番に示すことによりデータの流れを示すことに重きが置かれている点で、データフロー図とは異なる。様々な分野における工程の設計、分析、管理、文書化に使用される図となっている。
建築の基礎知識について

不同沈下とは?原因や対策について解説

不同沈下の原因はいくつか考えられます。1つは、地盤の軟弱です。基礎の地盤固めが不均一に行われていたり、盛土や埋め立て地では締固めが不十分であったり、また、軟弱基盤にもかかわらず十分な地盤補強工事を行なっていないなどが挙げられます。もう1つは、地中の土塊や有機物の腐食が原因で空洞ができてしまい、圧密沈下することがあります。また、不同沈下は、建物や地盤の重みの変化によって引き起こされることもあります。
建材と資材について

T形鋼とは?特徴や種類・用途を紹介

T形鋼とは、断面がアルファベットのTのように見える材軸方向に長い鋼材のことです。 これは形鋼の1つであり、フラットな形状に比べて比較的軽量に作ることができ、曲げに対して強いという特徴を持っています。もともとは、H形鋼を中心で2つに切断して作られていたことから、カットティーとも呼ばれています。CT形鋼と呼ばれることもあります。溶接構造で作られることもあり、Tの字の垂直部分の長さにいろいろな物があります。溶接の場合には、水平部分のどこにでも垂直に溶接して作ることができるため、Tには見えないような断面の物を作ることも可能です。建設ではフランジ材として利用されるだけではなく、橋梁やトンネル工事でも活用されることがあります。
建築の設備について

サーモスタット付き混合水栓の仕組みとメリット

サーモスタット付き混合水栓とは、混合水栓にサーモスタットが取り付けられている物のことです。混合水栓とは、水と温水が別々の蛇口から出るのではなく、ひとつの蛇口から出せる水栓のことです。水と温水を混ぜ合わせることで好きな温度に調節することが可能ですが、サーモスタット付き混合水栓の大きな特徴は、温度を自動で調節できることです。混合水栓自体は手動でも調節できるため、似たような機能にも見えますが、サーモスタットがついていると、お風呂の温度が安定したまま一定に保たれるので、入浴中に温度が急に冷たくなったり、熱くなったりすることがありません。しかし、サーモスタットがついていない混合水栓の場合、水道水などの温度に影響されるため、温度は安定せず、入浴のたびに温度を調節しなおす必要が出てきます。また、季節によっても調節しなおす必要があります。
建材と資材について

セラミックタイルの基礎知識とは?

セラミックタイルとは、磁器質タイル、炻器質タイル、陶器質タイルの総称です。セラミックタイルは、粘土を焼き固めた物であり、超微粒子の結合で吸水性が非常に小さい特徴を持ちます。タイルの材料となる天然の石材や粘土を焼き固め、微粉末状に練り上げて作られます。さらに、4000トンほどの高圧プレス機で成形し、1300度ほどの高熱で焼き上げると、セラミックタイルは完成します。光沢があるため高価に見えたり、硬度が高いため耐久性が良いなどのメリットがありますが、一方で鏡面仕上げの物はワックスが塗れなかったり、滑りやすかったりなどのデメリットもあります。
建材と資材について

アメリカ積みでポップな壁を作り上げる

建築用語の「アメリカ積み」とは、レンガの小口が5〜6層ごとに見られることが大きな特徴の積み方のことです。長手を積んでいるときには、目地を半枚ずらすことで強度を高めていく積み方です。単純な積み方になっていくことから工期が早い積み方ではあるものの、内部にも目地ができ上がるため、強度として考えた場合は、アメリカ積みは強いものではありません。見た目はアメリカで多く見られるようにポップな仕上がりになるが、強度の問題から低い壁に使うことに適しています。構造的に問題がないのであれば、間仕切りにも使うことも可能です。レンガの色や種類を変えてみることで、さらにポップな仕上がりにすることができ、インテリアとして考えると重宝する積み方です。
建材と資材について

建築用語『耐久性』とは?

耐久性とは、ある材料が外部からの物理的、化学的な影響に対して、どれだけ長く抵抗できるかを示す性能のことです。建築物では、柱や梁、壁などの基本構造部分の耐久性と、設備配管などの耐久性が異なります。また、材料の選定の仕方、維持管理の方法によっても耐久性が変化します。骨材の凍結融解作用に対する安定性、風などの浸食、すり減り作用に抵抗する性質のことを指します。アスファルト舗装では、剥離やはく脱、ひさんやひび割れが起こりにくいことを耐久性が高いと言う。
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